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現代版 光源氏物語  作者: mimuka
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海岸沿いのお店は、海産物が美味しいし安い。


海に出るより、食べ歩きでもした方が私は良い。


「ったく…。お前は普通の女じゃないな」


「自覚はあります。ですからそういうのは課長達とでも行ってください」


「去年行ったさ。アイツらは喜んでいたぞ?」


「なら今年も連れて行ってあげてください。わたしは遠慮します」


高級焼肉店でお肉を焼きながら、わたしと社長は話をしていた。


今日も例のごとく、社長の定時過ぎのお付き合いをしていた。


そもそも『社長とのお食事』に焼肉屋を選び、ビールを大ジョッキで頼むような女に、普通の女性の感覚を求められても困る。


「海産物のバーベキューが主役ならば、お付き合いしますよ♪」


「じゃあそれで妥協しよう。明日、朝迎えに行く」


「はい♪ 知り合いのレストランがあるんですか?」


「正確にはホテルだ」


「ホテル…」


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