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にゃんこのお願い叶えます  作者: 巴菜
【隠者(逆位置)】
12/38

2つ目のお願い事

仔猫の名前は【くろすけ】

名前の通り黒猫の男の子

そして

ルナはくろすけ君のママが誰か知っていた


『あたしも

くろすけ君のママを元気に

したいと思ってるけど

どうすれば良いかわからないの


ねぇ、最近ママに

何か変わった事なかったかなぁ?』


くろすけは

ちょこんとおすわりをし


『変わったこと?ん~~とね

ぼくがお話ししても聞いてくれないし

遊んでもくれないし

いつもお外ばっかりみてるよ』


《あれ?猫っていつもそんな感じだと思うから

普通の事じゃないのかなぁ?》

私がそう思ってると


『なんかね、お外から聞こえる声を聞いてるかんじ。

オジサン(猫)達の声がするほうを

じっと見てるし…』


『えっ?誰か待ってるって…』

ルナと私は顔を見合わせた

多分思ってる事は同じだと思う

《パパが居ない=パパを待ってる》と…


『くろすけ君、大丈夫よ。

あたし達にまかせて!

すぐには難しいと思うけど

ママを元気にしてあげるね』


『ほんとに?ありがとう、おねいちゃん』

そう言うと

くろすけ君はベランダに向かおうとしたので

『いやいや、だからダメだってw』


いくらこの部屋が

マンションの2階で角部屋

しかも近くにはベランダに繋がるぐらいに

伸びてる大きな木の枝があるからって

くろすけ君はまだ生後3ヶ月ぐらいで

ルナより小さいんだから


私は

くろすけ君を玄関から外に連れて行ってあげた

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