表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
にゃんこのお願い叶えます  作者: 巴菜
今日の運勢『吊るされた男(正位置)』
6/38

夜中の猫神社での出来事

マイルールで毎朝1回目だけと決め

今日の運勢を占ってるけど

今夜は(正式には日付が変わってるから明日)

もう一度タロットを引いた


『結果は

『吊るされた男(正位置)』

意味は忍耐って…


確かに当たってる、ハハハ』


私がタロットを見ていると

隣にいたルナが私に



『ねぇ、今日は猫神社に行く日よ

早く行きましょう』


ルナが私を急かすので

『えっ?でも予定の時間はまだみたいよ。

午前2時〜って書いてあるよ。』


茶々丸から貰ったお知らせの紙をルナに見せると


『ほんとね。

早く時間が来ないかしら』


ルナは気分転換に

自分の身だしなみ(毛繕い)を始めた。


私は

『ねぇ、夜中の神社って

なんだか怖いよね』と

ルナに呟くと



『リナ、怖いの?

あのコンテストもだけど

いつもの会議もだいたい夜中で

場所もここの神社だし』


と平然と答えた。


予定の15分前にセットしていた

スマホのアラームがなり


『じゃあ、行こっか』と

私とルナは玄関から一緒に出た


神社が近づくにつれ

私はルナの隣にピッタリ

くっつき歩いてると



『ねぇ、リナぁ。

怖いのはわかったけど

もう少し離れて歩いてくれる?

歩きにくいんだけど?』

とルナに注意されながら

神社の鳥居を潜ると

どこからか鳴き声が聞こえた


その声にびっくりし

私は尻尾は下にさがり

小刻みに震えながら

声のするほうをルナと見た

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ