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だから?

1000年前に王都とトヨハシが、戦争をして住人は全て殺された。

殺された理由は簡単だった。

王都の国王よりも化け物と呼ばれてるの始姐族を選んだからだ。


始姐も戦った。


始姐だけで王都の住人の8割の人間を殺したのだ。


そして王都の国王はドス黒くミイラの様に干からびていた。

その顔は恐怖で歪んだ顔をして壁に手足と額に剣でぶっ刺さって貼り付けにされていた。

そして馬鹿の第一王子は顔と手足だけ残され、中がぐちゃぐちゃになってシーツを真っ赤に染めて、何処に有ったのか分からなくなっている状態になっている姿で発見された。


城は46㎝の魔法で造られた弾丸で壊され、迷宮から溢れだしたモンスターに1割の人間が殺された。

王都の住人を生きたまま食していたり、踏み潰されたりで玩具のように遊ばれている。


始姐の命令で王都の住人を生きたまま、(はらわた)に大型の寄生虫の卵を体内に入れられたりしていた。

寄生虫はすぐに孵化して人間の腸を食べて、妊婦の様に男も女も下半身が大きくなっている。

産まれる時は腹を突き破り小さい穴から溢れだす虫の様に次から次と我先に出てくる。

恐怖に苛まれた人間は自ら命を絶とうする者、殺し合う者で溢れ、始姐様とお付きの方は大層大笑いして見ていたそうだった。


それは、それは、嬉しそうに、人間を食べられる姿を見続けて笑っていた。


始姐族と呼ぶのは恐れ恐怖がわき出る。

始姐族を違う呼び方で『異端者』と呼んでいた少数が、その事件をきっかけに、そのの名前が爆発的に広がった始姐様の別名だ。


恐怖を込めて。

愚かな人間の行為を咎める為に。


国王には第一王子から第七王子までいるが、第一王子である甘やかされて育った馬鹿王子と呼ばれてる。

その馬鹿王子が、何でも屋の娘に一目惚れして「59番目の嫁にしてやる」と言わなければ、

王子だから第一王子だから断れる事は無いと思っていて上から目線で頭に来る言葉で投げ掛け、怒った何でも屋の娘が息子にビンタをして、怒った国王が、騎士達に嫌がる何でも屋の娘を全裸にして公開王子に犯し、指輪の着いた手で顔面を殴り、見る影も無いぐらい腫れ上がり笑い者にして、騎士達の玩具にされ、犯すのが飽きたら、腰にぶら下げた剣で斬られ、ズダズダにし腸を引きちぎり何でも屋の夫妻に投げつける。

乳房を剣で切り取り、膣から剣を刺して口から剣先を出して串刺しにして、剣を引き上げて表面を真っ二つにしてたりやりたい放題。

見る影も無い変わってしまった娘を夫妻の前に投げ捨てた。


満足したら、金貨1枚を投げ捨てて大笑いをして去っていく姿を見て、何でも屋の夫妻、ホテル向日葵の夫妻。街中、トヨハシ中に王都に怒りが向いた。


その時にガルーダ便の爺さんと話をして始姐とジェラルドと従者はお茶をしていた。

そこに王都の………国王の馬鹿王子が来て、ジェラルドの髪の毛を掴む持ち上げ、苦痛に歪むジェラルドの顔を見て馬鹿息子の下半身が立った。

従者の方々に手を出さず。

雰囲気で分かったのだ。

強者だと。


ジェラルドは物腰弱そうだが、始姐の次に怖い人だ。


「嫌がってます。髪の毛から手を離して貰えませんか?」

と丁寧に言う始姐に対して、馬鹿王子は「金貨1枚でこの男とその女(斎藤)を買う」と言った言葉に始姐は持っていた紅茶を馬鹿王子の顔面にぶっかけ、

「もう一度言ってみろ?」

と、ドスの聞いた声に馬鹿王子は震え上がり、失禁に脱糞して「パパ~」と泣きつき、始姐を指を刺して言う。

顔はニヤニヤだ。

「あの白髪の娘がいじめる。私は、あの男が気に入ったのに、私に玩具をくれない~」

ニヤニヤ笑い、いかに自分が正しいかを訴える馬鹿王子にデレデレのクソ国王。

「無能な脱糞王子と最低なクソ国王とグズな騎士」とトヨハシ中に広まる。

国王がちらりと騎士を見て、「ハッ」と言って鞘から剣を抜き始姐に向かって剣を振り下ろす。


が、飛んだのは騎士の首だった。

始姐の剣が騎士の首を跳ねたのだ。


あまりにもの早さに国王は、戦争の新しい駒が手に入った様に笑い「余の為にその力を使え」と言ったが、始姐は丸っと無視。

ガルーダ便の爺さんが、新しい紅茶を淹れてくれたのに無視された国王は、顔を真っ赤にさせてテーブルごとひっくり返す。

従者の全員が刀に手をかけて距離を取る。

始姐は、剣先を国王の肩に刺して剣を横から縦に剣の向きを変えて傷口を大きくしてから引き抜く。

痛みにひざまつく国王に氷の様に見下ろす始姐。


「始姐様!その方々は王都にいる国王と第一王子ですぞ」

ガルーダ便の爺さん震える声で、始姐に誰かなのかを教える。

胸を張り「ふん!」と鼻を鳴らして威張る第一王子に始姐は、

「だから?」

と、興味無さげに言う。

「「だから?」だと!?。余は王都の国王とそこにいるのは王都の第一王子だぞ!」

始姐の態度に国王は、剣を抜いて斬りかかるが、始姐は鞘付きのまま国王のデブった腹に一撃を与える。

「鞘が無かったら胴体泣き別れていたな」

とトシさんが言うと他の従者の人達がウンウンと頷く。

「わ、私達は王族だぞ」

脱糞王子が言うが、

「だから?」

と興味無さげで同じ事を言う始姐は、

「此方は暴行されてんだ。同じ目か、それ以上の攻撃を受けても当たり前だろ?それに、ジェラルドとサイを寄越せ?。人の物に手を出すな!」

始姐が、ジェラルドと従者の人達に振り返り聞く。

「そうだな」

トシさんが答える。

ウンウンと頷くジェラルドと従者の人達。

「命が有っただけで喜んで下さい。脱糞王子」

ジェラルドが吐き捨てた。



王族に媚びをふらない始姐とジェラルドと従者の人達。

皆の目が、人斬りが当たり前の目をしていた。

ガルーダ便の爺さんは冷や汗をかきながら

(始姐様だけじゃない。

ジェラルド様も従者の人達も人斬りを何とも思わない目をしてる。

やっぱり始姐族は怖いな。味方なら心強いけど、敵になったら恐ろしい。王族は、そんな事も知らないんだな。無能は愚かだ。

第七王子は始姐族に敬意をはらってると王都の話相手の婆さんが言っていた。始姐族と始姐族の物に出すな。「我らは先祖から聞いた」と言っていたな)

と、思い出していた。



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