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注射と書いて「地獄」と読む。(小学4年生)




※針の描写があります。


前回の話で、私がとてつもなく注射嫌いということが

これを読んでくれている人にはなんとなく伝わったと思う。


私は持病があるので病院に行く機会も多く、注射をすることもある。


しかも、小学校や中学校では集団予防接種という恐ろしいイベントもあったのだ。

私がどうやってそれを乗り切ってきたかと言えば……。


病院→子供の頃は全力で嫌がって回避。


学校→泣いたり嫌がるのは恥ずかしいので我慢。

   しかし内心では怖すぎて、フリーズしているだけ。


正直、予防接種の日は学校をなんとか休みたくてしかたがなかった。

仮病度を何度もつかったが、母に見抜かれてしまう。

ってゆーか、運よく風邪で休んでも、別の日に接種することになるだけなのだが。



小学校4年生の時に、肺炎にかかった。


2週間ほど市民病院に入院した。

肺炎なので点滴をしていた。


今の点滴は違うらしいが、私が9歳の頃の点滴は針をずっとさしっぱなしにする。


それ故に、どうしても針が血管からずれてきてしまう。 

そうなると、点滴をした手が痛くなってくる。


私は手が痛いことよりも、点滴を刺し直されるのが嫌で嫌でたまらなかった。


針が血管からずれて、手の甲がパンパンに腫れあがっても、看護師さんには内緒にしておいた。

看護師さんが病室を覗くと、腫れた手を隠す始末。


アホである。



隣のベッドの子のお母さんが腫れあがった私の手を見つけて、看護師さんに知らせてくれたので

それ以上、酷いことにはならなかったけれど……。



そんな入院生活をした一年後。

小学校5年生くらいの時に生まれて初めて採血をすることになった。


ええ、そりゃあもう全力で嫌がった。

全身をつかって「嫌だ!」を表現した。


看護師さんが嫌がる私を説得する。


「ちょっとチクッとするだけだから!」


 それが嫌なんだよおおおおお!

 ちょっとのチクッでも味わいたくないんだよおおお!


「これが終わったら学校に行けるんだよ!」


 行きたくないです!休みたいです!

 学校大嫌いです!


「さっき小学校1年生の子が泣かずに頑張ったんだよ」


 私は頑張れない!

 一年生の子は偉いけど、私は偉くない!

 もうそれでいいじゃないですか?


……そんなわけで。

説得に応じない私は、看護師さん4人に抑えつけられて採血を終えた。


採血にかかった時間は2時間。


ねばったなあ。

バカだなあ、私。

当時の看護師さんは迷惑かけまくった……。

本当にごめんなさい。


母は呆れて泣いていた。

そりゃ泣きたくなるよなあ。


今でも年に1回くらい採血してる。

だけど、そこは私もいい大人だ。

嫌がったり大人気ないことはしてないよ。


ただ、採血の前に看護師さんにこう言うんだ。


「細い針でお願いします」って。


ちなみに数年前まではこう言っていた。


「赤ちゃん用の針でお願いします」って。


ちょっと成長したね……。

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