手を出してはダメの人達に手をだした結果
キリのいい所で運搬魔法の展開をやめたジル、ホムラ、ロート、ネロはギルドマスターから報酬の1人金貨5枚が入った麻袋をもらい、中身を確認してから冒険者ギルドを出た。
「家に帰ろう」
ジルが言うと
「異議なし」
「帰りましょ」
「あ~、王都とおさらば出来る」
とロート、ホムラ、ネロが言う。
王都の大きな門をくぐり外に出て、荷物を運んでいる人に近くまで乗せてもらう交渉をホムラがやって、念話でジルに話を通す
「(ok)」
「(了)」
気前のいいおじさんに乗せてもらいユラユラ揺れ動く荷馬車。
「始姐族の森の近くは、魔物の数が少なくて安全に行けていいんだ。」
「そんなにモンスターがいないのですか?」
「ああ、いないなぁ~」
背中を丸めて言うおじさんは植物の茎で作った笠を摘まみ前の方にずらした。
ジル、ロート、ネロは荷台に横になりホムラは座ったままでいた。
風が髪を揺らす。
◇◇◇◇◇
「ここでいいのか?」
「はい。ここで大丈夫です。後少し歩けば家ですし、ありがとうございます。」
おじさんは「そうか。そうか。」と言って頷きカラカラと荷馬車を動かして行った。
おじさんからもらった竹で作られた水筒とお握りを渡された。
丁重に断ったのだが「持ってけ」と怒られてジル達はしぶしぶ貰った。
何もない大地の上を歩くジル、ホムラ、ロート、ネロ。
歩いて少し喉が乾いたロートとネロは竹の水筒の中の水を一口飲む。舌に来るピリピリと痺れた感じがして、ロートとネロはジル、ホムラに念話で伝えた。麻痺毒が混入してるからお握りも食べるなと………
「(それにしても手の込んだやり方ですね)」
「(本当だな。まさかお握りにも麻痺毒と魔力循環の乱れ毒の混合とはね)」
「(あのジジイも仲間かもな)」
「(彼奴は黒だよ。黒。仲間だね)」
「(吐いて貰おう)」
ネロが言うなり転がってる黒服の男の腹を踏みつけた。
「ウグッ!!」
ものの5分前におこった出来事。
盗賊か山賊か分からないが、この覆面している変態に襲われた。
だが、そこはジル、ホムラ、ロート、ネロの4人は欠伸をしながら覆面男を返り討ちにしたのだ。
相手が悪かった。
ロートが覆面を取り男の髪を鷲掴みして引き上げる
「痛い。痛い。痛い!」
声が男より高い
ロート、ネロ、ホムラ、ジルは顔を見合せ頷き、服を引き裂く。
ポロンと出てきた2つのメロンに初めて女だった事がわかった。
が、ジル、ホムラ、ロート、ネロはメロンだけで信じない。
「へー。一応は恥ずかしい顔をするんだ」
棒読みのネロ。
「こんなことして許されると思ってんの?」
女(仮)が言い、ジルが、
「そんな事言って、生きて帰れると思ってんのか?」
冷たい目で見下ろすジル。
「ひっ!!」
「とりあえず、抵抗できないような手足の骨2、3本折ろう」
ホムラがこれまたジルと同様に感情を入れずただ台本を読んでるだけの様に聞こえてしまう。
ホムラの言葉でネロが実行した。
響く何かが折れる音に泣き叫ぶ女。
「ギャー。パパ!!ママ!!じいーじいー!!痛い!痛い!痛い!」
「煩いね」
ジルが言うとロートがズボンと下着を引き裂き、口に女の下着を丸めて突っ込み、手首と膝の後ろを縛り木の根元に縛った。
「げっ!。こいつ失禁してる!」
「あー、付いてない。じゃ、本当に女だったんだ」
ネロがニヤニヤ笑う。興味が全く無いジル、ホムラ、ロートは別の処で話をしだした。
「(ね~!。こいつの股の毛、剃っていい?)」
念話でジル、ホムラ、ロートに聞いてくる。声が弾み、新しい玩具が手に入った様にワクワクしてる。
「(好きにしてよし!)」
ジルが許可する。
「(ツルツルにしてあげなさい)」
ホムラも許可する。
「(穴が2つもあるから何か出ないように塞いだら?)」
ロートが言うとネロは、女の身体が身動き出来ない酔うに拘束して、髭を剃る泡で股に塗りたくった。
10分後。キレイになった股に裸にした男の物を女の穴の中に入れた。勿論魔法で入りやすくするために
(まさか、ジルやホムラに開発していた香油がこんなことで試しに使えるなんて、俺って天才かも)
なんて、考えながらジル、ホムラ、ロートを呼び、見せつけた。
「どーだ。すごいだろ?」
そこには若い男女の繋がった姿があった。
「「「・・・」」」
何とも言えない空気がそこに漂う。
遠くからカラカラと荷馬車を引く音が聞こえる。
ジル、ホムラ、ロート、ネロは頷き飛行魔法と結界魔法で自分達の影を消し荷馬車を引いてくる者を見た。
それは、ジル、ホムラ、ロート、ネロを乗せてくれたじいさんだった。
「様子を見よう。」
ロートがジルをお姫様抱っこ。
ネロがホムラをお姫様抱っこして、先程のじいさんを見ていた。
「サナ!サナ!」
繋がった男をずらせて揺らす。
「んっ…。じいーじいー余り動かさないで、大きくて…感じちゃう」
「孫娘~!」
じいさんは男を娘から抜けだすとポイっとゴミの様に捨てる。
「ああ~、純血が~」
じいさんは孫娘の股の前に頭を垂れ大泣きをしていた。
その後、峰打ちで気絶していた盗賊の男達が目を覚まして、じいさんの目の前で大好きな孫娘を犯していった。
「(こんなことになると思ってた。)」
「(本能には勝てないですね)」
「(あれじゃ、誰が父親なのか分からんな)」
「(人間って面白い!)」
「(ある程度距離が空いたら結界魔法を解除して飛行魔法だけで帰ろう)」
「「「(((分かった)))」」」
「(じゃ、今度こそ家に帰ろう)」




