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それぞれの魔力の渡し方

それぞれ自由行動の後、噴水で待ち合わせをしていたホムラとジル。


行動を共にしていたクロ(仮)は大量の焼き串を抱えていた。

屋台の梯子を何周もしていたホムラは匂いでやられ最後は噴水のベンチで横になり天を仰いでいた。


『ホムラ食べないのか?』

「いらない」

『旨いぞ』

「そうか。良かったな」

『ああ、次は何処の屋台に行こうか?』


まだ、屋台巡りは続きそうだ。

げんなりしているとジル達が帰って来た。

ジルの左手の人差し指と薬指、右手の中指に指輪を填めている。


「どどど、どうしたんですか?その指輪?!」


ホムラが指を指して聞いて来たので、ジルは淡々と話をする。


「ああ、これ。ロートがくれた。防御魔法と攻撃魔法が付与された指輪だよ」

『我からの貢物だ。もちろん我もしてある』

そう言ってロートは左手の薬指と右手の中指に填めてある指輪を見せた。


(何か、ラブラブな感じ。僕ももっと早くに渡せば好きって分かってもらえるかな?)


『『無理だな』』


突然のロートとクロ(仮)の物言いにホムラは慌ててクロ(仮)を見た。

焼き串をモリモリ食べて興味無さげの目でジル達を見て言った。


『あれは、手に入れるには大きすぎる。下手したらこちらが食われる。もう半身食われたけど。白龍はスゲー。あんな化け物に付いていけるなんてな。』

「何か分かるのか?ネロ」

『ネロ?』

「ネロは黒と言う意味です。

色々調べてクロ(仮)じゃ、嫌でしょ?それに(仮)はジルが早く決めろって言う意味かも知れない」

(そんな事無い。無い。)


ネロは心の中でそう思ったが言葉だに出さずぐっとこらえた。


クロ(仮)はネロになった。


焼き串を全て平らげたのを確認してゴミをゴミ箱に捨てたらホテルに帰ろうとホムラが言った。




ホテルに戻ると支配人が直ぐ様謝って来た。

どうやら水の配管が破裂して泊まっていた部屋が水浸しになってしまったのだ。


しかも朝、ジルが追加で2人増えるのを伝え、別々のへやになると伝えられた。

もちろん僕とジルと思ってたら、

ジルがホムラとネロで1部屋。

ジルとロートが1部屋と決めてしまった。

真ん中が水没してしまったので左右で別れて部屋に止まる。


『「えつ!!」』

「えつ?!」


意味が分からないから顔をするジル。

ロートが勝ち誇った顔をする

憎たらしいったらありゃしない。


ジル曰く、魂だけの存在でも魔力を消費してる。

それにネロの主はホムラだから魔力を与えないと言われた。

それに魔法の威力も上がるから悪い事ばかりじゃなよ?

助けて貰えるし。わからない事は2人で意見出し合って決めれる。

頼もしいパートナーだよ。

って言っていた。


「どうやって魔力を渡せばいいか考えた方がいいよ」

「例えばどんな?」

「手を握ったり、体を触れたり、

一緒のベッドに寝るとか?

とりあえず魔力を渡せればいいのだよ」


大雑把すぎる。

具体的どうすればいいのだ?

『後はな・・・』


ロートがジルの耳を塞いで言う。


『交わればいい』

「交わう?」

『セックスだ。魔力を注ぐのも注がれるのもどちらでもいい。長い時間触れ合うのが一番だ。

セックスなんてあれを中に入れるのだから早く魔力を貰えるぞ。

悪い事ばかりじゃないし、すごく身近に感じるし、中にいることも感じられる』


ニヤニヤとしながらロートは言うが僕達の答えは「No」だった。


部屋に付いて僕達は別れた。

僕とネロ。ジルとロートに別々の部屋に。

部屋に入ってから僕とネロは沈黙が続いた。ロートから聞いた交わうの話で想像したのがジルだった。

心底思う鼻血が出なくて、邪な視線にならなくて良かったと思ってる。

『ところでよ。魔力くれないか?そろそろこちらも限界なんだが』


ネロの言葉で今の状況がわかり僕はネロの手をつないだ。

魔力と魔力が絡み合い1つの線になる。初めは思うように行かないがものの1時間でどうにか絡み合って魔力を貰うことが出来る。

「早く魔力を受け取って下さい。」

『半身しか無いからそうそう簡単には出来ないんだよ!!』

「何で半身しかないんですか?!」

『もう半身はジルの方にある』

「何ですか?それは!!」

『最悪の場合俺はジルの所に行く事が許される(ロートに許可貰わんといかんが)』

「許しません。魔力なら僕のを上げます」


やる気になったホムラから魔力を貰い満タンになるまで7時間かかった。


同日、ジルとロートの部屋では、ロートがジルの装備服を洗っていた。

『白は汚れが目立つけど、全く汚れない装備服。服、ズボンに下着全て洗った。もちろん我の服もなユニットバスに突っ張り棒に装備服を掛けて干して露天風呂にいるジルの所に行った。


相変わらずの白い肌にお湯で暖まったのかほんのりピンク色をしている。

背中に覆い被さるようにロートは抱きつきジル足を広げて自分の股間を押し付けた。

『服は洗ったそ』

「ありがとう。で?」

『で?、とは?』

「ロートのイチモツをめっちゃ感じるのだが?離れてくれないか?」

『ん~♪どうしようかな?』


ロートの指がジルの陰部を握った。

「いっ!?」

『駄目だよ。』

何が?って顔をしてジルがロートを見ようとして振り返る。陰部にあった手を離して術らかに下のお口に指を指して押し広げた。


「あぁっ!!お湯が!!・・・入って」

『おおっ?!それは大変だ。分かった直ぐにお湯が入らないように我に任せよ』


ジルを身動き出来ないようにがっちり捕まえて右手でジルの下のお口をいじくり回し更なるお湯が入ってかる。

ロートがこれくらい柔らかくなればいいかと思い、思いっきりイチモツをジルの中に捩じ込んで、一際大きい声がジルの口から漏れた。


「ああっ!!・・・つっ!!」


ジルの中に入った太いロートのイチモツは何の抵抗もなく咥えていた。

『中に入ってお湯が気に入らんな。魔法で取り除く』

ロートは指を鳴らしてジルの中に入ったお湯を体外に出した。出せば膨らみが消えてロートの太い陰部を嫌でも感じる。


「また、大きくなった?」

『分かるか?少し大きくなった。湯船から出よう』

ロートは湯船から出ると身体を洗う鏡の前に座る。衝撃で更に奥にイチモツにジルは喉の奥に悲鳴を上げた。


『ジル。ジル。鏡を見てみよ。我の大きなイチモツを咥えてる姿』


風呂の鏡な前で足を抱えられ大きく開いてジルの下のお口に咥え混んだイチモツがはっきり分かった。

「わ、分かった。もういい」

『そんな事言うな。鏡でさらに拡大してやろう?。おおっ嬉しそうに咥えてるぞ』

「ちょっ、恥ずかしい!!」

ジルが身体に力をいれてロートのイチモツを締め上げた。


『おお。凄い締め付けだ。中に出すぞ』

締め上げた事で形大きさが分かってしまってさらに中に出す。

「ダメ!!」

言葉と同時にジルの中に熱いものが広がる。

『そうだ。これを潤滑油しよう』

ジルの身体をイチモツが抜けるか抜けないかのギリギリの所まで揚げて落とした。

「ん~っ!!」

『ちょっと焦りすぎたか?ちょっと待て。うつ伏せに寝かせケツを高くしてケツを開いて動く』


いき良い良く出し入れさらて更に奥に精子をぶちまけて潤滑油にして更なるピストンを加速させる。

クチャクチャと音がして摩擦がなくなりなめらかな動きになる。

ジルは肩で息をして話す力もない


『うーんちょっとやり過ぎたかな?』


ジルの髪が乱れて妖艶な美しさを浮かべて醸し出す。

腰に手を回して起き上がりズドンと更に奥にまで食らえたらジルの中に大量の精子をぶちまけた。


『ジル。ジル。』

「なぁに?」

『前言っていたネロの半身に魔力を与えたらどうなるか試したい。もしミルクが必要ならあげてもいいか?』

「店で売っている牛乳か?」

『違う。違う。マンネリ化も飽きたらジルのイチモツに咥えて刺激して出してもらう。龍とドラゴンどちらがいいか確かめたい。』

「俺はやりたく無い」

(たださえロートだけで体力が奪われるのにそんな相手出来るか!!)

と言わんばかりの顔をしているジルを見てロートは喉の奥で笑った。




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