表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異能力?部活動バトル!  作者: Kesuke
1日目
8/35

終結 初陣のS.F.F

 「しょうがないなぁ、アキちゃーん! 自己紹介しよっ!」

 「なるほど、掃除ロッカーの中に隠れてるのか。 特技は擬態かなんかか」


 いや、なんだこれ、呼びかけられた右側の掃除ロッカーがいきなり色褪せた。 おお、さらにヒビが入って...崩れ落ちた。 古い陶器みたいに。

 で、出てきたのは、可愛いけど控えめそうな女の子だな。 髪型はえーっと、なんていうんだっけなこれ、セミロングだったか。

 

 「紹介するよん! 私のお友達で可愛いけれど人見知り、陶芸部部員のアキちゃんです!」

 「自己紹介かそれ」

 「胸の大きさも計りっこしたこともあるよ! トオル君エッチだから教えないけどね!」

 「...」

 「どうでもいいから早く本題入れっつーんだよぉぉ」


 「――あの――私は、水瀬アキです。 よろしくお願いします...」


 大体見当がついたぞ。 このアキちゃんとかいう子と連携して後ろまで回ったんだな。

 おそらくこの子の能力は陶器の材料を使った"複製作り"あたりか。 で、背景を映した箱でも作って若菜にゆっくり背後に回らせたって感じかな。 この教室に電気がついてなかったのもその戦術に一役買ってるってわけだ。 まぁ、いろいろ都合よすぎだけど。


 「もうトオルったら!早く挨拶しなさいっ!」

 「あっ、すまん。 アキちゃんだっけ、よろしく」 

 「......」


 なんだこれ、気まずいぞ。 まさか俺のせい...じゃねぇよな。


 「どうでもいいけどよォー、俺はずっとこのままナノカァーー?!」


 なんとかかんとか、初のエンカウントにて野球部を撃破したトオル達一行。 しかしまだまだ戦いは始まったばかり。 このままながーい3日間を生き残ることが出来るのか?!


結果

勝ち  三上トオル 帰宅部   

    森崎若菜 手芸部

    水瀬アキ 陶芸部


負け ニヴェレンコ・ポルチェルスキ(ニコポ) 野球部



ひとまず初戦完結ですー。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ