表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奇跡の桜は異能の想い!  作者: 真城 しろ
1章 奇跡の桜
1/18

奇跡の桜(転校)

確認はしておりますが、文章に一部不自然な箇所などがあるかもしれません…

この桜異の町には、古くからの言い伝えがある...


この地はかつて、この世ならざる異能の使い手とその仲間が、この地を支配して、小さな国をつっくた。決して人や街を襲うことはなかったが、その異能に恐れた人間たちは、団結し、その地に攻め入った。


突然の襲撃に異能の使い手は、追い詰められ、この地を去っていったと...こうしてこの地を手に入れた人々は、異能の使い手から奪い取ったここを、異能の街、桜異と名付けたと...ちなみに、桜というのは、この地を奪い取ったときに、その地のちょうど真ん中に大きな満開の桜の木が生えていたからだそうだ。今でもその木は、一年中満開の桜が咲く奇跡の桜の木として大切にされており、その下に建てられた永桜とざくら神社は、一年中多くの観光客が訪れている。...らしい。


そして、そんな街に、引っ越しすると同時に、桜異高校に今日から2年生で転校してくることになった俺、由良春也ゆら しゅんや。今まで、どこにでもいる普通の高校生をやってきたつもりだったが、ここにきてからどうもおかしい。

時折、眩暈や頭痛に見舞われ、その時、毎度決まって、頭の中に記憶が流れ込んでくるような、不思議な感覚に襲われる。頭痛や眩暈が収まるとすぐにその不思議な感覚から解放される。内容は全く覚えていないので、何か考察したりすることもできない。


「まあ、大丈夫だろう。」


不安はあるが、今日は、転校初日。そんなことを考えこんで、自己紹介やらを失敗したくはない。転校早々一人になるのだけは勘弁だ。


「今日は、みんなに、転校生を紹介します!」


先生の声が聞こえてくる。どうやらもうすぐ呼ばれるらしい。


「じゃあ、由良くん、入ってきて。」


俺は丁寧にドアを開けた。そのまま教壇の上へあがる。クラスメイトは好奇心いっぱいの眼差しを教壇に向けている。新しい環境に緊張するものだと思っていたが、むしろ安心感すら覚える。俺は柔らかな声でこう言った。


「今日からお世話になる、由良春也です。よろしくお願いします!」



もしよければ、評価ポイントやブックマーク、お気に入り登録などをしていただけますと幸いです!!

また、作中に誤字や文章として破綻している箇所などございましたら、優しく教えてくださるとありがたいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ