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25 我、ダンジョンにてナンパに初挑戦

連続投稿2日目、仕事は繁忙期で色々大変ですが毎日更新できるように頑張りたいと思います。


応援してくれーーo(*゜▽゜*)o


切りのいい所がうまく見つけられず少し短いですが許してください。


この後のダンジョン最深部まで行かせる上で正直この辺で切り上げた方がいいかなとなりました。


後2、3話でダンジョンは終わります。

 ダンジョン探索なのだが我輩は困り果てていた。


 一階層は狩り尽くしたものの獲物が現れる気配がないのである。


(空気中の(マナ)濃度はとても高い、ここでの(マナ)ゾーンなら中級の魔法や魔術すらも散らせるやもしれぬ。


ダンジョンの壁にもかなりの魔素が練り込まれているし魔物も沸き放題だろうになぜかわかぬ。


降りる他ないのであろうか。)


 そう思い下へと向かう階段を見やる。


「なんというか思っていたよりも拍子抜けのくせになんとも不気味な所であるな。


下の階層なんて見えそうで見えない……まるで精神干渉系の結界に囚われた気分であるな。」


 下へと続く階層は魔素でできた霧のようなもので遮られているようで下の階層の様子は確認できない。


 我の魔眼のせいで霧が眩く発光し続けてて目にもよろしくはなかった。


 念のため索敵を再々度行う、下の階層や今いる階層に新しく湧いてないことを確認しいい加減に降りることにした。


 (マナ)の霧のせいで視界が一旦ホワイトアウトした後下の階層が姿を現した。


 うむ、ぱっと見は一階層と何も変わらない。


 だが索敵して初めてその違い実感する。


(おん? 先程より広くなってはおらぬか?


気のせい……ではないな。ん? それにこの気配、この数、パーティ?)


 我が索敵で見つけた気配の元へと真っ先に向かうとそこには5人組の冒険者パーティが姿を現した。


「ひぇ!? ま、魔物だ! 戦闘態勢!


獅子顔の大男のような新種の魔物出現


キトラ、攻撃魔法準備!」


 リーダーと思しき人が凄まじい形相へと顔色を変えた途端にパーティメンバーへと指示を飛ばした。


「て、てかさ、あ、あいつ、やや、やばくね?


な、何よこのぷぷプレッシャー、に、逃げない?


もーやだやだやだこのダンジョン死んでも呪ってやる〜」


 サラと呼ばれた女の魔法使いは足をガクガク震わして急に駄々を捏ね始めた。


「逃げれるもんかよ出口への道にいるんだぞ!?


あぁこんなことになるなら深入りするんじゃなかった……。」


 リーダーの横にいたメイスと小さい盾を持った前衛の男が愚痴を溢す。


「私が殿(しんがり)務めるから貴方達は逃げなさい、私が居なくなってもサラに手を出したら容赦しないから」


 軽装で短剣、見るからに斥候罠解除が主な仕事と思われるシーフな女がそう吐き捨ててパーティの前へと躍り出た。


「危険だ一旦奥へと逃げるぞ。」


 パーティのリーダーはまともではない逃避策を打ち立てる。


(あぁ恐慌状態に陥って混乱、まともな判断すらできておらぬな。)


 そんな第一印象を勝手に決めつけているとシーフの女が突如大声をあげた。


「馬鹿言ってんじゃないよ!


奥の化け物で手焼いて引きあげてるのに挟み撃ちくらいにいくってか?


そんなんでうちの大事な友傷つけやがったら冒険者続けられない身体にしてやるかんな!


ほらさっさと行った行った」


 うむ、どうやら恐慌状態に陥っておらぬ強い魂胆の持ち主もいたようである。


「ダメだよキトラちゃん逃げようよ。


いくらなんでもあれはやばいって!」


 サラと呼ばれた女魔法使いがなんとか説得を試みようとしている。


 なぜキトラとやらが死ぬ前提なのかは分からぬがまぁ逃げるなり戦うなりなんなりして欲しいものである。


 こやつらが道を塞いで立ち尽くす他ないのだ。


 下手に飛び越えようとしても頭粉砕しかねないこと考えてしまい後々面倒くさい、早く逃げるなら逃げてくれ。


「おら! こっちだこっち!


たあぁぁ!」


 キトラ氏が渾身の想いで突撃してきた。


 武器は職人が打ったと思われるレアの短剣、まぁ皮膚が擦り傷受けるかどうかなので様子見することにする。


 一歩ごとにグングンと距離が縮まり刃先が脇腹に当たるかと思ったら直前で我の周りをチョロチョロしだした。


 身構えさせて置いてちょこまか動くあたりヘイトを買って回避盾みたいな動きということなのだろう。


 上手いかどうかはさておきとても目障りである……。


 そのまま2周3周と我の周りを回りながら切りつけてくる。


 ザスザスとカス当たり音が聞こえるがどうやら服を切り裂くだけで皮膚には傷一つ付けられないようである。


 すると突然周回ルートから飛び出して首を狙い切り上げてきた。


 咄嗟にのけ反って回避、そこを追撃するかの如く胸に切り上げからの派生で飛び膝蹴りを繰り出してきた。


 切り上げからの派生なので威力こそないもののシーフがつけた勢いそのまま全体重を上半身へと乗っけてきたのだ。


 後ろへとバランスを崩されたため足を引く。


 ガキンという音と共に足に違和感を覚えた。


 足の方を確認するとトラバサミが足にかけられていた。


(こんなもの先程はなかったはず……


ただただ周回してた訳ではなかったのか。


む? 足にピリピリ感、毒か!


あ、まぁ劇物耐性を会得してるから大抵の毒は効かぬが1人でこの連携攻撃、中々の手練れではないか。)


 そうこうしているうちに人影はシーフの女を残して無くなっていた。


「見事、おい! カトラとかいったか? お前中々やるな。


……この通り、わがは、俺も冒険者でな、どうだ? 一緒に冒険してはくれないだろうか?」


 異性を口説くことをナンパというらしい。


 我、初のナンパに挑戦したのである。

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