表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/116

ジル

俺の名前はジル

冒険者でBランクだ。


銀灰の瞳に白銀の長い髪でポニテをしても腰より更に長い。

光が当たると銀に見えたり白に見えたりしてキラキラ光る。


派手で困るが今はもう慣れた。


白と濃紺の装備服を着ている。


ソロの時代、大陸を大暴れしている大きな白龍が俺を挑発してきたから、その喧嘩を買って魔法と剣で討伐した。


白龍は、光魔法と聖魔法を使うので俺は光魔法を闇魔法で相殺してが聖魔法は避けまくった。

何が起こるか分からんし、アンデットは消えるのを見て普通の人間には効かないかも知れないが避ける事を一番に避けれない時は長ったらしい呪文を中断すればいい。それに奴も呪文を唱えないと使えない魔法は手に入れたばかりって言うことだ。


他の火、水、風、土、治癒、毒、を同時に展開しながらと剣で戦闘をした。

当時の装備はボロボロ、治癒魔法を展開しながら戦ったよ。


・・・あれは疲れた。


俺と同等な奴はいないからな。


逆鱗に魔法で鋭くして切れがが倍増した剣を力ずくで足蹴に撃ち込んで討伐したよ。


疲れていたから白龍の牙を引っこ抜いて皮を剥ぎ取り肉を即席の串を作って塩コショウで焼いて食べたよ。

すごい魔力で魔力中毒になりながら食べた。お腹空いていたし血が足りなかったからな。


そん時の白龍から時間魔法や鑑定や解析魔法や強固な結界魔法を貰った。・・・奪ったに近いか?


白龍が持っていた玉が割れて白い光が俺を包んで気がついたら魔法が使えるのが増えて魔力量も増えていたよ。


鱗とか出なくて良かった。心底ほっとした。


それに前は黒い短髪に黒瞳だったが、白龍の魔法を貰ってからは白銀の髪に銀灰の瞳になった。髪は長髪で延び続けるからバッサリ切ったらパチパチ音を立てて直ぐに伸びてきて白龍の髭で髪をポニテに纏めて腰の当たりで切ったが伸び続ける髪が止まったのは太ももの所まで来た辺りだ。

それからは伸びて無い。


今の所は・・・


その後白龍の牙や皮を剥がしてボロボロになった装備を一新して新しく作ったが、真っ白な装備が出来た。

どうもドラゴンと龍は違って、ドラゴンは色変化が出来るが、龍は元々の色しか作れないそうだ。


ん?その時のランク?


あー・・・、確かBに成ったばかりだったな。


白龍は強くてな当時、自分の最高の剣でも刃が通らなくてな、その1本残して全て折れてしまった。その時、剣の刃を魔法でコーティングして魔法を連発して白龍と戦い続けた。


ちなみに白龍の毛で寝間着の着流しを作った。これは作る業者が頭を下げて「お金は入らないから作らせてくれ」との事でお金かからないなら即Ok出したよ。


BならAの依頼もこなせるし、たまに受付嬢が直々にSを持ってくるが、断ってる。


だって俺は魔法と剣を両方極めた異端者だからな。


異端者は嫌われ者だ。


だが、髪と目の色が変わって受付嬢が皆手の平を返して、猫なで声でかけてくる。

女の新たな一面が見れたな。


元々ソロだったが、5年前にホムラからパーティーに誘いが有った。

それからは毎日、行く先々で待ち伏せ&勧誘の嵐だった。


「僕と一緒に迷宮に行こう」ってついつい「こいつは何言ってるんだ?」と言う目をした。ソロの俺に・・・だが、彼奴はそんな視線にめげず、毎日あの手、この手で来て鬱陶しかった。


まぁ、俺は迷宮に逃げたりしても彼奴は共闘するような状況を作って来る。

何度かの共闘でホムラが俺と同じ異端者だとわかった。


だが、魔法がうまく発動しない事を知って「剣一本で行け」と諭してもホムラは顔を横に振るばかり

冒険者ギルドでばったり会った時、頭を下げて「魔法を教えてくれ」とを半年間毎日、行く先々でやり続けた。


冒険者ギルドでは名物になった。

俺が折れるか、ホムラが諦めるかで賭けまで・・・しかもちゃっかり受付嬢も賭けに参加してたよ。


そんな状況にめげず、ある意味すげぇ野郎だと思い、生半可な覚悟じゃない真剣な顔をしていたからこちらが折れた。

あんな真剣な顔をしている奴は本当に久々に見た。


そこからは2人で迷宮に入り剣ではなく魔法でモンスターを狩って行くんだが、あいつ「ファイヤーボール」しかつかわなんだ。


直ぐに迷宮にから出て、俺の借りてる家に連れて来て魔力循環をしてみた。魔力を右こら左に流す魔道具を使って、でもうまくいかなんだ。


男の手なんて握りたくないが、握り少量の魔力を流してみた。


そしたら魔力線が錆び付いて流れが悪く掃除と命してホムラの魔力線に俺の魔力をゆっくり流して引っ掛かる所は入念に掃除したよ。


その時ホムラが赤い顔していたから「何ぞや」と、思ったのは覚えてる。


たかが魔力線の掃除になんで赤い顔なんてするか?

そう言う顔は女にしとけ。

可笑しな野郎だ、ホムラは。


ホムラが使える魔法は火、水、土の3つだ。それから俺達は、迷宮や森に行って魔法の訓練を開始した。さすがに火、風魔法の練習の時は森に引火しない為に迷宮で、土魔法は森の中土を利用して魔力が切れて倒れるまで撃ち込み。体力も付けて剣の技もレパートリーを増やす。


そのサイクルを3年やり続けて呪文無しで魔法を使える様になった。

魔法の呪文を流して並べてる間に肺を潰されたら終わりだ。

ホムラには徹底的に覚えさせた。


その間に楽な飛行魔法を覚えさせた。


飛行魔法は難しくホムラは習得に3年掛かった。同時進行魔法を撃ちながら飛行魔法は4年掛かった。


飛行魔法と攻撃的魔法の両方を使いながら実戦でやるのはいい訓練になると思い近くを飛んでいたドラゴンに殺気を飛ばしたんだ。一番楽で実戦で覚えれる方法だな。


ドラゴンも敵意を向けた方に飛んでくるしホムラは真っ青になって「あれ?何か飛んで来るよ」って消えそうな声で言ったから「飛行魔法と剣と魔法で倒せ」って言ったら「師匠じゃねぇー!!あんたは鬼じゃ!!バカヤロー!ジルの○△□◇」って最後は何言ってるか分からんかった。

何だかかんだでホムラ1人じゃ無理なので共闘して倒した。


大きなドラゴンで倒すのに丸2日は掛かったかな?体感で

本当は1日かも知れないが、長い日だった。


勿論ドラゴンの皮を剥いで服を作ったよ。

共闘したからドラゴンの皮はホムラと半分子。


俺は真っ白の龍の装備服の上に濃紺のドラゴンの皮を使った装備服を作って着てる。

早々簡単に傷は付かない絶壁のガードだ。ホムラが実験として蹴りを入れてきたけど何ともなかった。

濃紺の手袋も作ってくれた。

ちなみに白龍の皮を余ってるなら金貨200枚出すから売ってくれと言われたが丁重に断ったよ。



今日は、新居の近くの湖に来てるが釣竿がなかった。

雷魔法で湖に少量の電気を流して魚を取る。

うん。プカプカと魚が浮いてる。湖に入るのが嫌だから浮遊魔法で一番大きい魚を取って家に帰る。


今日は焼き魚にしよう。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ