表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

第6話終活と二日おき

私のいわゆる終活がはじまった。我々の種族にとって腎臓病は治せない病気で悪化を遅らせることぐらいしかできないのだそうな、

もとよりそんな気はないが、やはりいままで通りとも行かない。まあ正直ごはんがまずいものばかり出されるのにはこまった。グルメでは無いつもりだがなにせ体が受け付けない程にまずいのだ、ケイは色々な種類のご飯を用意してくれた。中には、はじめはそこそこ美味しく食べれるのだが、食べ続けると体が受け付けなくなるものもあり、なかなか安定して食べれるごはんは無かったのだ。困った顔で私の頭をなでながら

何だったら食べれる?と聞いてくるケイを見て申し訳なく思ったものだ

ただその恩恵を受けていたのはアールだ彼は何でもよく食べる、私が食べれなかった残りの未開封品は彼のものとなった。それだからか今では立派に体重過多だ。彼は病院から帰って来るたびに私の様子をうかがい周りをくるくる回っている。

本人が病院に連れて行かれる時は事前に察知してソファーの下などに引きこもるのだが、結局ばれて連れて行かれる。いい加減諦めたらいいのにとは思うのだが、嫌なものは嫌らしかかった。

私は2日に一度点滴をしている。ケイがやってくれているのだが、はじめはおっかなびっくり、たどたどしい手つきであったが、今は手慣れたものだ。私としても痛みを伴う作業だが、これがケイと共にいられる時間を稼いでいるのだと思えば気が楽なものだった。

一方ワイはだめだった彼は頑なに怖がって私に針を指すことを拒んだ

私がなんかあったときどうすんのとよくケイが叱責していたが、正直私もワイに針を刺されるのはごめんこうむりたいところではある

幸いにしてワイにされることはなかった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ