俺が1番最強
俺が1番最強、そう確信していた。喧嘩で誰にも負けたことがなかった。でもあいつと喧嘩して初めて負けた。あいつは俺に「シンはまだまだだな、いつでもかかってきなよ」と、だから俺は特訓した、あいつに勝つために、でもそれは意味がなかった。あいつが死んだ。突如として現れた「ダンジョン」、そこから謎の生物が出てきた。あいつは皆が言う「魔物」というのに襲われた子供を救うために死んだ。情けないよな、あいつは、今度は俺が死ぬ番か
「逃げろ!」 シュッ
その声が聞こえ危機一髪で剣で斬られることなく生きれた
俺は「ありがとう、」と後ろを見ながら叫び逃げた。でも誰も居ない、あいつが助けてくれたんだ。
そこらか3ヶ月間特訓してたら急に青い画面が目の前に現れた。ステータス画面というものだろうか。これは全員にあるみたいだ
ステータス画面を見てみると能力値とスキルがある。最大が100で
筋力59パワー60スピード50精神力40俊敏力55
スキル「努力」だってよ
精神力40って笑、強いって言ってる割にパワーが60、こんなんじゃまだまだだな
知らん人「ダンジョンが現れた地域は封鎖されてるけど今日がきっかけで冒険者ギルド?ってのができるらしいぞ。」「まじで?俺精神力60あるし登録しに行こうかな」「意味無いだろ笑、一般人の能力の平均50前後だけど精神力だけが高かったら意味無いな」
冒険者ギルドは明日行ってみよう
ガヤガヤ
ギルドはこんなにも人がいるのか、少しめんどくさいな
「次の方どうぞ」俺の番か
「本日は冒険者登録をしにこられましたか?」はい
「分かりました。それでは説明をさせていただきます。ダンジョンが出現してから政府は調査していましました、そこでわかったのが今日から半年後以内にダンジョンにいる魔王を倒せばダンジョンが消滅するということにないっています。ですが倒さなければダンジョンから大量の魔物が出てき世界を滅ぼします。そこで勇気ある皆様が冒険者ギルドにこられて登録して貰う形になっています。」「ダンジョンを消滅させるために政府は膨大な資金を使い魔物から落ちる魔石を冒険者ギルド、銀行に持っていくことでお金が貰える仕組みになっています。ランク制度はないので魔石の数だけお金が貰えます。それでは登録させてもらいますので名前とスキルを書いてください。 ありがとうございます。」
すみませんダンジョンのことについて知りたいのですが、
「はい、ダンジョンは全階層で50階層になっており階層が高くなるにつれ魔物の量も強さも変わって行きます。ですがその代わりに魔石の大きさも量も変わります。他に質問などはありますでしょうか。」
大丈夫です。
「ありがとうございました。」
ダンジョンを消滅させるには魔王を倒さないといけない、しかも30階層まで登らないとダメなのか、じゃあここから1ヶ月本気で特訓をしよう。そして魔王を倒そう毎日、剣を500回振り、5kgの重りを持って10kmを休まず走る。50kgのダンベンを持って慣れてきたら10~40kgずつ重りを増やしていき最終的に300kg持とう。スクワット300回
100m全力ダッシュを10秒以内に入るのを50回
ダンジョンに入り魔物を沢山倒そう。
これを1ヶ月休まずに取り組んだ。初めは辛かった。やめたかった。でもあいつに勝つためにはやめてはいけないと思った。
1ヶ月後
ステータス画面を久しぶりに確認してみると
筋力87パワー90スピード82精神力79俊敏力86になっていた。スキル「努力」のおかげなのだろう
特訓をする前スキルについて調べた。
スキル「努力」は努力した分、能力値が上がりやすくなる。
努力ってすごいんだな、
お金もある程度は溜まったしご飯を沢山食べて、武器を買ってダンジョンを攻略しに行こう。
武器は何を買おうか、
「お兄さん、いい体つきしてるじゃん、なんか探してるん?」
武器を探していて
「それじゃぁうちの店がええよ、武器の品揃えは国内一、いや世界一や、」
そうなんだな、俺には武器のことがあまり分からない、おすすめの武器なあるか?出来れば剣がいい
「お兄さんの体つきやったら大剣がええど思うんよ、普通の大剣じゃなくてダンジョンで発見された大剣が」
ダンジョンで?
「そうなんよ、この剣ダンジョンで発見されてな大人1人じゃ持てへんから2人で持とうとしたんよでも持てへんから3人で持ってやっと持てたんよ」
俺はそれを持てるのか?
「いけるいける!ムキムキマッチョなんやし
なんならこの大剣と普通の剣買っても問題ないぐらいやで」 そうなのか
わかったこの大剣と普通の剣を買おう、何円たなんだ?
「特別価格の80万円や」買おう
「毎度ありー!」
おすすめされたダンジョンで発見された大剣と普通の剣を持ってダンジョンに行こう
1階層から10階層までは特訓で行ったことがある
だか11階層からは未知だ。
11階層では3mぐらいのオオカミがいた、俺の身長より1m以上もあった。
でも怖くなかった。あいつを殺した魔物は黒く仮面を被っていた。憎い、
オオカミは一振で斬った、何匹も次は12階層黒い豚の群れだった。素早く、突進をされた、痛いと感じたでもあいつは、と思うと何も感じない。
そんな感じで12階層は蛇と鶏が合体したもの
13階層は影に隠れる魔物
14サメに羽が生えたもの
15酸を吐いてくる魔物
16温度を操る魔物
17豚の魔物よりも素早く、影に隠れる魔物
18白く奇妙な魔物
19魔法を使う魔物
20幻影を使う魔物
どれも不気味で嫌気がさす
あと10階層でというところで倒れてしまった。
でも良かった、魔物が来れない場所で、
眠たい、少し寝よう
夢であいつの夢が出てきた
「シンは弱いな、女に負けてたらあかんよ」
(うるせぇ○○)
俺はあいつの名前を言いたくはなかった、というより思い出したくなかったんだろう。思い出して泣きたくないからだろうか。俺はまたお前に会いたい「ひかり」
起きたら目から涙が出ていた。ひかりのことを思い出した、ひかりは俺よりも強い女で、優しくて、でも本当は弱くて、俺はひかりを守りたかったんだろうか、
少し、休憩をした。
21階層に到着したらパーティーが魔物と戦っていた。1人は負傷していて動けない残りの3人は魔物と戦っている。「助けなくては、」
4人を助けるために俺は助けにいった魔物は強く、倒すのに時間はかかったものの4人は無事だ。「助けていただき、ありがとうございま す。良ければ回復のポーションをどうぞ」
ありがとう。と言いそのパーティーと別れた。
22階層熊の魔物でレーザーを出してくる、
手強かったがたまたまさっきのパーティーが助けてくれた。
23階層、24階層、25階層はそのパーティーと一緒に戦った。パーティーはいいなと思った26階層では魔物が居なかった。何故だろうと思った。パーティーに尋ねてみた「なんでだろう?僕たちがここの階層のボスだからかな?」
それを聞いた俺はゾクッとした
でも上に進むためにはこの人らを殺さなけれならない。悔しい、せっかく仲良くなったと思ったのに、結局この人らと戦い、涙をこらえて次の階層へ向かった27階層、毒と風を操る魔物だった怪我をしてしまった。
28階層これまでの魔物が順番に出てきた。体力的にしんどかったでも、努力して勝った
29階層ドッペルゲンガーの魔物だった。しかも同じ強さで同じ能力
何十分たったのだろうまだ戦っている。辛い、疲れた、休みたい、もう死のう、と思った瞬間
「頑張れ、私を守りたいんでしょ!」
という声が聞こえた、俺はあきらめないと決めた。ようやく勝つことが出来た。ひかりのおかげだ。少し休憩して30階層に向かった
そしたら椅子がありそこに黒く仮面をつけているやつが座っていた、、憎んだイラついた
ひかりを殺したやつが呑気にしていると知って、あいつの首を切ろうとした。左腕が無くなっていた。
うぁーー
叫んだ、泣きそうなぐらいに
勝てないと知った、ひかりなら勝てたのかな
最後に死ぬ前に、ひかりを殺したあいつに傷をつけてやるとあいつに向かって走った。全力で何よりも早く、ひかりが支えてくれた気がした。それに気づいたら時にはあいつの首はなかった
「ひかり!ありがとう!好きだ」と叫んだ
それと同時にダンジョンは消滅していき気が失った
起きたら病院でダンジョンを制覇した人だと、称えられた。これで俺はひかりよりも強く、ひかりを守れたと感じた。前が見えないくらいの涙がこぼれ落ちた
シンはダンジョンを制覇し、ひかりを殺したやつを倒すことができ、後にシンは世界で1番最強と言われるようになった