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作者: 。

あるところに吉村鈴という女の子がいました。

鈴はヨッシーと呼ばれていました。

ヨッシーの学校では最近、夜に出かけたまま行方知れずになる生徒が毎夜出ていました。

学校や家でも、外出はしないようになど注意をうながしていましたが、それでも行方不明になる生徒はふえつづけました。



そんなある日、ヨッシーは夜にでかけました。

帰ってきたヨッシーは小さな鈴を一個持っていました。

ヨッシーは次の日の夜もでかけました。

そしてまた、鈴を一個持って帰ってきました。


ヨッシーは鈴をケータイにつけていました。

鈴は毎日、一個ずつふえていきます。

それを不思議に思った友人は、

「この鈴何個あるの?」と聞きました。

ヨッシーは

「消えた人の数だけあるよ」といいました。

気味わるがった友人は

「ヨッシーキモイ。」

といいました。

ヨッシーは傷つきました。

とっても悲しくなりました。



その日の放課後、

友人は暗くなりはじめたころにヨッシーに呼び出されました。

2人は桜の木の下にいました。

友人は消えてしまいました。

でも、悲しくなんてありません。

だって友人は鈴になったのだから。




おわり


なぜ鈴なんだとか外出するのかとかどうやって鈴になるのかとか聞いちゃいけません。


整理してたらでてきた黒歴史ノート…あと一冊が見つからなくて家族にみられてないか挙動不審に。

見つかったノートは燃やして証拠隠滅しなければ…!


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