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俺の隣は推しのアイドル  作者: ななだ
俺の隣はアイドルだった!!??
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萌え豚の作戦

俺の隣が美咲ちゃんとわかってから2日がたった。

今日は大学のレポートがあるのでどうしようかと話していたところだ。

大学の講師は本当にレポートが多い。


「レポートどうする?どっちかの家で二人で仲良くワイワイするのかエヌドナルドで

 ポテトでも食いながらするかファミレスでポテト食いながらするか・・・」

 発案者の填は相変わらず食のことに関しては凄くがめつい。

「お前・・食べるのが目的じゃないよな。」

毎回填はそうだ。でも今回ばかりは家には行けない。

もし家に入る前に五十嵐さんと鉢合わせてしまったら・・


填のことだ、

『え?え?美咲ちゃん??お、俺あなたのファンです。

 ぜひ握手とサインと写真お願いします!!!』

なんて言いかねない。そこに居合わせた俺だって

もしファンでもなくてもアイドルが隣に住んでいるのだ。

意識しないわけにはいかない。

そうなってしまったら毎回あったときにどんな反応をすればいいのだろうか。

俺の生活はともかく彼女の生活に支障をきたしてはいけない。

ファンとして・・・いや一人の人間として、だ。


「ほんじゃあファミレスとかに行くか?」

できればファミレスなどに行きたいが、

「なんか珍しいなお前、いつもだったら

 『お前はポテトとかピザとかレポートとか言いながら食べに行くだけだからまずなし!』

 なんて固い言葉を言ってくるのにな。」

「いやー今日は正直俺も腹減ってるしな。」

苦笑いをしながらごまかそうとする。

馬鹿な填ならすんなりと行くと思うんだけどな。


「宗司さ・・・



 いくか!!ファミレスに」



あー疑いもなく素直に受け入れてくれる填君最高馬鹿すぎ(笑)


――ファミレスにて――

「ほんじゃぁレポート始めていきますかっって。」

俺が填のほうを向いた瞬間、

「えーっと、マルゲリータ1つとドリンクバー二人分と山盛りフライドポテト1つ」

「はい、かしこまりました。注文は以上でいいですか?」

「はい」

っともう注文を済ませている。

さすが填としか言いようがないぜ、食に関しては凄まじいな。


「ほんじゃ填さんよ、改めて始めていくぞ。」

ノートパソコンを二人で開いて雑談を入れながら黙々と始めていった・・・


「おい、定員さんよぉ。この店の接客悪くねえか?」

いきなり大きな声で怒鳴ったのはいかにも頭が悪そうなおっさんだった。

それよりも俺が気になったのは、

「あの横顔・・」

そう、怒鳴られてる定員のほうだ。

彼の横顔は中学生の時にヲタク仲間だった奴にそっくりだった。

助けに行こうとしても所詮俺はただの客だ。

他のお客とトラブルなんてあってはならないことである。

どうしようかと俺が考えてると

「お客様、大変申し訳ございませんでした。彼の接客態度はしっかりと叱っておきますので、

 どうか許してください。」

そう言っておっさんに謝っていたのはおそらく店長だろう。


「店長さんぐっじょうぶ!!」

小さな声でそう言って填のことを見た。

「填、今のおっさんやばかったな。」

「あれ?填?」

返事がない。まさか寝てるなんてことはないだろうな・・・

「おい、填って・・」

やはり寝ていた、俺は大きなため息をついた。

さっきまでピザ食ってジュース飲んで頑張るぞって張り切ってたやつが・・

「起きろー填、レポート進んでねえだろ。」

俺は大きな体をした填の体を揺さぶって必死に起こした。

填は半分起きたようだ。

「もう俺は終わったから帰るぞ。」

「あぁぁ、ちょっと待ってくれよー」

俺は金を置いてからさっさと立ち去った。


「ただいまー」

   ↑

 (一人暮らしです)

「はー今日は疲れたー。あのおやじ(講師)ほんまにレポート多すぎなんだよ。」

ベットに寝ころびながら俺は愚痴をつぶやいていた。 

するとスマホが鳴った。

メールだ。

『宗司ーー機嫌悪いのかよ、寝たことは謝るからさーレポート見せてくれよー。

 写すんじゃなくて参考までにするからさ、ほんまにお願いだよー』

填からのメールだった、謝罪とレポート見せろの二つが入り混じっていた。

正直俺は別に怒ってなんかいない。ただ俺は時間が有限なので帰っただけだ。

ただ懲らしめるためにはあえて無視するのがベストだろう。


「ほんじゃぁ風呂でも入るか。」

にしてもずっとこんな風に呼ばないわけにはいかないしな。

填には言ったほうが良いのだろうか、

でもな・・あいつに言うなんて嫌な予感しかしないんだよな。

んーーーー

シャワーが流れている間につい悩みこんでしまった。水道代がもったいないので

さっさと風呂を出て体をふいてっと。


「そうだ!!一度握手会に堂々と言ってみて聞かれるかどうか試してみればいいんだ。」

なんてナイスで画期的なアイディア何だろうか。

ちょうど握手会は一週間を切っている。その握手会で美咲ちゃんの列に並んで

堂々と顔を見ながら握手をする。

「ほんじゃぁ作戦準備としますかー」


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