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奇跡の桜は異能の想い!  作者: 真城 しろ
2章 異能と桜
9/18

婚約者と桜

確認はしておりますが、不自然な点などあるかもしれません...ご容赦ください...

翌朝、いつも通りに目が覚め、リビングに移動すると、美奈の姿があった。


「お、おはよう、、、」


「お、おはよー、、、」


昨夜の一件もあって、お互いにぎこちない挨拶を交わす。


「あの、、さ。昨日のことなんだけど、、、」


昨日の言葉。あの言葉に、嘘は無かったと思う。だからこそ、先延ばしにするわけにはいかないと思い、自分からこうして話題を出すことにした。


「う、うん、、、」


美奈は顔を真っ赤にして返事をしている。


「あれは、、そのままの意味でとらえていいんだよ、、な?」


「うん、、、」


「美奈、俺は―――」


と、今の俺の気持ちを伝えようとしたところで、


ピンポーン


と、来客を知らせる音が。


「ご、ごめん!!出てくる」


「う、うん」


「まったく、、誰だよこんな時に、、、」


そう思いつつ玄関の戸を開ける。

するとそこには、、、


「こんにちは。今、お時間ありますか?」


制服姿の由利さんが立っていた。



―――――――――――――


「どうしたんだ?」


俺は由利さんに尋ねる。


「どうしたもこうしたもありません!!昨日はなぜ一言も声を掛けてくれなかったんですか?!」


どうやら、かなりご立腹のようだ。


「きのうは、、ほら、いろいろあったから。由利さんも見てたでしょ?」


そう答えると、「まあ、そうですね、、、」と、少しは理解を示してもらえたようだ。


「そうだ。俺も聞きたいことがあるんだ。後で話を聞かせて、、、」


そう言ったところで、俺の後ろから待ったがかかる。


「こ、これってどういうこと?!2人はただの友達じゃないの?!なんでこんなところで仲良く話してる訳?!」


どうやら美奈が、話し声が聞こえて、慌てて駆け付けたようだ。


「昨日の私の告白、どういう心境で聞いたのおおお!!!?」


「まって、、これはちがっ、、、!!ちょっと、由利さんからもなんか言っていやってくれ!」


俺はもう一人の当事者である由利さんに助けを求めたが、、、


「告白?!あなたは由良くんのことが好きなの?!」


「そう!!だからしゅんくんにあんまり近づかないで!!」


なんか、言い争いになってね、、、?

すると、由利さんが、とんでもないことを口走った。


「それは困りますっ!!由良くんは私の『婚約者』なので!!!」


「はあああああ?!しゅんくん!どういうことおおおおおおおおおおお?!?!!!!」

「はあああああ?!初耳なんですけど~~~~~!!!!!!!」




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