表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/30

初めての……

生徒会室



そこは学校の生徒たちに選ばれた大事な仕事をする人が集まる場所である。


そして今日もまた




生徒会メンバーが集まる



「せ〜つ〜なぁ〜」



「……どうした椿」


「もうすぐさぁ〜刹那の好きなアニメが始まるよね?」



ん?カスタムUCの事か?


「……それがどうかしたのか?」


別に新しいアニメが始まるなんてそう珍しい事じゃないだろ?



「実はね……」


「……」


「………」


「…………」


「……………」


「早く言え」



なぜそんなに間をあける



「──テレビ放映が始まる前に第一話が見られるとしたら……どうする?」



そんなの



「……見る」




そんなことを言うってことは見れるのか!?



新しいカスタムシリーズが陽の目を浴びるより先に見れるのか?




「そう、見れるのよ……これさえあれば」



そう言って椿が手に出したものは一枚のチケットだった



「これ欲しい?」



「……(コクッ」



喉から手が出るほど欲しい!!



「あげても良いんだけど……只じゃあね………」



「……何でもしよう」



俺がそう言った瞬間椿の目が一瞬だが光ったような気がした



「なら今度の休日デートして」



「あぁ!!………え?」



デートって


あの男女が二人きりで遊びに出掛けたりするあれか?


まぁ椿の事だ


買い物の荷物持ちをやれって事ぐらいだろう




それぐらいなら



「……引き受ける」



「ヤッター!!じゃあ今度の休日の朝に刹那の家に行くね。あ、ハイコレ」



そう言って俺にチケットを渡して椿ははなれていった



やったぜ


これでカスタムUCが見れる


明日の夕方に見に行こう


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ