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奇跡の桜は異能の想い!  作者: 真城 しろ
2章 異能と桜
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異能と桜2(選ばれたってこと?!)

確認はしておりますが、不自然な点などあるかもしれません...ご容赦ください...

なるほど。これはあれだ。所謂、「選ばれた」というやつだろう。いや、「運命」とでもいうべきか。

――どうやら、やらないわけにもいかないようだ。

俺は一抹の不安と少しの期待を胸に、答えた。


「ああ。わかった。俺でよければ協力するよ。」


そう告げると、彼女は安心したような表情で穏やかな笑みを浮かべた。


「はい!これからよろしくお願いします!!」


―――――――――――――――


そのまま由利さんと別れ、新しい家に帰ってきた。まだ引っ越して間もないためか、あまり落ち着かない。


「これから、どうなっていくんだろう、、、」


とにかく、手伝うと決めたからには、足を引っ張るわけにはいかない。


「ほかに使える異能はあるかな?」


そう思い、自分の内側に意識を傾ける。

すると、異能に関する知識が、すらすら浮かんできた。


「ほかにも使えるってことか。」


どうやら全部で4つ、使える異能があるらしい。


1つ目は、一番初めに覚えた“複製創造”。ものを複製したり、想像したものをなんでもその場に生み出すことができるらしい。


2つ目は、さっき使った“静止の眼”。対象の動きを固めているのかと思ったが、周囲の空気を固めることで、動けなくしているらしい。


流し込まれた意識によると、これらは異能使いのみが使うことができるらしい。

残りの二つは、魔法使いにも使うことができ、魔法使いのほうが、強い力を発揮できるらしい。


3つ目は、“魔法基礎”。火、水、風の属性の、簡単な攻撃魔法が使えるらしい。強力な魔法は、魔法使いにしか使えないようだ。火なら火の玉をまっすぐ飛ばせるフレイムボール、水なら任意の地面から渦巻く水の柱を生み出せるアクアスクリュー、風なら砂嵐を生み出せるようだ。


4つ目は、“身体強化”。自分だけでなく、他人にも使用でき、その名の通り、ジャンプ力や体力、走力といった身体能力を向上できるようだ。1人に対して複数人がこの異能を使用することで、対象の身体能力を大きく向上させることができるらしい。ただ、対象は、その分の負荷を受けたり、反動を受けたりするらしい。


「なんか、、、思ったより少ないし、派手に戦う感じでもなさそうだ。」


でも、あの伝説が本当なら、これだけで、あの大きな蛇を倒したことになる。はたして、本当にそんなことができたのだろうか。ほかにも、まだまだ分からないことだらけだ。


「明日、彼女にもう少し詳しい話を聞く必要がありそうだ。」


自分の中でそう結論づけ、細かいことは明日、改めて確認することにした。






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