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失敗から学ぶ料理

ジル、ホムラ、ロートとネロにアユ、ススムは新しく作った大きな家にいる。

新築の匂い。

はぁぁぁ、いい香りです。


「今日は何を作りましょうか?。ジル様、ホムラ様、ロート様、ネロ様」

「いつものでいいよ」


いつもの料理。

冷してある野菜と冷凍してある拳大の大きさに切られている肉の煮込んだ料理。


「こちらの倉庫の地下1階には、飲み水様の氷が沢山置いて肉と魚はこのアルミ缶の中に入ってる、勿論、料理にも使うよ。1階は、野菜を置いてあるの。2階は何も無いよ」


倉庫の説明を一通りやると深鍋を持っていたジルが肉を鍋に入れて東屋に行く。

東屋にはそこそこの大きいテーブルの上に置いてあるまな板の上に肉を一口大の大きさにナイフで切り鍋に入れていく。

人参、玉ねぎ、じゃがいもを一口大に切り鍋に入れて、ストーブに薪を入れて木の皮に火を着けて薪と薪の間に入れて火をつける。鍋をセットして氷の塊をマジックバックから取り出して鍋に入れて蓋をする。


「後は、煮るだけ。味は塩コショウと醤油か味噌です」

コトリと置かれたパンダの容器に入った塩とコショウに樽にはいってる味噌と醤油。

「今日はどうします?」

「味噌にするか?」

「じゃ、じゃ、余ったスープでラーメンを食べよう」

ネロが言ってくるのでジルと僕は笑いながらokした。


グツグツ煮えてそこに味噌をといてさらに煮る。


「めんどくさいのでこのまま麺を煮ますか?」

「この粉が付いたまま煮るとスープにとろみが付くんだ。美味しいよ~」

ネロが熱弁する。

ネロはとろみのある料理が好きだ。

あんかけの料理。かに玉や天津炒飯や八宝菜も好き。

とろみが鍋の火でじゅうじゅう焼かれている時は涎が出てしまう程だ。

「ある程度粉を叩いてから入れてね」

「えっ?」

そのまま鍋にラーメンを入れるネロ

もう遅い。

入れてしまった。

「すまん」

「よいよい。トングで持ってこよう」

「俺が取って来るよ」

「ありがとう」

「いいって、俺のせいでもあるからな」

マジックバックをガサゴソとかき混ぜてトングを取り出す。

テーブルの鍋引きの上に鍋を置いて、ヤカンをセットする。氷をナイフで砕き、ストーブの薪をたす。

ヤカンの氷が溶けてグツグツ煮えているところに茶葉を入れた。

「皆を呼んできてくれるか?」

「アイアイサー」

敬礼をして念話でホムラロートを呼ぶ。

ついでにアユとススムも連れてきてと呼んだ。


「今日はちょっと失敗したから」

緩やかに言うジル。

「大丈夫だぞ。腹に入れれば問題なし」

(味覚と言うところはどうなんだろう?)

「大抵失敗しても問題なしですよ。ジル」

「そうだな」

「それでは皆手を合わせて」

「「「「「「頂きます」」」」」」

食事が始まった。


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