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現代版 光源氏物語  作者: mimuka
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9

どこでその情報をっ!?


確かにわたしは残業をしたことがない。


それどころか毎日、他の人の仕事を手伝っているぐらいだ。


でもそれは事務の人間しか知らないはず!


「頭のキレも良いし、見た目も悪くない」


頭のてっぺんからつま先まで見られ、思わず体が固まる。


「なら俺の側にいろ」


「理由がよく分かりません! そもそもわたしは秘書なんて華やかな仕事は似合いません。地味で目立たない事務が似合っているんです。戻してください!」


「勢い良いな」


社長と課長はおかしそうにクスクス笑っている。


かっからかわれてる?


「とっとにかく! 事務に戻してくれないのなら、辞職します!」


「社長を脅すのか?」


「それだけ事務の仕事を愛しているんです! 事務がやれないなら、ここにいる意味などありません!」



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