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100人居れば100の物語がある(仮題)  作者: 辺境の村人N
1章 始まりと路地裏迷宮
7/24

epA3.

A2のあらすじ


拓真、ゲームを起動しキャラを作る

ステータスは

名前:タク 種族:人間 性別:男 職業:未設定 

攻撃  0→20

防御  0→20

魔法攻撃0→0

魔法防御0→10

体力  0→15

速度  0→15

器用  0→10

幸運  0→10

 いつの間にか瞑っていた目を開くと目の前に見慣れない風景が広がっていた。


 真正面には大きめの噴水があり、噴水の噴射口には人型の置物が複数体飾られていた。人型の置物は4つありそれぞれが中心を向き右手を斜め上60度くらいの角度で上げている。その手は互いの手に触れておりその手の合わさる中心から噴水の水が勢いよく真上に向かって噴き上げている。


 噴水を中心にし、正面、右、左、背面に大きな通りが続いておりその道々は多くの人で賑わっている。床にはタイルが規則的に敷かれている。街道の両端には電灯が設置されている。まだ日が昇っていて灯されてはいないがあるだけで見映えが良くなっている。


「これが……ゲームで表現できるのか…………」


 思わずそう呟いてしまう。


 その声に釣られてか近くにいた人に声をかけられる。


「立ち止まってどうかしたのかい?」


「景色に見惚れていました」


「あぁ、今日から渡り人が増えると聞いていたが……もしかして君も渡り人なのかな?」


 30代後半から40代前半を思わせる男性が聞いてくる。渡り人というのはゲーム内でプレイヤーをさす言葉であると聞いている。


「はい、今この世界に来たばっかりなんです。」


「やはり渡り人か……予定は決まっているのかね?」


 特に何をするとは決まってない。


「いえ、何も決めてないです。とりあえず来てみたって感じです。」


「ならまずは冒険者ギルドに行くといいぞ。冒険者ギルドで情報収集すると良いだろう。きっと何かやりたいことが見つかるはずさ」


「ありがとうございます。ぜひ行ってみることにします。」


 そう言いその男性と分かれた。


 話し方から分かる人もいるかもしれないが今話していた男性は所謂NPCと呼ばれる機械的に作られたAIらしい。話しが割りとスムーズにできるようにするには難しいくらいの知識しかないが、このゲームでは相当知能が高く設定されてるようだ。


 NPCとプレイヤーを見抜く手段は実を言うとない。喋り方からNPCか判別するくらいで見た目では一切分からない。NPCが身につけている服やら装備品はプレイヤーでも入手できるためより一層見抜くのが難しくなっている。


 NPCの人から勧められたのだからせっかくだし冒険者ギルドとやらに行ってみることにした。




ラッキーセブンの称号一人しか取得できない条件になってたので誰でも取ろうとすれば取れるように変更しました。後ついでにちまちま変更しました。

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