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現代版 光源氏物語  作者: mimuka
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2人同時にふき出すも、ちょっと気になっていた。


どことなく…社長の雰囲気が固いことを。もしかして疲れた体をムリしているんじゃないだろうか?


わたしを喜ばせる為に…。海産物が好物なこと、知っているから。


「…社長、何か疲れていません?」


「いや、平気だ。それより俺の呼び方、休日ぐらいはやめてくれ」


「まあ…休日ではおかしいですね。では源氏さんで良いですか?」


「どうせなら下の名前の方が良いな」


「光さん、ですか? …まあ良いですけど」


社長、と呼ぶ方がしっくりくるのだが、休日に『社長』呼ばわりされるのは好きじゃないんだろう。


その後、談笑しながらドライブは続き、目的地の海まで来た。


「わぁっ…! キレイな所ですね!」


小さな海岸だが、とてもキレイな所だった。


透き通るような青い海、白い砂浜。それこそテレビか雑誌でしか見たことのない光景が、わたしの目の前に広がっていた。


「俺の気に入っている場所なんだ。ゆかりを連れてきたいと思ってた」



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