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ああ、気持ちいい

私の名前は、ルルでエリア。

術師のルルであり、伯爵の娘エリアでもある。

私は、幼い頃に病にかかって、お父様が色んな医師を呼んだわ。

離れに住んでいたから誰も私を知らない。

知ってるのは、お父様とお母様だけ。

色んな薬を飲んで、身体が丈夫になった私は、伯爵の長女としては、問題が有った。

だって、妹達も弟も私を知らない。

だから、必死に勉強をして、何処に出しても恥ずかしくない知識やマナーを手に入れたわ。

お父様もお母様も手を叩いて喜んでくださったわ。

幸い魔法にも恵まれて、サラの教育係として伯爵家に来た事にしているわ。

だけど、サラは問題児だったわ。

夜な夜な、家を抜け出して男あさり。

お父様もお母様と会うまでは、女にだらしがなかった。

けど、お母様と出会い、女遊びが止まったって、お母様も嬉しそうに言っていたわ。

サラは、正しくお父様の血を色濃く受け継いだのよ。

我が儘で、伯爵の長女って事で、マナーや勉強や知識を叩き込まれたけど、それが嫌で、お屋敷を抜け出したりしていたわ。

初めは、注意していたけど、次第に注意するのも嫌になり、お父様とお母様に相談したわ。

15歳で成人となり、嫁として家を出る事になるが、伯爵家でビッチが出たとなると問題が起こる。

それは、信用や信頼が失くなる。

学校で通う様になってからは、色んな男と寝たサラ。

その度にお父様とお母様に怒られるが、何処吹く風の様に全く響かない。

その時、ある噂を耳にしたお母様が、「最強の冒険者」の話をお茶会で聞いて来た。

さっそく手紙を書いたが、彼らの居場所が特定出来ない。

だから人海戦術を取ることした。

そしたらたまたま一通の手紙が、彼らの元に行った。

返信封筒で来た手紙は美しい字で、断ると一言だけ。

それから場所を調べに調べてたどり着いた場所は、古い昔から「異端者」がいた森の近くだった。


会いに行くと居留守を使われる。

サラの命令で玄関のドアを叩き続けて、鍵を開く音がして勢い良く開かれて私は左側をもろ打って遠くに飛ばされた。

あれは、痛かった。

「何やってんの、この役立たず!」

と言っていたのは覚えてる。

次に目を覚ましたのは日没の頃だった。

私は魔法で元に戻して、隣に伸びているサラを見たわ。

顔面血だらけ。

鼻が折れて、歯が折れて、目に青たんを作って、本当にびっくりしたよ。

まぁ、「ざまぁ」って思ったのは心の奥に閉まって一応、心配する様に振る舞ったわ。

起きたサラに回復魔法で鼻と目は治してあげたわ。

綺麗な顔に折れた歯が印象は半端ない。

思わず「プクク」と笑ってしまったわ。

それから魔方陣で王都に転移しようとしたら突然に魔方陣が乗っ取られて森の奥に飛ばされた。

高度の魔法。知りたいわ。さすがに「異端者の森」と呼ばれてるだけはある。

森の奥に飛ばされた私は、騒ぐサラのキンキンかな切り声に不快感を示す。

ゴブリンやオークがいるこの森で声を張り上げる愚かなサラ。

私が注意しても、我が儘に育ったこの小娘に分かるはずもない。

私はお父様が計画を練った筋書き通りに行動をして、サラを森の奥に置いてきた。

きっとサラは感謝してくれるわ。だってビッチですもの。オークやゴブリンに犯されてきっと嬉しかろう。

屋敷に戻って来た私を出迎えてくれるお父様とお母様と妹と弟。

お父様とお母様と妹と弟にサラの状況を説明したら「良くやった」と誉めてくれたわ。

私の仕事はまだあるわ。

お父様とお母様と弟のご奉仕。

気持ちがいいの

お母様も「いい子孫を作って」と言うの

乱れたお母様も素敵です。

お父様の一物も弟の一物も大きくて太くて長くて…

「ああ、気持ちいい」


術師のルルとして王都の学校に行きます。

近衛の卵と騎士の卵に魔法で攻撃をしますが、余り攻撃魔法が得意ではない。

私が出来るのは火球の魔法だけ、たがらか良く馬鹿にされます。

同じ教師の間で、

でも、私が伯爵の娘と分かったらさぞかしびっくりするでしょう

その時が面白いですわ。

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