明日の晩ご飯何にしよう・・・
「・・・・」
「ここは・・・}
???:初めまして、君。まずこの世界の説明からと行こうじゃないか。
???:と思ったが、あまり時間がないので急がせてもらうぞ。
???:この世界は現代の日本の約300年後の世界。正確には325年だったかな、まぁそんなことはどうでもいい。
「300・・・ねん?・・・」
???:単刀直入に言おう。
「・・・」
???:君にはこの{イルタグム}の世界を救って欲しい。
「いるた・・ぐむ?・・・」
???:そうだ。何かありきたりの流れで申し訳ないが、頼んだぞ!。。。
???:そうそういいわすれておった、、、、には、、、、、る、、だぞ、、、、
「あれ、聞き取れない。」
__
主人公:はっ!
主人公が目を覚ますと見覚えのない場所だった。
おばさん:あら!おめざめかい!よかったねぇ、街道のど真ん中に寝転がってたもんだから、死んじゃって
るのかと思ったわ、わっはっはっは!!
主人公:あ。た、助けていただきありがとうございます。
主人公はおばさんに肩をバンバン叩かれながら必死で抵抗した。
主人公:ここはどこなのでしょうか・・・
おばさん:ここは港の街{ミスタム}だよ!
主人公:みすたむ?
おばさん:そうだよ!。この町の魚介類はおいしいんだよぉ!
主人公:そうなんですか。
おばさん:あんたおなかすいてるでしょ!作ってやるからたべていきな!
主人公:あぁ。いやそこまでお世話になるわk
主人公が遠慮の言葉を言い終わるまでにお腹が鳴った
おばさん:ほぉら!おばちゃんの目はごまかせんよぉわっはっはっは!
やっぱり主人公の方をどんどん叩いたあと部屋の奥に消えていった。
主人公:待てよ、ちょっと整理をしよう。俺は確か会社帰り、一人酒に店にはいった、そしてそろそろ帰ろ
うと店の前の道に出た、一部の記憶が曖昧だ・・・
主人公は頭が痛いような痛くないような気持ち悪い感覚に悩まされた。
主人公:真っ暗の中に放り込まれてからは。300年だの世界を救えだの意味わかんない夢を見て・・・・
主人公:自分の名前も思い出せない・・・
主人公は頭の回転が回らなくなり考えるのをやめた。
なんだかんだ自分の愚かさに浸されているとおばちゃんが姿を現した。
おばさん:できたよー、ほぉら美味しいからたくさんおたべ!
テーブルの上には1人前とは思えない量の料理が出て来た。しかしどれも美味しそうで、今にも
がっつきたいほどの見た目だ。
主人公:いただきます!
主人公はこれまでに味わったことのない味、ましてやまずいわけではない、とてつもなく美味しす
ぎて、幸せで死んでしまいそうな感覚に陥る。
おばさん:誰もとりやしないんだから、ゆっくりおたべ。
・・・
数時間後
主人公のお腹は針でつついたら弾けそうなほどはじけている。
また。先ほど3~4人前ほどあった料理は全て平らげられている。
おばさん:こんなに美味しそうに食べてくれて。おばちゃんうれしいわぁ!
おばさんはなぜか感動して泣いている。
主人公:そういえばおばさんは家族はいないんですか?
おばさん:昔は夫や子供もいたんだけどね・・・
子供はほかの街の方に行って、夫は3年前にしんじゃったよ
主人公:すみません・・・こんな話しちゃって。
おばさん:いやぁいいよぉ!
おばさん:そういえば、あんたの名前なんていうのさ
主人公:それが思い出せないんです。
おばさん:あらぁそうなのかい。じゃぁおばちゃんが仮の名前を付けてあげるよ!
主人公:はぁ・・
おばちゃんは数分悩み。
おばさん:こんなのはどうだい!
といって1枚の紙を渡してくれました。
そこには《ケアン》という名前が書いてあった。
おばさん:どうだい?気に入らなかったかい?
ケアン:いえ。とっても気に入りました!
主人公の名前はケアンに命名された!