15 我の別れと新たな出会い
遅いけど毎日更新継続中!!
皆さま今週もお勤めご苦労様でした。
私はもう瞼が恐ろしく重いですw
アニメを楽しみに本日は寝ます。
我輩は初クエストの報酬の他なんやかんやで色々追加報酬を貰ったのである。
「2人はこれからのことは考えておるのか?」
我は冒険者になるという当初の目的は達成したため無理矢理?連れてきたサキュバス姉妹に尋ねた。
「んー、新しい家はゾーゾーの端の方で契約した上でこの臨時報酬あるから1ヶ月は2人でラブラブしようかしら……「ねー」」
我の問いに答えながら息ぴったりの相槌をうつ様から相変わらず仲の良い姉妹だというのがわかる。
そういえば姉妹はどこから家を買うお金を手に入れたのだろうか。
そこまで大金を持っていたとは記憶していない。
まぁ家買って尚且つ余裕があるのをみるあたりミミックの殻をどこぞの冒険者に高く叩いたのだろう。
ともあれ我輩の空気だった懐は少しだけ膨らみ温かくなった。
「あ、フラフォンさん、こちらをお渡しするのを忘れてました。
どうぞ鉄階級章です。」
報酬受け取ったから一度買えるかとふらついているところを呼び止められて手渡された。
「おぉこれで俺も冒険者……。」
なんだか実感が湧くような湧かないような不思議な気分である。
「フラフォンさんに少し説明させていただきますね。
鉄から銅へは実力を示すだけで昇格できます。
クエストの依頼主からの報告やクエスト仲間からの調書を元に判断が下され昇格の際は後日に通達される形となります。
ですがそれ以降の昇格には実績というものが必要不可欠です。
力はあるけど銅から抜け出せないという人は実績積みや依頼主との関係に難ありの場合がほとんどですのでお気をつけ下さい。
基本的に鉄階級としてのギルドサービスをご利用いただけますが鉄階級割引等一部サービスは特例昇格のためご利用頂けません。
ですご銅へと上がればご利用できますのでご安心ください。
後こちらを、本入会契約書の写しになります。
ではごゆっくり冒険者ライフをお楽しみください。」
獣人受付嬢のご説明終了である。
「フラフォンさんもう私たちは用済みですわよね?
これからは別行動、またどこかでお会いしたらその時はよろしくお願いしますわね。」
アリスが別れの挨拶をしにやってきた。
「もう2度とお姉さまに近づけさせませんわよ。」
しんみりするシーンというやつだと思ってたのだがモネによって雰囲気とやらがぶち壊された。
「2人とも達者でな。
ダンジョンとかで会った時は仲良さげに接してくれると嬉しいぞ。」
もう2人には出会った頃のような恐怖で縛り付けられているような関係性はない。
後一歩で仲間と呼べるのだろうが姉妹は他者、特に異性には分厚い壁を作る。
まぁ無理であろうな。そう割り切ることにした。
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サキュバス姉妹と別れ、我輩は冒険者ギルドの北館へと訪れていた。
「ほぉここが仲間を集めるのに最適だという所であるか。」
我輩はそれはなんとも大きな独り言を吐いた。
正直ぼっちは長い牢屋生活も思い起こすためちょっぴり寂しいものである。
そんな中1つのパーティと思われる集弾の話が気になった。
「……中に回復できないと知ってたら元より仲間に迎え入れてないつってんの。
のろま、雑魚、目障り、そのくせにカバーしてやらないと攻撃され放題じゃねぇか。
お荷物なんだよお荷物!!」
「まぁ私たち全員鉄で集めたのにシルバーに上がってもまだ鉄のままというのは流石に庇えないかな。」
「テレサ、貴方ね本当に可愛いだけしか取り柄のないお人形ですの。
お人形を常に持ち運ばないといけない私たちの苦労をご存知で?
追放ですわよ。追放、さっさと立ち去ってくれないかしら。」
すると責め続けられていた法衣を纏った背丈の小さい女の子は泣きながら走り去ってしまった。
1人の女の子に寄って集って酷い言われようであった。
だが事情を知らない我輩は口を突っ込む権利すらない。
懲役以前の我輩なら目障りだから黙れと逃げ出した女の子含め全員ゲンコツプレゼントしていただろう。
それほどに周りの視線は集まっていた。
(人間とは優劣で貶したり褒め称えたり面倒な者だな。
強者に従う、弱者は強者に守られる、実にシンプルな方法が取れぬものなのだな。
誰かを蹴落とさないとやっていけぬのだろう。
メイも散々持ち上げられるのにうんざりしてるとかほざいておったしな……。)
我輩はどよめき広がる喧騒に紛れ忍ように人混みを抜けとある掲示板の前へとやってきた。
これは以前教えられていた一度きりのパーティメンバー募集掲示板というやつである。
貼り出しは鉄階級から行えて挑もうと思ってる依頼、現在の人数、それぞれの役割、募集してる役割等々とても細かく貼り出すことができる。
また貼り出しの更なる詳細を近くの受付に尋ねる事もできこの場合その人の評価評判、過去の依頼、貼り出し人のフェチシズムや性癖なんかも聞けるのだとか……。
なので我輩でも入れるところに入れて貰い冒険者階級だけでなく評判等もあげようと前から画策していたのだ。
「やぁ君、凄いたっぱだね。
戦士や大楯騎士のようなフォワードかな?
僕はジーミー・リード
ジーミーと呼んでくれ。
君もどこかに入れて貰うのかい?」
辺りを見回すと話しかけた人の他は自分1人しか居ないことに気がつき遅れ
て対面した。
「俺はフラフォンだ。
フラフォン・プルツンソン
フラフォンと呼んでくれたまえ。
役職は特に無い。
筋肉には自信があるからな。
筋肉自慢を迎え入れてくれるところはあるのかなと探してたところだ。」
相手の自己紹介を参考にしてこちらも自己紹介を返した。
プルツンソンは咄嗟に捻り出した。
人間にとってのファミリーネームである。
「へぇ筋肉付ける人って何になりたいとか目標にして筋トレとかに励むイメージあるけどフラフォンは違うんだね。
じゃあさせっかく会ったんだ。2人で入れるところいかない?
いやね、僕土精霊の加護を受けた魔法使いなんだけど土ってさ需要があんまりなくてね固定パーティが中々組めないのよ。
魔法使いとして頼もしいフォワードは欲しいしさフラフォンが良ければご一緒させてくれない?」
どうやら我輩が長年求めていたような仲間フラグというのが発生したようである。
「うむ。よろしく頼むぞ。
俺はクエストは何でも良いからな。
ジーミーの好きなところを選んでくれたまえ。」
我輩は言葉を巧みに使い選ぶ手間を丸投げすることにした。
「そうだね。ここなら僕も活躍できるかな。これにしよう。」
ジーミーはそう言って掲示板から1枚引っ張り見せてきた。
「むむ? 山道での護衛!?」
我輩の誰かを護る初挑戦が始まるのであった。
面白いと錯覚を起こされたり次話気になる症候群に陥った方は↓下にある☆☆☆☆☆を適当にタップして下さい贅沢は言いませんのでタップだけでも是非。
ジーミー君は仲間にはなりません。
テレサちゃんを動物に例えるならウサギですかね。
仲間になるのは3話ほど先なのでお楽しみに〜
あ、テレサちゃんですけど追放からの今更遅いはさせますよ。今回はざまぁではないですけど……。
では良い夢を……。おやすみなさい




