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現代版 光源氏物語  作者: mimuka
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「逆に楽で良いです。合コンとか、苦手なんで」


更衣室で仕事終わり、デートや合コンの話で盛り上がる女性社員達を可愛いとは思う。


だけど今のわたしは自分に時間を使いたい。


「本当に変わっているねぇ。ずっとここで良いのかい?」


「はい、できることなら」


「できるだろうよ。キミは優秀だし、あえてここから移動する人なんて滅多にいないから」


この部署は地味だが、成績が良くなくては入れない。


だから黙々と仕事をしたい人間が自然と集まった。


年に必要な人数は希望するので、増減激しくなく、ほとんど人事異動はない。


それに…ハッキリ言って、ここから栄転した人はほとんどいない。


みなさん、地味~に定年までここで過ごす人が大半だ。


「でもキミほど優秀なら、秘書課でも平気だろうに」


「それは本気で勘弁です。あんな派手で目立つ部署、移動しろと言われるのは会社を辞めろと言われていることだと同じ意味になりますよ」


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