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第5話 ショウ君のことかぁぁぁぁぁ!

ショウ君がなぜか人知を超えます。

そして美沙が切れます。

美沙たちはレベル上げのために始まりの町近くのダンジョンに潜っていた。


「行けショウ君!君ならやれる!」


「あんなたくさんのモンスター無理ですよぉぉぉぉ!」


「大丈夫倒れてもマリか私が魔法で回復してあげるから!」


「それはうれしいですがむりですってぇぇぇぇ!」


「みさっち!ヒールしてあげて!」


「わかった!『ヒール』(強制労働)」


「みさっちさん今強制労働とか言ってませんでした?!」


「言ってないよ?全然?これっぽっちも?」


「うそだぁぁぁぁぁ!」


そんなこんなでショウのレベルがガンガン上がっていく当初Lv3だった駆け出し冒険者のショウはたった1日でLv55まで上がっていたのである。これも美沙とマリの努力?のたまものだろう。ダンジョンの最下層が50階まであるのに対し、今美沙たちのいる場所は49階というあと一階でダンジョンを制覇する勢いであった。


「ほらほらショウ君、あと一階でこのダンジョンクリアだよ!ショウ君が一人でクリアしたようなもんだよ。」


「ゼェ・・ゼェ・・・こ、こんなん・・・普通できないですよ!」


「そりゃ、みさっちと私が居るんだから普通じゃないし、ショウだってもうLv70まで上がってるんだからできて当然だよ。」


「え?!ぼくのLvそんなに上がってるんですか!?」


「うん、このダンジョンの魔物は今のところ全部ショウ君が倒してるからね。」


「そ、私たちはアイテムドロップして楽しんでるだけだし。」


「えぇ!?少しは手伝ってくださいよ!」


「最初に行ったじゃん、私たちにしごかれるか?って、ショウ君自分で選んだ道だよ?」


「ところでマリさんもみさっちさんもLvいくつなんですか?」


急に振られた質問に美沙とマリはアイコンタクトで本当のことを話そうと思った、ショウなら受け入れてくれるのではないか?といった淡い期待を胸に抱いたからである。


「ショウ君、今からいうことは嘘でもなんでもない真実だからよく聞いてね。」


「戦闘中に何シリアスな顔して話してるんですか!?まだまだモンスター居るんですけど!」


「私の本当の名前はミサーラ、人間ではなく天竜妖狐という種族なの。普段は人間の格好してるんだけどね・・・実は魔王の娘なの。」


「はい!?で、ですから、今戦闘中で!ぐぁ!この!そんなこと真剣な目でいわれても!」


「そして私は誰もが知る古の賢者、永遠の17歳みんなのアイドル。」


「そろそろ、ふざけんのやめて回復してください!HPのこり3ぐらいなんですけど。」


「はいはい『ヒー・・強制労働』」


「なんで!?ヒールでよくないですか!?今完全に強制労働っていいましたよね!ねぇ!?」


「私はパパを倒すべく、ノリで打倒魔王を目指したの頭の痛い賢者マリと一緒に。ノリで、いい?ノリよ?」


「そんなのノリでやっちゃだめだと思いますけ・・・ど!はぁ!聖なる光よ!闇を照らせ!ライトニングブレイカー!・・・これでラスト・・・」


「のりって大事よね。」


「じゃなくって、えっと・・・みさっちさんは本当はミサーラって名前で魔王の娘で打倒魔王で・・・ってさらっとものすごいこと言ってますよね!?でもってマリさんがあの伝説の古の賢者で永遠の17歳で・・・もう突っ込むところ多すぎていやになってきたんですけど。」


ため息をつきながらもショウは納得をしていた。強すぎる二人が何を言おうとしてもそれは真実なんだと。

そのせいか妙にすんなりと二人のことを受け入れられたのに自分でも少し苦笑いをしているのに気が付いた。


「で、私たちの本当のことを知ったショウ君はどうする?」


「そうね、ショウは知ってしまったんだし。私たちの本当の目的を・・・。」


「本当の目的って言っても二人ともノリで魔王退治を決めて実の父親を倒しに行くんですよね?僕は二人についていきますよ。前の勇者なんかよりお二人といたほうが本当のパーティーなんだって思えるので。」


「ショウ君・・・」


「ショウ・・・」


「もうこの階のモンスターも全部倒し終わりましたので次でラストです。このダンジョンクリアしたらもっとお二人のこと教えてくださいね。」


「うん!頑張ってねショウ君!ここのラスボス結構強いみたいだから!」


「え?・・・また僕一人で?」


「決まってるじゃん、こんなとこ楽にクリアできないで私たちの旅についてこようなんて・・・ショウこの先すぐ死ぬよ。」


「頑張ります!死ぬ気で頑張ります!」


「そのいきだよ!頑張れショウ君!」


「で、お二人の本当のレベルは?」


「私はLv865だよ?まりは・・・」


「私は一応500くらいだったと思う、もう昔に見たから覚えてないな。」


「・・・・・・・」


この二人には絶対に何があっても逆らわないと決めたショウが遠い目をしていた。

ショウのLVが人間の限界99に上がっていた、最後の扉の前で美沙がショウに完全回復のドリンク「ファン○グレープ」を手渡した。


「最後の決戦だよ!がんばってね!」


「うん!頑張ってくる!」


そういって最後の扉を開けた。


グワァァァァァァァ!


ショウの目の前に現れたこのダンジョンのラスボスはまごう事なきブラックドラゴンだった。現実を見たショウはふっと意識が飛ぶのを気力でカバーして全力でブラックドラゴンに挑んだ。

エクスカリバーがドラゴンの胸を引き裂く、対してドラゴンの爪がショウに向かって迫りくる。その爪を一けりしてショウのスキル閃光牙をドラゴンの顔に向かって打つも、ドラゴンの羽で防がれる。

一進一退の攻防戦をくつろぐようにコーヒーを片手に眺めるマリ。クーちゃんと一緒にお昼寝する美沙を一瞬見てショウの気が抜ける。


「っちょ!何してるんですか二人とも!今ラスボス戦なんですけど!」


「え?なに?もうギブアップ?」


「ん・・ん、もうラーメン食べれないよぉ・・・」


「キュィ~・・・」


「あぁ!もう!どうせそんな反応だと思ってましたよ!」


本気であきれ返った瞬間、ショウの体が光り始めた。Lv99でカンストするはずのレベルがいきなり上がったのである。この現象はマリにも経験がある、人知を超えた存在、人間を超えるもの仙人や賢者などといった存在に人が進化するときにこの現象が起こるのだ。


「お!?なんだこれ?!体が急に軽く・・・」


「おめでとうショウ!君は今人知を超えた存在になったんだよ。」


「はぇ!?ぼくがですか!?」


「とりあえずそのトカゲを早く倒しちゃいな、今のシュウならかんたんだろ?」


「なんか・・・そんな感じがします。では・・・」


その瞬間その場にいた全員が最悪の悪寒を身に覚えたのである。


「あぁぁぁぁっぁぁぁぁ!ショウ君のことかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


寝ぼけている美沙が魔力を無限に放出してブラックドラゴンの真上に飛び立っていた。次の瞬間美沙が振り下ろしたこぶしの一撃がブラックドラゴンを地中深く押し込んで見えなくなっていた。


「ちょ!みさっち!寝ぼけてる!」


「みさっちさん!?僕ならここにいますよ!」


「ふぇ?・・・なぁ~んだよか・・・た・・・」すやすや


みさっちの本気の怒りの一撃を見た二人は今後本気で怒らせるのはやめようとこのダンジョンの最下層にいた可哀想なラスボスに誓うのであった。

誤字脱字、駄文をいつも読んでいただいてありがとうございます。

やりたい放題やっていますが目的は見失っていないのでこのまま行こうと思っています。

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