当日
まぁそんな事があって誕生日当日……
理事長の誕生日パーティーのために今日まで頑張った生徒会メンバー
そんなメンバー達は今学校のエントランスホールに皆それぞれコスプレをしながら待っている。
「にしても総一郎のコスプレは似合ってるね。キラ・ヤマト?」
「ありがと彰……君だってアスランのコスプレ似合ってるよ」
総一郎と彰がお互いを誉めあっている
………お前ら二人はスペック高くて良いな………
羨ましいよ。
軍服着るだけでコスプレになるなんて!!
「椿ちゃん可愛いね。何のコスプレ?」
「FF7のティファだけど………胸の辺りが……」
胸を触りながら落ち込む椿
「だ、大丈夫だよ椿ちゃん似合ってるから!!」
「ありがとう……そう言う絆は何のコスプレなの?」
「私?私はね、プラ○スガールに出てくる絆ちゃんのコスプレだよ。似合う?」
そんな普通の会話が二人ではなされていた
さて、俺も仮面を被ろうか
ボイスチェンジャーのスイッチをいれゼロの仮面を被る
撃って良いのは撃たれる覚悟のある奴だけだ!!
………すいません
この格好になったらやりたかった事なんです。
「似合ってるね刹那」
「………そうか?」
総一郎がいの一番に誉めてくれた
でも男にほめられるよりも女子にほめられたかったよ。
俺は……
さて
後は紫先生を待つばかりなんだが……
遅いな
side 紫
──ヤバいッ!!
約束の時間に間に合わない
せっかく刹那とのダンスパーティーだと言うのに……
これもみんな他の女教師のせいだ!!
みんなして私に¨これ、やっといてください¨
なんて普通言うか!?
そんなに羨ましかったのか
私が刹那と踊るのが?
確かに石田 刹那は教師に絶大な人気を誇る生徒だ
保志、石田(弟)、刹那の三人は生徒だけじゃなく教師にも人気がある……
今のうちにツバつけて置かなくては………
間に合うのかな?
side end
待ち合わせ時間を五分たった
遅いな〜
そんな風に考えていたら向こうのほうから先生が走ってきた
「すっ……すまん刹那!!」
「……気にしてない。」
良かった〜何処かで事故でもしたのかと思ったよ
それにしても
「………似合ってるな。」
「////そ…そうか?そう言ってもらえれば嬉しいが……」
紫の胸の開いたパーティードレス……
しかし
「先生一体何のコスプレですか?」
総一郎が変わりに聞いてくれた。
「保志(兄)か……さぁ?先生達のは勝手に用意されてたからな。私も良く分からん。」
そうなのか……
キーンコーン
おっと
パーティーの始まりだ
「……先生」
スッと手を出し
「……行きましょうか?」
「あぁ。」
パーティーの始まりだ!!
これで一応コスプレパーティーは終わりです
もしかしたらまた番外編でこのパーティーについて書くかも知れませんが……本編ではこれで終わりです。