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17 我、初の護衛依頼開始!

最低でも、+1話を夜に、出来たら2話目も更新……しないかな?

 我輩とジーミーは無事にクエストに同行させて貰えることになった。


 今は護衛の際のフォメーション、役割等の細分化の話し合いである。


「出発は明後日、目的地は北北東へ150キロほど離れたファベット州ユージー市、3泊4日の片道契約、戦闘等起きた時の追加報酬等無し、護衛失敗の際損害補償有りの謂わばハズレクエストだな。


報酬は護衛距離、護衛依頼での最低額の50万ドレス、まぁ金貨5枚だから山分けには最適だな。


で食料、寝床は各自持参になるため荷物が増えるリスクがある。


後衛の僕とジーミーが担当して前衛、斥候の3人には動きやすくとは考えている。


ここまでで何か質問は?」


 マイクよりクエストの詳細を聞かされた。


 これにエマが手をあげる。


「はい、エマたんどうぞ。」


 エマたん?? あぁエマの顔がみるみる赤くなっていく。


「私だけ女性なのですが寝る時の安全性確保していただけないと夜な夜な眠れないです。」


 まぁごもっともな心配であるな。


 依頼主は名前見る限り男、おまけにこの依頼を平然とだす性格の持ち主、追加で入った者がたん付けする兄と似た雰囲気ある魔法使いジーミーと筋肉自慢の我輩、まぁ初対面がこんなやつらと旅は嫌だろう。


「あ、そこは僕に任せてよ。


創世魔法で出入り口を完全に閉じた土かまくらが作れる。


後は罠系統も張れるよ。


これで僕以外の心配はないはずだ。


後は……まぁ僕が襲うことは無いけど心配だよね……。」


 申し訳無さそうに頭を掻くジーミー、いやまぁ1人で4人の侵入を防げるなら十分すぎるとは思う。


「そこまでしていただけれるならジーミーを信じますわ。


襲われてもジーミーに罪が集中しかねないのに襲うわけないですよね。


どうかよろしくお願いします。」


 エマはどうやらこれで十分らしい。


「他、質問ある人?」


 これに手を上げたのは我輩である。


「1つ、荷物持ちは我輩が担って良いかな?


もう1つ、帰りのことを伺いたい。」


 荷物持ちに関しては試してみたい事があるが故である。


 もう1つは我輩はとにかく多くのクエストを受けたい。


 もし自分だけでも早く帰れるならとそういうことである。


「1つ目は良いけど5人分持つの?


それで動きが鈍くなられてもこっちが困る。


帰りに関しては基本依頼主に書簡を書いて貰ってから帰れる。


それまで何日かかるかわからないけどジーユー市付近で野宿か宿借りるか各自でって感じだね。


書簡を受け取ったら揃って帰る。


走るかどうかは皆の体調にもよるかな。」


 我輩の問いの真意ごと答えてくれた。


「こいつを試してみたくてな。


ミミックの殻である。


容量を調べようにも水を計る奴がいるのでな。


面倒なので入れられる荷物は俺が預かればいいかなと、まぁ自分で持ちたいやつは持てば良い。」


「フラフォンもやっぱ持ってたんだな。」


 も? ガッツの言い方に引っかかりを覚えた。


「そりゃあるだろガッツ、あの名探偵サキュバス姉妹を従えさせてこの街へ帝国から来たって話だぜ?


サキュバスが持っててフラフォンが持ってないなんてないない。」


 マイクがガッツに笑いながらそう語った。


 ジーミーはそれを聞くなりあたふたしている。


「フォーメーションについてだが前衛(フォアード)はガッツ1人で、フラフォンには後衛よりの中衛で護衛対象、後衛の壁役をお願いします。


荷馬車の先導も兼ねるって感じですかね。


そして僕とジーミーが荷馬車の左右について戦闘時は基本ガッツの援護、ガッツに余裕が生まれているなら攻撃魔法という形で動きましょう。


何か他にフォーメーション案とかは?」


 フォーメーションの説明があった。


 これに手をあげる者は居ない。


「では明後日、集合は朝5時に北門ということで解散!」


 擦り合わせ終了である。


 そして解散とは名ばかりの談話タイムが始まるのであった。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


 2日後早朝、護衛任務当日を迎えた。


 北門には当然我輩が一番乗りである。


 眠れず3時頃に家を出たのは内緒のことだ。


 次にジーミーが4時半、マイクたち3人は揃って4時50分頃、依頼主は5時ぴったりに荷馬車を引いて現れた。


「ふん、何分か前についておく心構えはあるのだな。


受付の嬢ちゃんより聞いてる。


銅3人に鉄2名とはなんとも非力な……。頼むから積荷とワシ両方死守してくれよ。」


 依頼主の開口一番それである。


(あぁこれはあれだ。目をつけられたら終わりなやつであるな。)


 我輩は下手に目をつけられまいと決心するのであった。


 ミミックの殻は意外にも高性能でパーティ全員分の荷物が入りこれには依頼主含め全員で驚きを口に出したほどである。


 こうして愚痴まみれの依頼主を連れて護衛の旅が始まった。


 と言っても山へと続く森の道を2時間おきに10分休憩を繰り返し夕焼けになり出したら野営準備それだけで1日は終わってしまった。


 いや基本的に魔物や賊に襲われない限りこの感じであろう。


「土創世魔法、土精霊(グランド・)隠家(ドーム)


土創世魔法、土孔(どこう)、地沼」


 ゴゴゴゴゴという音と共に座り込むエマを中心として左右から地面が迫り出し高さ2メートル程のらドーム型のかまくらを作り出した。


 そして立て続けに罠を張っていく。


 我輩には魔眼の(マナ)感知機能により光って見えておるが他人には土煙が広がった後も元の地面が広がるだけである。


「「 お見事……。」」


 ガッツとマイクが声を揃えて褒め称えた。


 男性4人交代制で見張りをすることになった。


 我輩が見張りの際は半径1キロの索敵を行う。


 その最中聞こえた兄を呼ぶ声と喘ぎ声は聞かなかったことにするべきだろう。


 どうにも兄妹であろうが姉妹であろうが冒険者はやはりおかしなやつらばかりであった。


 

面白いと錯覚を起こされたり次話気になる症候群に陥った方はブックマーク、または↓下にある☆☆☆☆☆を適当にタップして下さい贅沢は言いませんのでタップだけでも是非。


兄妹で冒険者やってて健全?な訳ないから


シスコンとブラコンに決まってるだろぉ?


呼び方から滲み出るシスコンとひっそりと思いを馳せるブラコンで前々から出そうと設定、口調を考えてました。


口調によるキャラ被りもエマたん発言を浮かせるためにさせたような物ですね。

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