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『狩ったバケモノにより、プレーヤーのレベルが【(STAR)】で表されます。スターによって、プレーヤーが遭遇するバケモノの種類が異なります』


 ということは……プレーヤーは、レベルに応じたバケモノを狩りながら、どんどんレベルを上げる。一方で、制限時間内にキーをゲットして、ゲートを抜けて様々なステージを攻略する――と。


『プレーヤーは、最後の【ゲート】のキーを得ると、最終ステージに挑みます』


 なるほどな、これがゴールか。でも、こんな内容……飛び抜けて珍しくあるまい。社運を賭けしまっていいのか、ウチの会社は?


『ラスボスに勝利したプレーヤーは、勇者となり、シリアルナンバーが与えられ……』


 ん? まだ続きがあった。首を傾げてページを捲る。


『通信アプリにアクセスすることで、【最終決戦(アーマゲドン)】に参加することが可能となります』


 はぁ? ここまで来て、通信って何だよ!


『この戦いで勝ち抜いた、ただ1人のプレーヤーのみに、【惑星の救世主(アストラル・ヒーロー)】の称号が与えられるのです! 目指せ! アストラル・ヒーロー!!』


 って、おい! バケモノはどうした! バケモノ、関係ねーじゃねぇかよ!


 眉間にシワ寄せて、資料から顔を上げる。隣の熊田と目が合った。


「おい……何だよ、コレ」


「ああ……スゲェ、壮大だな!」


 おーい! 何、感動してんだよ、オマエはっ!


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