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27 我、シャドウウルフと対峙する

お久しぶりです。


なんだかんだ初の真面目な戦闘シーンになります。


そもそも真面目な戦闘シーン事態自身の他作品を通して初めての試みとなります。


描写不足により戦闘シーンがイメージしにくいかもしれませんが許してくださいなんでもはしません。


仕事の繁忙期も後少し、繁忙期の後は多忙期がやってくるそうです。


なので13日あたりから毎日投稿は再開しますが長くは続かないかもしれません。


残業頑張ってるので趣味にかける時間を下さいとは流石にお願いできませんのでw

「おい! 待たぬか!」


 我輩は逃げるようにボス部屋へと入って行ったキトラを追いかけそのままボス部屋へと入った。


 部屋は半径15メートル前後のちょっとした会議室程度のスペースだった。


 部屋の中央、天井には太陽のような大きく眩い光球が浮かんでおり同じ壁質なはずなのにまるで別材質のようにも思えてしまうほど明るかった。


「あ、フラフォンごめん入っちゃった……。」


 ふと我に帰ったキトラが謝ってくるが遅いわ。


 すぐ大きな存在感を感じて臨戦態勢を取る。


 ゆらゆらゆらめく黒煙のような影煙(えいえん)を纏いしその獣は見るからに人間界の生物ではなかった。


「こやつは……魔獣シャドウウルフの分身体(カゲ)か! 本体は……おらぬよなぁ。


おい、キトラよ。こいつ倒すためなら全力で戦ってもいいんだな?」


「……。」


 キトラは答えない。


 というより答えられなかった。


「キトラ!」


「は、はい!」


 ワナワナ震えるだけでは目障りなため大声で呼びつけた。


「倒すがいいか?」


 こやつを倒さねばキトラが魔界の存在によって怯えたままのためそう尋ねる。


「……。」


 返ってきたのは無言の頷きだった。


「ならば俺の後ろに隠れて俺の戦い方をみておれ。」


 構えを取りながら我は1つ気づきを得ていた。


(ダンジョン作ったのはどこぞの悪魔だな。


というか候補はあやつしかおらぬではないか。


非常に面倒だが会いに行く用ができてしまった。


ま、とりあえず肩慣らし程度で一度全力で殴ってみるとするか。


力を壁にぶつけぬよう、空中で仕留める。)


 我は意気込み地を蹴った。


 全力出す前に嵌める準備を整えることに注力する。


 いち早く我の脅威を感じ取ったシャドウウルフが煙の毛を逆立てて威嚇してきた。


 我は挨拶程度の肘鉄を繰り出す。


 相手の威嚇行動を利用した奇襲である。


 相手の横腹に命中する直前、実体化した煙が集まり直撃を防がれてしまった。


 だがそれだけでは我輩の一撃は防げない、直撃を免れても音速に近い我の一撃は衝撃波とはいかないまでも打撃とは別の衝撃が残るのだ。


 ギャン、ボス部屋の奥の壁まで10数メートル吹っ飛び狼らしい悲鳴をあげる。


 すぐさま立ち上がり喉を鳴らし威嚇してきた。


 だがその威嚇の視線が一瞬、ほんの零コンマ何秒か我輩から逸れたのを我は見逃さなかった。


 我は動かない、先程は奇襲だったため入ったがそもそも直接的な攻撃がシャドウウルフにはカウンターの機会でしかない。


 いくらカゲといえど魔獣は魔獣、知能も戦闘能力も獣とするには逸脱した存在、下手に手出しはできない。


 かくいうシャドウウルフ側も手出しはできない。


 相手が格上であること、通用する技が限られることを悟っているからだ。


 ジリジリと歩みながら間合いを測る睨み合い、そんな膠着が場を制す。


 事態が動いたのは相手からの有効打が少ないと知っている我輩が揺さぶるために一歩前に踏み出したその時だった。


 シャドウウルフがまるで血迷ったかのように雄叫びを上げながら突進してきた。


 真っ向から向かって攻撃しようと見えるだろう、だが魔獣は最低でも犬程度の知能、増してや犬型の魔獣、言語理解だけでなく会話すらも成立しうる賢さはあるだろう。


 そんなやつが格上に突進なんてするはずがない。


 背にはキトラと我々が入ってきた入口がある。


 避ける訳にはいかない、迎え撃つのみである。


 技術(スキル):超集中


 ほんの一瞬、瞬きをする。視界が暗転すると同時に頭が冴えていく感覚を覚え世界観がゆっくりに見えてくる。


 何してきても対応できるように軽いジャブを合わせることにした。


 拳が吸われるように相手に迫る中、何かがブレた。


 そう知覚した瞬間に我輩の拳は空を切る。


「しまっ」


 たを言いながら振り向き様に蹴りを繰り出す。


 しかしそれを知覚していたシャドウウルフはまたも影煙を実体化して防いだのである。


「見事……。」


 相手を称賛しつつ我輩はキトラをお嬢様風に抱きかかえ入ってきた入口へと走った。


「え、ちょ、何!?は、恥ずか、きゃぁ」


 何やら苦情が聞こえたがそれを言い切る前に我輩は速やかに部屋の外へ下す。


 他の持ち方では力加減をマスターしてない我輩の力で絞め殺しかねないのだ。許せ、心の中でそう謝罪をして我は再び狼と向き合った。


 wAOOOOoooN


 現状唯一の出入り口を塞がれたシャドウウルフは怒り狂い雄叫びを上げた。


 ドス黒い影煙を巻き上げながら……。

面白いと錯覚を起こされたり次話気になる症候群に陥った方はブックマーク、または↓下にある☆☆☆☆☆を適当にタップして下さい贅沢は言いませんのでタップだけでも是非。


次回、分かっているとは思いますがダンジョン攻略、ラスボス戦決着となります。

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