冒険者ギルド
王都の冒険者ギルドの受付嬢が屋良かしたお陰でこちらは大変な目に有ってます。
問題の受付嬢の事を調べれば出てくる。借金に他、本社のギルドののお偉いさんの人と男と女の中。
このお偉いさんは仕事が出来なくて自分好みの女を近くに置きたくた仕事がバリバリ出来る受付嬢に嫌がらせに恫喝を繰り返して仕事出来ないようにしたの。
しかもこの馬鹿女はニコニコ顔でやってても今までの速さはない。ギルドに苦情を入れる冒険者もいる。
私達が後手後手に回ってしまったせいで最強冒険者達が突然姿を消した。
捜索したけど見つからない。でも、ジルさんやホムラさんがそんなに簡単に殺られるわけ無い。
きっと何処かで自由を満喫してるよ。
えっ?!私ですか?名前?
そんな~名乗るほどの者じゃ有りません。
ただの受付嬢です。
まぁ、あの受付嬢が梅毒にかかったと聞いて、ざまぁって思ってるだけです。ふふふ、ギルド内で散々いじめてもらいましたからね!積年怨みです。クックックッ
今は治療の為にお金が必要で泣く泣くブランドの鞄を手放してるってことは聞いたよ。まぁあの子は元々誰にもすぐにそれこそ路地裏でもすぐに股を開いて一発やってる人ですから。
見られて興奮するんだって。
私には分からん感覚だよ。
だってやってる姿を色んな人に見られるのが好きで咥えてる姿を。快感で喜んでいる顔を見られて、もっともっと言っているからね。
ギルドマスターはそんな受付嬢に夜の店を紹介したよ。
受付嬢はギルドの看板だからね。
そんな奴は置いときたく無いんだろう。
だから大好きな男漁りが出来て毎日咥えてる事の出来る店。
何処にって聞かれたら例の店って答えたわ。
喜んで夜の店の従業員になって二足のわらじはダメ出し副業ほダメなので受付嬢はやめて貰ったよ。
あー最高にいい~♪。香水の臭い匂いと化粧の匂いと体臭が混じった鼻が落ちそうになる匂いを嗅がなくてもいいのは。あの手の匂いが好きな男はあの女がいる夜の店を紹介しますぜ?
何せあの女からの依頼ですからね。
私は依頼書を掲示板に張るのを躊躇う。
依頼内容 : 夜の一時のを私と楽しませんか。テクニック有ります。
2人でも対応可能。
冒険者ランク : A~E
報酬 : 金貨1 枚
「こんなの受ける人いるのかしら?」
張った側から冒険者が見に来る。
「お前受けるか?あの仕事。」
「嫌だぜ。性病を持った奴なんて受けたくない」
「だよな。しかも元受付嬢と聞いたぞ。落ちる所まで落ちたなあの受付嬢」
「名前何だっけ?」
「知らね」
「たしか・・・ナカだったような」
「良く覚えてるな」
「あの体臭で覚えた」
「「あー」」
相当臭かったのか冒険者ギルド内では、鼻を摘まむ者が沢山いた。
私達受付嬢も苦虫を潰した顔をしてしまった。思い出すだけで吐き気がします。
「ミヤビ。ジルさんとホムラさん見つかった?」
「うんん。見つからない。何処に居るんだろう?」
「王都でもあの2人のファンはいっぱい居たしね。」
「本人が一番気付いて無かったけど」
「嫌。ホムラさんは気付いていたよ。威嚇してたし」
「鈍感なのはジルさんかぁ。」
「「そうだね」」
受付嬢は頬に手を当てて困ったなぁって言っているが実は全く困ってない。
ここには腐女子しかいませんので
「ミヤビ、これも張って」
「またなの?南の森でゴブリンが出たのは」
「大きい集落が有るかも知らない。冒険者には注意の貼り紙しとかないと、それに討伐もして貰えたらいいし、金額も5匹で銀貨5枚だから」
「左耳を持ってきたらの話だけどね」
笑いながら受付嬢は今日も冒険者の依頼を受けて裁いて行く。
「南の森でゴブリンの集落が有った。今の冒険者達でどうにか出来るか?集落はかなり大きくて、生半可な人数じゃこちらが痛い目を見る。あいつらがいたらこんなに困らないのに・・・」
ギルドマスターが改革して受付嬢の質が上がり仕事の効率も良くなった。
最強冒険者達は暴力で訴えず話し合いで物事を納めて来たのだが、それを良いことにあの元受付嬢が余計な事をしてくれちゃって今冒険者ギルドはてんてこ舞いだ。
通常業務なら問題が起きないくらいに円滑に進む様になったが、イレギュラーの事が起こるとガタガタになってしまう。
冒険者ギルドで格付けで1・2位に入りたいこのギルドはそこそこまで順位を伸ばしていた5年前までは。
ジル達が居なくなり、今まで隠してきた受付嬢と本社のギルド職員の悪態が日の光に照らされ明るみになった。
それからは雪崩の様に落ちて、今は後ろから数えた方が早いものだ。
ちなみに本社の冒険者ギルドに戻ったあの男は、外にでれられない程監視されてパワハラまがいな言動をして受付嬢もギルド内で働く人も次々やめて行った。
トップは何も分かってない。
ギルドのお金を不正に横領していた。
友人に仕事を依頼して、難癖付けて報酬を減額して、やりたい放題。だからその貴族と本社のギルド職員は嫌われ者だ。
ちなみに減額されて余ったお金は貴族の懐に戻ることなく本社のギルド職員の懐に入って新しい物を買ったと自慢していた。
何で知ってるかって?
ご本人が自慢していたからさ
そうそう、本社のギルド職員に本社のギルドに連れて行ってやると言われて見えない尻尾を振っていた受付嬢がいて、そいつも「後は一緒に寝るだけですね」って言っていたよ。
どいつもこいつもすぐに股を開きやがる。
心底軽蔑したよ。
まともなギルド職員はやめて行ったよ。
嫌、辞めさせられたが正しい。
最低で屑が残った。
◇
「大分魔力循環が上手く行くようになったな」
ジルが紅茶を飲みながら言う。
相変わらず、料理も紅茶も美味しく作れる。すごいジル。
僕はまだまだです。
その上、知らない間にマジックバックも手に入れてる。
すごい、すごい。
この前頬に手を寄せて接吻しようもしたら拒否られた。
何するんだって顔をしていたよ
どうやら僕が接吻しようとしたことも気付いていない?
熱でも計ろうとしてるって思ってる?
ジル・・・もしかして鈍感?
僕がたまに抱きついて寝るのもただ寒いと思ってるだけ?
う~ん、どうしよう。
ぶっちゃける?
ぶっちゃけても分からなかったらどうする?どうする?!
そうだ。今日からアピールしようかな?・・・何の?!
これまで一緒にいて分かった事がある。
ジルは敵意や悪意には凄い敏感なのに人の好意には凄い鈍感なんだ
例えば、泣いてる女の子がいて気になって「どうした?」と聞いてもハンカチくらいは出すじゃん。
でもジルは、出さない。
素通り。
僕が何でって聞いたら「いたのか?」って心底驚いていたよ。
弱いから興味が無いだけかと思っていたが、人間そのものに感心が無いのかも知れない。
ジルはさほど気にしていなかったけど、でも王都では、「もっと冷たくして」とか「あの目に見られてちびったわ」とか「ご飯3杯いける」とか「あー言うのがベッドで色々やられちゃってしまうのが一番よ」とか「絶対受がいい」と創造豊かに女性達の話が聞こえます。
僕も頑張ってますが、上手く行かない。
まるで大きな力に阻まれてる感じですが、とりあえず、見えない所に僕の印を付ける事が目標額です。
男、ホムラ頑張ります!!。
「魔力線にも魔力流して慣れされて」
・・・簡単に言ってくれます。
大変なんですよ。魔力線と魔力循環に魔力を流して扱えるようになるのは
だけど頑張ります。