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新たな開拓はサクサクと

 新西の村になる土地の、最初の位置決めをした僕たちは、手分けして今晩休む場所を大急ぎで作らなければならない。 春が近いとはいえまだ冬だから、そのままそこら辺で野宿という訳にはいかない。

 ロベルトが率いる男性部隊が、ごく狭い範囲の壁作りを行う。 壁がないと、何時スライムや一角兎に襲われるか分からないので、狭くても周りを囲む壁は絶対に必要だ。 昔、僕らが狩りで野宿する時には、誰かしらが順番で起きていて警戒したのだけど、今回安心して警戒を任せられるのは、僕以外はエレナしかいない。 エレナの配下みたいな冒険者組にも任せられるかも知れないけど、こういうのは経験だからなぁ。 城下村に来てからはエレナも泊まりがけで行くような狩には出掛けてないから、そんな訓練はしてないだろう。 となると、みんなの安全を考えると、僕とエレナが順番で起きている必要がある。 一晩を二人で半分づつ担当するなんて、負担が大き過ぎて嫌だ。 壁作り一択だ。 それに風よけにも壁は必要だしね。


 作っている壁の内側では、ミランダさん率いるシスターたちを中心にして、一斉に草刈りをしている。 シスターたちと言っても、シスターの服を着ているのはミランダさんだけで、マーガレット以下は普通の格好だ。 ま、マーガレットも含めてだけど、みんなシスターとしての登録はそのままされているだけで、シスターとして生活していた訳ではないからね。 ルーミエとフランソワちゃんも、何故か同じ立場を持っているんだよなぁ。

 エレナもとりあえず今は、この草刈りに参加している。 冒険者をしていた配下は、壁作りに参加だ。


 僕はというと、女性陣が刈った草を、1人でせっせと魔法を使って、乾燥させて干し草にしている。 下に敷いたり、寝る時にはそれらに埋まるようにして、寒さをやわらげるためだ。 さすがに今回の移動に、布団などの寝具を運ぶだけの余裕はなくて、敷き皮とそれぞれが身体に纏う程度の布しか持ってきていないからだ。

 西の村の鍛冶屋さんが、「私の家を宿舎にしてください。 狭いですからひしめき合ってになってしまいますが、それでも外で寝るよりはマシでしょう」と提案してくれたが、それは断った。 そんなことをしたら、西の村で鍛冶屋さんの立場がとても微妙になってしまうだろうし、幾らかでも西の村が新村建設に貢献したという口実を与えないためでもある。

 それに最初の晩は、着いてからの時間も足りないし、我慢の一夜になってしまうが、一日一日と日が進めば、あっという間に住環境は整っていく。 最初のうちは、食料や資材が毎日次々と届けられる手配になっているし、僕たちは魔法を使っての壁作りや家作りに関しては、もうエキスパートと呼んで良いのではないかと思う程慣れているので、魔法を使っての作業を知らない人から見れば、驚異的な速度で壁や家が作れるのだ。


 「しかしナリート、お前は器用だな。 刈った草を乾かす魔法なんて、俺は知らないぞ」


 「これは昔、沼地に道を作らされた時に、水分の多い泥からウォーターを応用して水気を抜いたのですけど、その応用ですね。 大体の水分をそれで抜いて、あとは女の子たちが髪を乾かすのに使っている魔法で、温風を当てて仕上げてます」


 「俺も手伝おうか?」


 「キイロさん、出来ます?

  今回ここに来た中では、エレナは土の水抜きの経験があるし、女の子だから温風も出来ると思うけど、他の人は魔法のこの使い方はしたことがないでしょうから。 ま、エレナは魔法を使って何かするのは好きじゃないから」


 「ナリート、馬鹿にしている?」


 げっ、エレナが近くにいて、僕とキイロさんの話を聞いていたようだ。 失敗した。


 「いや、馬鹿にしてないよ。 エレナなら僕と同じように出来るだろうけど、女性陣に混じって仕事していたから、こっちで僕と2人で別のことをしてもらうのは悪いと思って」


 「ま、確かに私は泥から水を抜くのは上手じゃないけど、温風で乾かすのは出来るわよ。 ナリートが水分を抜いたのを私に回して、仕上げに温風で乾かすのは私がやるわ」


 エレナも最初からのメンバーだから、得意ではないとは言いながらも、レベルが高く、魔力量も多い。 二人でやると、どんどん作業が捗った。


 「で、俺は何をすれば良いんだよ。 壁作りの方に行くと、ロベルトが嫌がりそうだしなぁ」


 「キイロさんは、今回の新西の村建設の責任者なんですから、一つの仕事に拘らずに、全体を見て調整をしてくれれば、それで良いんですよ」


 「それが一番難しいんだよ」


 狭い範囲の壁作りなので、日暮れには余裕で間に合い、ロベルトたちは囲まれた中に、もっと小さい壁の囲いを二つ作った。 そう今夜の寝床だ。 入り口は狭く、天井部分は持ってきた布を張った。 傾斜をつけてないから雨が降ると問題だろうけど、幸い雨は無さそうだ。

 その二つの小さな囲いの中に、乾かした干し草を入れる。 干し草はエレナが仕上げの乾燥をしただけでなく、草刈り作業では魔力を消費しなかった女性陣が、乾かすだけではなく温める為に、囲いの中に詰め込んだ干し草に温風を吹き入れた。 そのお陰で、寒い晩を過ごすのを僕は覚悟していたのだけど、ちっともそんなことはなく、暖かい枯れ草に包まれて快適な睡眠を取ることが出来た。

 ただし、夕食は柴刈りをする暇がなかったので、鍋にボイルドウォーターで出した熱湯に、持ってきた干し肉と野菜を入れたスープとパンという質素なモノだった。 昔だったら、それが普通というより、干し肉が入っているだけ贅沢なんだけど、今の僕にはとても物足りない食事だった。 城下村が発展したということなんだろうなぁ。 それを実感した気分だった。



 二日目は朝から大急ぎでレンガ作りを進める。 レンガといっても今作るのは、城下村でも最初に作った日干しレンガだ。

 ただし、魔法をガンガン使って、次々に量産していく。


 城下村で最初に日干しレンガを作った時には、他のことに魔法を使っていて魔力に余裕がなかったので、基本は本当に日に晒して水分を抜いたレンガだった。 今回はそうではなくて、水抜きは魔法で行い、その上でハーデンを掛けて仕上げる。

 水を抜く魔法は、生活魔法のウォーターの応用なのだから、馴れれば誰でも出来る。


 「なんだ結局全員やらされるんじゃないか?」


 「キイロさん、草から水分を抜くのから比べたら、泥から水分を抜く方がずっと簡単なんですよ。 昨日は急いでいたから、みんなにやらせなかっただけです」


 水を近くに引いている訳ではまだないので、ウォーターの魔法を使うとかなり魔力を使うのだが、それをみんな出来ているのだから、日干しレンガとして枯れ草を混ぜて整形された泥から水を抜くのは簡単なはずなのだ。 そもそも泥にするのに使う水をウォーターの魔法で出しているのだから、出来ない訳が無い。


 それでもその作業は魔力をゴリゴリと消費させられて疲れるらしく、昼前に昨日戻ったウォルフとウィリーと、それに今日はジャンも加えて、馬車が建物作りのための資材を持ってやって来ると、なんだかほっとした空気が流れた。

 もちろんそんな空気に流されてはいけない。 建物作りも即座に始めるけど、レンガ作りは魔力が尽きる寸前まで、しっかりとやらせるつもりだ。

 これらの作業に、エレナのグループだけは参加していない。 スライム、一角兎はともかく、それ以上のモンスターが近くにいないかを詳しく調査に出掛けたのだ。 それと共に、帰って来る時には柴も刈って来ることになっている。 これで寂しい食事が少しは充実する。 やっぱり火が使えると違うからね。


 そんな日を三日ほど続けると、小さな囲いの中には城下村からこちらに来た人の簡単な宿舎と、西の村の孤児院の子たちを受け入れる為の新たな孤児院の建物が出来上がった。

 完成までの時間が速かったのは、もちろん魔法をみんなが使っているからなのだけど、もう一つ理由がある。 孤児院の建物は、昔僕らが過ごした建物を参考にして建てたのだが、今僕らが城下村で住んでいる建物に比べると、床が幾らか嵩上げしただけの土間だったりと、かなり簡単な作りだからである。 今の僕らの城下村の住居や他の建物と比べると、かなり貧弱というかみすぼらしい建物なので、僕はもう少し良い物を建てた方が良いのではと思ったのだが、ミランダさんは、あまり急に環境を変えるべきではないと、そういう建物を望んだのだ。 将来的には、ミランダさんたちシスターと子どもたちで、自ら改築して良くしていくつもりとのことだ。


 宿舎の中には、城下村から次々に運ばれてきて、家具やら寝具やら、これからはこっちを拠点とするつもりの人の分は移転されてきているし、そうでなくて当座だけの人のためにも最低限の物は設置されだした。 だが、孤児院に関しては、がらんどうの何もないままになっている。


 「それではキイロさん、ナリート君、私とマーガレットで、西の村の孤児院の子たちを引き取って来るわね。

  何度か荷物を持って往復することになってしまうけど、可能な限りは子どもたち自身にそれらの作業をさせることにするわ。 本当は人手を出してやってしまった方が速いし、スムーズに次に掛かれるのだけど、自分のことは自分ですることを、ちゃんとしないとね」


 ミランダさんは、軽い口調で言うと、マーガレットと二人だけで西の村に向かって歩いて行ったが、これから西の村の孤児院で起こるであろう騒ぎを想像すると、僕はミランダさんは肝が据わっているなぁと感心してしまう。

 西の村の孤児院には、今回の孤児の移転に関して、事前の情報は何も入れてないのだ。

 ミランダさんは、老シスターの命令書を持って西の村に向かったので、西の村の孤児院のシスターや、西の村の神父さんは、今回のことに異議を挟んで邪魔することはできない。

 まあ、西の村のシスターは年齢は上だろうが初級シスターだから、そもそも中級シスターのミランダさんには逆らえない。 神父さんは老シスターの命令書に逆らえないし、親父とシスターの立場であっても、ミランダさんの方がきっとレベルは上だろうと思うのし、マーガレットもレベルは僕らほどではないがかなり高いので、きっとミランダさんとマーガレットを見ることが出来ない時点で、なんらかの抵抗は諦めるだろうと思う。

 それでも何の前触れもない急な話なので、西の村の教会と孤児院の関係者は驚いたり慌てたりに忙しいことだろう。


 西の村では、孤児院が閉鎖されて、孤児たちが別の場所に移されることに驚くだろうが、西の村の村長が関与出来る問題ではない。 孤児院に関しては教会とそれに委託している形になっている領の、つまりは領主様の管轄だからである。 村は孤児院の運営に協力することを求められているが、孤児院の運営・運用に口が出せる訳ではない。

 もしかすると西の村の村長は、孤児院の移転を喜ぶかも知れない。 孤児院が村にあると、村に孤児院の子どもたちの食糧を供給する義務が課せられけど、無くなればその義務もなくなる。

 実際は、孤児院に食糧を提供する義務があるから、その分課税がゆるくなっているのだが、きっとあまりそれを意識しないんじゃないかという気がするんだよな。


 今日のエレナのグループは、僕たちの新たな拠点と西の村の間を集中的に警戒している。 その間を往復している孤児たちの安全を守る為である。 今の西の村の孤児たちでは当然だけど、スライムも一角兎も大きな脅威だからだ。


 西の村の孤児院からは、幾らかは僕らも手伝って、孤児たちが普段自分たちで使っている物だけでなく、あらゆる物を回収して運んだ。 完全に土で主に作られた建物だけを残すだけで、内装品だけでなく、扉や窓の雨戸、鍋釜食器などに至るまで撤去した。 孤児院内の物は、孤児院の所有する物であって、他の誰の物でもないからね。


 やって来た孤児たちは、なんて言うか昔懐かしい感じだ。 薄汚れていて、弱々しい。 昔の僕らも、シスターが頑張っていたけど、こんな感じだった。

 ミランダさんたちは、やって来た孤児たちを一番最初にお湯で全身洗うことを考えていたが、僕はその前に孤児たちに囲いの土塀の外にスライムの罠を作らせた。 土を柔らかくしたり、掘る道具はこちらで用意した物だし、穴の中に仕掛ける竹槍ももう作っておいた物だから、本当に単純な作業だ。 以前に西の村でもスライムの罠は教えたのだけど、全く継承されてなくて、西の村の孤児たちにとっては初めての作業のようで、予定よりも作業に時間が掛かってしまった。

 どうせ穴掘り作業で汚れてしまうから、身体を洗うことを後にしてもらったのだけど、西の村の孤児たちは、お湯を使って身体を洗うのも初めのことだった。 うん、そうだろうなぁ。 ミランダさんたちは、子どもたちを洗ってあげながら、小さな怪我をヒールで治したりもしている。 他所ではよくあることらしいが、傷の治療がきちんとされてなくて、傷口に異物が入ったまま表面はもう塞がっている傷も時々あるようだ。 それらもきちんと治癒されていく。


 孤児たちは夕食に出された一角兎の焼いた肉に興奮していた。 ここも昔の僕らみたいに、肉が不足していたのだろう。

 肉はエレナたちが狩って来たモノだけど、今では一角兎が簡単に狩れるので、どこでも以前よりずっと楽に手に入れられるようになっているはずなのだけどな。

 スライムの罠の餌に、兎の内臓を使ったのだが、孤児たちがそれを変な目で見ていた訳だ。


 孤児たちは、引っ越しで往復したからか、それともスライムの罠を初めて作ったからか、まあどちらであれ疲れたのか、場所が変わって眠れないなどということもなく、みんな腹が膨れるとすぐに眠りについてしまった。

 孤児たち自身にもだが、彼らの衣類や寝具にもクリーンの魔法を掛けたから、今までよりずっと清潔な環境で眠りについていると思う。

 それにしても彼らが孤児院から持って来た衣類や、シーツの類などは質が悪い。 孤児たちのためには、食料だけでなく衣類その他の布類も大急ぎで城下村から運んで来る必要があるようだ。


 さて、明日の朝になると、何人の孤児たちが普通に起き出して来れるかな、と僕は考えた。

 西の村の孤児たちは、全くレベルが上がっていないので、スライムの罠で得られる経験値でも、簡単にレベルが上がるのではないかと思うのだ。 誰もが経験していることだけど、最初にレベルが上がった時には、それに慣れていないので、熱を出して寝込んでしまう。 少しは慣れていても一気に何段階か上がると、やっぱり寝込んでしまうのも僕らは知っている。

 スライムの罠から得られる経験値では、いくらレベルが1がほとんどでも、一度に何段階も上がることはないだろう。 それでも初めてだと、熱を出して起き上がれなくなるだろう。 エレナたちも僕らも、近くのスライムをこのためにほとんど退治していない。 だから罠には結構な数が掛かるだろうと思うのだ。 一角兎は見かけると、みんなストレス発散なのか、娯楽なのか、投石器を使って退治してしまっていたのだけどね。 貴重な食材だし。


 翌朝は、予想通りほとんどの子たちが起きて来ることが出来なかった。 みんな初のレベルアップで、熱を出して起き上がれなかったのだ。

 この事態は予想していたので、ミランダさんたちはテキパキと対処していく。 水を飲ませたり、食べれる子には柔らかく煮たお粥を食べさせている。

 僕らの朝食もそれに付き合ってお粥だ。 もちろん子供たちのように柔らかく煮たモノではなく、少し柔らかく米を炊いたというくらいのモノだけどね。


 起きて来ることが出来た子を僕が見てみると、レベルがすでに上がっていた子達だ。 年長の数人なのだが、レベルが3あったのでよく見てみると、みんなスライム討伐者の称号を持っていた。 きっと、村から外に出て働いていて、スライムと遭遇して戦って、どうにかした経験があるのだろう。


 「エレナ、今日起きてきたあの子たちを除いて、年長の子たちを連れて、その子たちに竹槍でのスライム討伐を経験させてあげてよ。 ま、明日のことになるだろうけど」


 「なんでそんな面倒なことするの。 スライムなんて今では罠の餌食か、的当ての的にしかならないじゃん。 今更、竹槍で退治することないと思うのだけど」


 「まあそうなんだけどさ。

  でもさ、孤児院を卒院する年齢になる前に、冒険者になるには、僕らもそうだったけど、スライムを討伐したことがあるという実績が必要じゃないか。 だからその実績を得るために、一番簡単な竹槍で退治という経験をさせたいんだ」


 「ナリートと一緒に作ったスライムの罠だと経験値は入るけど、スライム討伐者の称号は得られないから、という訳ね。

  つまりは、ここの孤児院の子にも冒険者になってもらうつもりなの?」


 「うん、西の村にこの前来てみて、その時に西の村には冒険者組合がないことを知ったのだけど、僕らが新しく作る新西の村には、最初から冒険者組合を作ってもらおうと思っているんだ」


 「え、そんなの必要ある?

  確かに肉を確保するのに、前は冒険者にならないとダメだったけど、今はさ、誰もが投石器で一角兎は狩ってしまうじゃん。 それより大きな猪とか狼の類になると冒険者じゃないとダメだけど、孤児院の子たちだと遠出もしないだろうから、投石器で石を投げることを教える方が危なくもなくて、実用的じゃないかな」


 「ま、そうなんだけどさ。 肉を確保するっていうだけじゃないことで、冒険者組合にここに来て欲しかったり、孤児たちに冒険者がいて欲しい理由があるんだよ。

  実際は僕がちょっと心配しているだけで、何もないと良いのだけど、きっとあると思うんだ」


 「あ、そうか、なんとなく理解できちゃったかも。

  了解よ、引き受けるわ」


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