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第18話 特例ランク、三上ギルマスの決断

 眠いトムを拠点に寝かせてから、エアーウイングで移動し今ギルドの中に居るのだが、何だろう前回より人が減ってる気が…………。

 さて査定でもと移動したら、ギルマスに捕まる。


「お? 以外に早く来た、こんなに速く大丈夫かね?」


 三上ギルマスから、何か圧を感じるのだが。


「今日は冒険中に見つけた宝箱の中身や、魔物の素材を売りに来ました」


 何か疑りながら、此方を見るがスルーして査定に向かう。

 何故か後ろからギルマスと、暇そうなギルド職員等が野次馬に来ていた、一応虫の魔物と植物魔物だから、三上ギルマスに見て貰った方が良いだろう。


「三上ギルマスさん」

「なんだね?」


 少し間を置いてから私は言う。


「鑑定出来る男性職員に、虫や植物の魔物を頼みたいのですが?」


 虫系魔物は、女性職員には禁止だったからね、一応広い場所を頼んだら何故か訝しげに睨まれながら、三上ギルマスと男性職員数人で、使わない様な蔵らしき倉庫に入りそこでハイパーゴキやゴキ処分不能を大量に、万能カバンか空間転移の様に出したら何故か悲鳴ではなく、歓喜の声が上がる………何故だ!


「これ全部鑑定ですか? 大量にあるが此は数時間で捌けるだろうか?」

「まだ在りますよ」

「なん………だと………!?」


 私は次に肉食花イーターフラワーのエーテル魔石や、潰れた素材を出したら更に歓喜の声が、どうしたんだこのギルド、歓喜の声が多すぎないか?


「此は………ギルド始まって以来の、大型新人の誕生だな」


 何故か三上ギルマスの顔が、表情を失い仏頂面に変わって居た、何時もの爽やかイケメン顔は何処に置いてきたんだ?


「金属類はどうしますか?」

「まだ在るのかね?」

「だから宝箱の中身も、査定して下さいと言いましたよ」

「確かに聞いた様な………」


 どうせ大量に捨てたい鋼鉄の山あるしね。


「ではそっちはギルドの中だな、諸君後は頼んだ」

「「「「任せて下さい」」」」

「初めての大量の仕事だ」

「暇をもて余さない仕事、やっと生きてるて感じるぞ!」

「俺は給料アップを期待するぜ」

「「「確かに」」」


 私はそんな職員の言葉をスルーし、三上ギルマスと女性ギルド職員が居る場所に移動し、次はトムが無駄に持って来たゴミ宝箱の武器や防具を売る。


「では、提出をお願いいたします」


 髪の長い商業ギルド職員らしき女性の案内で、BOXの方へ要らないを入れるが、BOXは小さく私はえらく舐められたもんだ。


  「さてと、じゃんじゃんいきますかね」


 万能カバンから、鋼鉄武防具シリーズを全部出すが見下した女性職員二人は、開いた口が塞がらないでいた。

 二人共美人なのに、残念美人職員になっていた、男性職員とは大違いだな。


「鋼鉄の武器や防具はこんな感じです、あと銅剣や鉄剣も」


 自体に付いていけない二人は応援を呼び、査定品質Bで換金額50万アイリスを手入れるが、まだ男性職員の方は終わらないらしい、あの硬い虫モンスター出したら今日中に終わらないから、出さなくて正解だったな。

 そして手続きが終わる頃、男性職員に手続きの中断をさせられた。


  「待った、まだギルマス達の判断が終わってない、えらい騒ぎに成ったぞ」

  「え″!?」


  何か慌てた感じで、私は連れて行かれるのだった。


 蔵の様な倉庫に戻り、男性冒険者ギルド職員と商業ギルド職員に、何故か倒れている魔法使いと服装が浮いて居る、眼鏡をして縦ロールドリル金髪女性とギルマスが居た。

 近くにはゴキ部位が積まれたり外皮の黒い山と、一応解体せずに首が落ちたハイパー化したゴキが、放置状態だがどうしたのだろうか?


「すまないがコイツの査定が纏まらないから、商業ギルドのトップが魔法使って、来て貰ったのだよ。

  それに世界的に珍しい魔物だ、しかも近年では他国以来の快挙や飛び級更新記録の大偉業だ」


 だが三上ギルマスの表情は、さっきよりも仏頂面が深刻化していた。


「此で職員を少しでも、給料改善されるな」

「それにしても、何処で倒したか気になるわね………」


 そう言えば二人共に同じ指輪してるが、夫婦なのか?

 その時お約束のクレア先生登場。


 〈マスター、アレは通訳指輪ですよ〉


 通訳指輪か、共通言語の世界なんて無いもんな、金髪ドリルが何処かの国の国王に高く吹っ掛けてとか言って居たが、一応聴かなかった事にする。


「───あの14歳の最年少でレーティシア王国の、ハルモニア冒険・商業ギルド所属の冒険者が居るのよ。

  14歳でゴブリンの巣窟を壊滅し、ブラックバイパーキングを倒してプリンなる食べ物を喫茶経営をする有名な子よ、確か今は十六歳だったわね」


 あのハルモニアか、まあその少女には会った事は無いが、今頃あの領主は奥さんを満足させてるだろう、後はそろそろネフィルさんの体調を確認しに行こう、クレアに頼めば結果は早く分かるだろう。


 〈お任せを、マスター〉

  「まあ色々逸話は在るけど、レーティシア王国のガードでその冒険者の素性が不明なのよね」


 国の戦力の秘匿工作による、情報漏洩統制とかかな? それか、個人情報を何かあって保護されてるのかも知れないね。


「で、鑑定結果何時に成ります?」


 二人は悩んだ挙げ句に、金髪ドリルのお偉いさんが口を開く。


「私の権限で、白金オリハルコン冒険者指名も可能よ」

「それは俺の仕事だ、勝手な事をしないでくれたまえ」

「辞退します私は三上ギルマスに、一任します」

「そうだな、いつの間にか冒険者ランクがCだったが、私が君の冒険者ランクを決めよう」

「チィ! ………」


 何か舌打ちが聞こえた様な、そして三上ギルマスが私に示した冒険者ランクは。


「冒険者ランクBだ」

「まあ確かに、マンイーターフラワーは強敵だけど、決め手はやはりこの変異種のコックローチよね」

「そうだ、普通に金属よりも硬い魔物を、二人だけでは普通は倒せない魔物と認定し、更にそれを猫精霊様たる仲間と倒したのが素晴らしい、勇者でも英雄でも成せない偉業だ、故に君にSランクは贈呈したいが、それは少し色々面倒な手順が必要だが、他のランクなら特例が可能を見込んで俺からこの新たなランクの冒険者カードを、雅史殿に贈呈する……では冒険者カードを」


 私は冒険者カードを渡すと、何故か男性職員が手にすると走り、数分後息を切らせて帰って来た、私はSランクよりBランクの方が安心する、そして受け取った冒険者カードは……。


「おめでとう、今日から君は特例のAランクだ」

「図ったな、三上ギルマス!!」

「人聞きが悪いぞ、私はBランクを贈呈とは言ったが、普通はAランクに成れるには長い実績が必要だが、こんな化物を相方は居ないが普通に冒険者二人で、この様な魔物を倒せる様なのは異常なのだよ」

「酷いギルマスだな、まあAランクは在りがたく貰います」


 まあ、実績期限が必要無くなったのは、普通に楽だな。


「チィ! 私の目論見が………覚えてなさい」


 何か不穏な言葉が聴こえたが、こうして私はこの惑星初の短期Aランク冒険者になった、因みに私の未来の私の妻が後にこの最年少の色々な記録を塗り替えてくれた、しかも指名したのは三上ギルマスではないとだけ言っとこう、天才的な人間て何処の世にも居るもんだ。


「じゃあ何か用が在れば、ドラルーラの港都市のファンタジアに来なさいな、ファンタジア所属の冒険者登録して………」

「させぬよ!」


 何であの国王が居る、ドラルーラに冒険者所属しないと成らないねん、私は嫌だから断った。


「何だって!?」


 何故か断ったら驚かれた、驚く程だろうか? この商業ギルドのトップの人。


「正義は我に在り」


 いやいや三上ギルマス、正義とか何もないから。


「一応国無所属のままで」

「…………まあ良いか、お奉行様にも喜ばしい報告が出来るからな」


 何か変な間が在った様な、私はカードを受け取りゴキの一部の素材は大和神国が相場の値を即決払い、ハイパーコックローチとマンイーターフラワーは、商業ギルド本部が二十億アイリスで買い取った、因みに買い取りに発生した税金は、商業ギルド本部が直接大和神国に納めた税金を差し引いた額を、冒険者口座に入金される事になった。


 因みに三上ギルマスの方は、臨時収入を職員分配する仕事が忙しい為、聖条京の大和神国商業本部が適正価格から税金を引いた金額を入金、そして地球では何万光年逆立ちしても手に出来ない金額を、私は異世界で手にした。


 そして二日後、私とトムはハルモニアに来た、そして泣きながら街を出る、フィーネちゃんを見た、何かあったか分からないが心配だから変身し、フィーネちゃんが何故に街から飛び出したかを、トムにネフィルさんの容態確認と話を聞いて来て貰う。


「了解、では行ってきます」

「いってらっしゃい」


 そして私はロビンの姿で、フィーネちゃんを見守った、何かゴブリンらしき野郎がフィーネちゃんに近付き、何か雲行きが怪しくなって行く、そして私がフィーネちゃんを救出する事態に成ったのだった。



 高貴なL様∶今回は永久Bランクではないわね。

 作者オッサン∶最初の設定を変えたからね、冒険者を兵器にするランクてありふれ過ぎかなと思ってね。

 高貴なL様∶でも今回は、赤い白蟻出さなかったわね。

 作者オッサン∶それは後々あの王様に、直々に売り込みに行くからね。

 高貴なL様∶作者オッサンお気に入りのセーラ姫や、ルーシア姫をどう出すかね。

 作者オッサン∶私はヒロインがトムも面白いと思うが、アレは雅史のナイト的な腹ペコキャラだからヒロインではないな。

 高貴なL様∶何処かの姫的な設定ね。

 作者オッサン∶実際は姫ではないが、八兵衛とか色々設定はモリモリにしたな。

 高貴なL様∶モリモリに盛るなよ!

 作者オッサン∶それはさて置き、それでは次回あのやられ役登場です。

 高貴なL様∶ゴブルリンでしょ。

 作者オッサン∶言うなよ!


 

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