表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
殲滅のソティス~新米の宇宙艦隊参謀は戦局不利な最前線でいつも大変~  作者: 武田 信頼
SECTION:2 『へいわ』に捧げる戦争神話
23/26

第二十一話:シリウス星系とグルーンエルデ、そしてソティス人

拙作を読んでくださっていた皆様に、最初にお詫び申し上げます。


粛々と更新してまいりますので、今後とも読んでいただければ幸いです。




              ※※ 21 ※※




 太陽系より、約8.7光年に位置するシリウス星系は、射手腕の切れ目から銀河系外縁部……ペルセウス腕にかけて展開する外周方面軍にとって、最も重要な戦略拠点の一つである。


 そして、それは敵にとっても同様らしく、数年前の戦争勃発と同時に真っ先に(おと)された場所でもある。 

 さらに言うなら、ここの宙域は少々やっかいに出来ている。ブチ切れた射手腕の破片が集まって出来たサルガッソーの散在地帯やら、宇宙潮流やらで、とにかく航行に支障を来す箇所が所狭しを()()められている「魔の暗礁宙域」なのだ。

 

 だから、艦隊や船団が体形を組んで通行できる航路はおのずと固定化する。そういう意味では、シリウス星系で戦闘を行う場合、常に銀河中心部方面から侵攻してくる敵は、当然「魔の暗礁宙域」を越えなくてはならないから、地球連合宇宙軍にとって守りやすい場所と言えたのだ。

 ちなみに、ここを通らず太陽系を(おと)そうとすると、銀河系外縁部を大きく迂回(うかい)するしかない。となると、せっかく手に入れたシリウス星系に前衛基地として、要塞を建造しても不思議ではない。


 シリウス星系は、星系一小さくて重い白色矮星シリウスB、通称「ディジタリア」が描く楕円軌道の焦点のひとつとする恒星「シリウス」のほか、赤色矮星シリウスC「エンメ・ヤ」を含む多恒星天体である。

 加えて「シリウス」「エンメ・ヤ」と「ディジタリア」は軌道平面の()が直角になるような位置関係にある。そして「エンメ・ヤ」には惑星「ニャントロ」惑星「エネギリン」、そして有人惑星「グリューン・エルデ」が(まわ)り、さらに原始惑星の死骸でもある小惑星帯が広範囲に公転している。

 

 U.C.(宇宙歴)0203年から23年間、打ち立てられた第二次クセノパネス計画で人類は、有史以来、初の太陽系外移民となる。しかし、テラフォーミングが成功したとはいえ、環境も、風土もまるで地球とは異なる。やがて、地球の三倍以上もある公転軌道と一日が30時間ほどある自転速度も含め、地球人とは一線を画す人類となってしまった。

 つまり、地球人と比し、身体の成長速度の遅さ、そして圧倒的に長い寿命。

 いつの間にか「グリューン・エルデ」に住む人類を「ソティス人」と呼ぶようになった。


 あたしが、見た目は地球の中学生の身体だが、年齢は地球計算で22歳という所以である。


 ルイちゃんは、あたしの手を取り、奥の部屋へ誘う。そこはリビングのような場所であり、二人の女性士官が待機していた。二人の表情は歓待の二文字が感じられない、一人は困惑しながら乾いた笑い。もう一人は露骨に嫌悪感を見せている。


 「地球は、貴方たちソティス人が住んでいい場所ではないわ。せめて月面とか、宇宙コロニーとかなら、許してあげようものだけど、地球まで降りてくるなんて図々しにもほどがあるわ」


 あたしは地球人の罵倒には慣れている。在学中から言われ続けていたからだ。宇宙軍に入ってからも同様、そして……。


 ここでも、やっぱり嫌われるのね……。


 心の中で、大きく嘆息するのだった。


改めて読み返してみると、作者自身も忘れているところばかりです。

もはや、他人の作品を読んでいる感覚です。


恐らく、前後関係で不自然な箇所がでてくるかと思いますが、逐次修正していきます。


宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ