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夜の買い物


「………彰」


「いくら兄さんでもこれは譲れない」


「……それをこっちに寄越せ。」



「嫌だ!!」




彰と刹那がにらみ合いをしている。


それを見ていた二人の姉妹は


「仲良いね。」


「そうだねお姉ちゃん。」


二人を見ながら会話をしていた。



「たかがプリンなのに……」


「そうだね凛」




その間にも二人は




「……プリンは俺のだ。」


「僕の!!」



「…やるのか?」


「やる」




二人はにらみ合いながら…



「じゃんけん!!」


「……ポイ」




刹那 グー


彰 パー





結果


彰 WIN






「クッ………負けたか」


「今回は僕の勝ちだね。じゃあプリンは頂くね」



悔しい気持ちを丸出しの刹那



ふと立ち上がる。



「何処に行くの刹那?」


「……姉さんか……ちょっとコンビニにな」




「……最初からコンビニに行けばいいのに」










side刹那


まったく彰にじゃんけんで負けるとは思わなかったな


クソッ



この寒いなかプリンを買うためにコンビニに向かう俺ってどうなんだ?




まぁ良いんだけどさ


自分が食べたいんだし……



あとビーフジャーキー買ってこ





ようやくコンビニについた

ウィーン


「いらっしゃいませご主人様」



「………」



ウィーン



あれ、ここコンビニだよな?


俺が間違えた訳じゃ無いよな。



も、もう一度



ウィーン



「お帰りなさいませご主人様」



ウィーン




あれ?


やっぱりメイドがいる。



しかも知ってる奴だし……


あとセリフが変わってたよな



他人のそら似でありますように



三度目の挑戦だ。



ウィーン


「いらっしゃいませご主人様。私の事を好きにして構いませんよ?」



「……何をやっている……石原」


「嫌ですねぇご主人様。何時も見たいにお蘭って呼んでくださいよ」



「………お蘭」



「ハイ」




こいつの名前は石原 蘭

通称 お蘭

だ。



まぁ見ての通りコスプレが好きな奴だが……


とりあえず


「……バイト先間違えてないか?」


突っ込むことにした



続く!!

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