21 ヒロインはチョロインで我に教えを乞う
仕事から帰って一度寝ておきたら11時w
ギリセーフ、セーフ? セーフだと思いたい
毎日投稿なんとか継続中
我はテレサをストーカーした挙句ストーカー対象に教えを乞われたのであった。
「うむ、よかろう。」
すると懇願するかの如く上目遣いでこちらを見上げるテレサ、それはそれは胸に来るものがあった。
「テレサちゃん、ありがとね〜、神父さんまた来ます。
はいお布施です。
では冒険者の御仁……応援してますよ。」
ミケ婆さんとやらが最後の方に謎の耳打ちをしてきた。
応援? 応援……ん? 我輩今から何かあるのか??
言葉の真意に気がつけない我は場の空気についていけてない居た堪れなさを感じていた。
「あのフラフォンそれで勘違いとは一体なんでしょうか。」
我輩の人生の中で初めて弟子が話を戻した。
「テレサよ、魔法と魔術の違い、分かるか?」
まずはどこまで知っているかを判別するために軽い問いを投げかけた。
だがテレサはきょとんとして何も答えない。
「精霊か悪魔かの違いでしょうか?」
代わりに答えたのは神父であった。
「うむ、一つ目はそこである。
悪魔、まぁ俺のような階級者が人間に憑依やら受肉やらを果たしたいがために精神世界より干渉する場合がある。
これらを受けた人間などは一時的に悪魔と繋がりを得るのだ。
この繋がり故に魔力を知覚できるようになったり力に目覚めたりするのだ。
精霊、それはどこにでもいる存在、皇国で広く信仰されてる神教の八百万の神と呼ばれるものこそ精霊に他ならない。
こやつらは精神生命体でこの世に存在する悪魔と対になる存在というわけだな。
二つ目に出来ることの違いがある。
魔術は魔力を魔術式や魔術印に流し込むことで発動できてほとんどの魔術がこの世の理を超えることはできない。
発熱すれば代わりに吸熱し、硬くなればどこかが柔らかくなる
それが魔術である。
だが魔法はそれらに縛られることはまずない。
時に縛られず、質量にも囚われず、エネルギー法則さえも無視できうるそれが魔法である。
精霊に好かれ、精霊と関わりの持った者のみ使うことができるのである。」
熱弁してて気が付かなかったがテレサが目を回しそうになっていた。
するとテレサが急に覚醒する。
「あ、わたし、精霊と関わり持った記憶ないのですけど、むしろ捨て子なのに関わりってどういうことですか?」
すると咳払いをして神父がそれに答えた。
「それはアルメダ様の研究のおかげだな。
テレサよ私が精霊使役魔法を使えるのはご存知だな?
それで回復魔法を過去にかけたことによって目覚めさせることが可能なのだよ。
このやり方が一般的かは知らないがここの孤児全員目覚めさせておる。」
神父はそう付け加え大人しくなった。
どうやらそんな方法もあるらしい。
我にもわからぬことはまだまだ沢山あるということだな。
「それで魔術と魔法のその仕組みが何か関係あるのですか?」
我は自信満々の笑みを浮かべる。
「大有りである。
2つには出来ること出来ないことがはっきりしている。
魔法は精霊が行使できる力を超えることはできないが魔術は理論が成り立てば無茶苦茶な魔術式でも発動する。
早い話魔法で怪我等を瞬間的に治すことはそれだけの力を持った精霊が現れない限り無理なのだよ。」
テレサは魚のように口をパクパクしだした。
「え、あ、で、でもしかしアルメダ様は、メイ様と親交があったアルメダ様はそんな術が使えていたと逸話と共に文献がいくつも残っております。
いるのでしょう? 居ますのよね?」
我輩は首を横に振った。
「瀕死の重症者の一命を取り止めるくらいまでならできるが瞬間的な再生は不可能であるな。
唯一再現魔術による反転魔術、秘術とも言われるものだがそれが可能となる。
魔術が世の理を超えられる数少ない術だよ。」
目に見えて落ち込むテレサ、自分が育った孤児院のために稼ぐ上での頼みの綱を本職が果たせないから、ただその勘違いで追放された事実を突きつけられてはこうなるのも致し方ない。
「で、ですが私は結界等使えません。
それはどうしてですか?」
それについても既に答えが出ている話である。
「その精霊とまだ関係を持っていないからだ。」
項垂れるテレサに付け加えた。
「まだと言っておるだろ。
関係さえ持てればいいのだ。
探して無理矢理にでも繋がりを一度繋げれば使えるようになる。」
気づきを得たように目をこちらへ向けるテレサ、口以上に目で語っていた。
「無論、ついてきてくれるのだな?」
言質を取るべくそう後押しする。
「いく! いきます。
お願いします。何でもしますからついて行かせてください!」
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明日、2人目の仲間が出てきます。
というかついてきます。
疲れてるので寝ます、おやすみなさい




