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千客万来(?)

 ある日の『小道』


 ~パティ様ご来店~


「トリシャ姉ったらさ!」


 今日はパティが一人で訪れている。

 何でもトリシャと喧嘩したらしい。

 本当に些細な事だけれど、なんだかこじらせてしまったらしい。

 ここに来る時は、いつも二人一緒にきてはリンとじゃれあっていたからちょっと不思議な感じもする。


「聞いてます? ユウさん、トリシャ姉がさ!」


 苦笑いを浮かべるユウにおかまいもせずパティがまくし立てている。

 一通り言い終わった後、少し冷めたコーヒーをぐっと飲み干す。


「ユウさんもう一杯!」

「はいはい…でもパティちゃん、ほんとトリシャちゃんの事好きなんだねー」

「はぁ!? 今までのあたしの話聞いててくれなかったんですか?!」

「ちゃんと聞いてたよぅ。でもそれって好きだって事だよね?」

「……なんでそうなるかなぁ」

「ふふ、だって顔に書いてあるもの」

「書いてません!」


 ぶすーっとふくれっつらになってしまうパティ。

 なんだかそれも可愛いらしくて思わずユウは笑ってしまう。


「もー笑い事じゃないですよ!」


 パティは相変わらずぷんすかしている。ユウは二杯目のコーヒーをパティの前に置きながら、優しい微笑みを向けた。


「ねぇ、パティちゃん。どうして自分がそんなに怒ってるんだと思う?」

「それは、トリシャ姉が……」

「そうかもしれないね。でもそれって、トリシャちゃんの事を本気で考えてるから、トリシャちゃんもパティちゃんの事を本気で考えてるから、お互いの気持ちがぶつかっちゃうのかもしれないね。本気で相手の事を考えてなきゃ、そうはならないと思うよー」


 そんなユウの言葉にもパティは仏頂面のまま口を尖がらせている。


「はい、これ」

「ん? なんですか?」


 ユウは小さな包みをぽんとパティの前に置く。


「うちで引いた豆だよ。これでトリシャちゃんにラテでも入れてあげるといいよー」

「え、なんで、そんなこと。」

「仲直り、したいんでしょ?」

「……」


 しばらく黙りこくっていたパティだったが、口をとがらせながらもその包みを受け取って店を出る。去り際にパティは振り返り、その尖ったままの口で一言、残していった。


「べ、別に仲直りしたいわけじゃないんだからね!」





~フーディ様、ご来店~


「やぁ、ユウちゃん。相変わらず繁盛してないね」

「いらっしゃいませ、余計なお世話ですよ。神火以来ですねー」


 来店するなり毒舌を披露したのは怪しげなマントの男、フーディだ。

 お互いにふふっと笑って、フーディはカウンターに、ユウは注文も受けていないのにコーヒーを淹れる。

 メニューに載ってるのはブレンドコーヒーとリンのお菓子だけだし、フーディもすっかり常連で、出されたものを黙ってニコニコと飲む。


「ユウちゃん、生麦酒!」

「はーい、コーヒーですね!」

「ちょ、生麦……」

「コーヒーですね!」


 何だか迫力のある笑顔がフーディに向けられる。


「ぐぬぬ」


 時折こんなやり取りをお決まりのようにする事さえある。それくらい馴染むほど、このローブの男はお店にやってきてはいた。

 それにしてもフーディは、今日も怪しげなフードローブ姿だ。

 店に訪れる時は決まってこの格好だから、あるいはここに来る時は必ずこの服だと決めているのだろうか。いや、神火であった時も同じ格好だった。もしかすると彼はこの服しかもっていないのかもしれない。

 などと、ユウは少し失礼な事を思っていた。


「ん? んー?」


 まるでそれを見透かしたかのようにフーディが首をかしげながらコーヒーを淹れているユウを見た。


「……なんですか?」

「いいえ、なんだかとっても失礼な電波を受信したような気がして、その発信主を探してるところですよ」

「ええーっと……」

「ユウちゃんは結構顔に出るよね?」

「んん? 何の事です?」


 ふふふ、と笑うフーディに、ぬぬっとするも、それでも笑顔のユウ。

 しばらく引きつった笑顔のまま見合う二人。フードで顔が隠れているから、笑顔が引きつってると見て取れるのはユウだけだが。


「はい、お待たせしました、コーヒー、です!」

「ありがとう、美味しいコーヒーをいつも、ありがとう!」

「ぬぬぬ」

「ふふふ」


 そんな二人をリンが、何やってんだ、という呆れ顔で見ていた。


「やぁ、リンリン、ごきげんうるわしゅう」


 フーディがユウとの攻防の最中、目ざとくリンの姿を見つけてユウから逃げるようにリンに近づいてくる。


「うるわ……?」

「ごきげんうるわしゅう」

「うるわしゅ……というか、こっちくるな」

「ええー!?」


 降りかかる火の粉は払うべし、と言わんばかりに近づいてきたフーディに、しっしっと手を振るリン。


「うちの可愛い子に何してるんですかー?」

「いや、何もしてないよ!」

「本当ですかー?」


 首根っこをつかみそうな勢いでフーディの後ろに迫るユウ。


「さぁ、お客様ー?席はこちらですよー?」


 ニコニコと、それでも何か謎の迫力を持った笑顔がフーディを捉えて離さない。


(くっ、なんという…眼力! 顔力!)


「くっ、なんというがんりきがんりき!」

「なんですか、がんりきって!?」

「しまった、思った事がつい口から!」


 二人のやりとりを最初はジト目で見ていたリンだったのだが、やり取りが段々おかしく思えてきて、思わず噴き出してしまった。

 そのまま笑い転げるリン。一瞬、呆気に取られた二人は攻防を収めて、笑い転げるリンを同時に見た。


「珍しい……というか、何がそんなにツボなの?」

「さぁ……」


 ポカンとしている二人を尻目に笑いが止まらずしばらく笑い転げるリンだった。





~ウォル御一行様、ご来店~


「ユウ様ーーー!」


 土煙すらあげているように見えるほどの勢いで、元気な少女が店に飛び込んできた。


「いらっしゃいませー……」


 さすがのユウもその勢いに驚いて目を丸くする。

 入ってきたのは以前ウォル達と共に『オーガ親子騒動』でパーティを組んでやってきたうちの一人、お嬢様魔法使いのリリーだった。

 続いて彼女の従者であるジッチと同じく従者でスカウトのトッチが入ってくる。ジッチは目を細くしてリリーを見ていたが、そこから感情を読み取る事は出来ない。はしゃぐ自分の主を叱るのか、それとも娘か、あるいは孫ほども歳の離れた主を暖かく見守っているのか、わからなかったが、別段悪い感じはしない。その後ろでは、トッチが鋭く目を光らせながら周囲を警戒している。

 ここは安全ですよ、とユウは思うのだが、特にスカウトというのはそういう性分の人が多かったり、職業病だったりして、つい警戒をしてしまうのだそうだ。


 続いて、歴戦の戦士でこのパーティのリーダーでもあるウォル、そして最後に少年冒険者のホヴィが入ってきた。


 以前もそうだったように、トッチは入り口近くに陣取り、ウォル、リリー、ホヴィはカウンターへ。

 ジッチはリリーの後ろに控えていた。


「またきちゃいました!」


 リリーが我先にと、目を輝かせながらユウに話しかける。


「うん、お久しぶりだね。パーティはこないだから固定なの?」


 ユウが入ってきたウォルパーティの面々を順繰り見渡す。

 パーティ、とはいっても、良くあるのが同じ依頼に同行するためのものであったり、気の合う者同士でつるんだり、危険な任務のために名のある冒険者や腕の立つものを集めたり、あるいは何かの材料をあつめるために護衛であったりと千差万別である。

 ウォル達のように臨時的にパーティを組んでみたら何だか相性がよくてそのまま固定メンバーで依頼をこなすというのも珍しくはなかった。


「ああ、俺たち結構バランスが……」

「私たち、結構バランスいいみたいで! 結構難しい依頼も請けたりしてるんですよ! 私やこいつは未熟ですから、助けられてばかりなんですけど」


 リリーがぐいっとホヴィの袖を引っ張った。ウォルの言葉を遮ってリリーがまくし立てるように話しかけてきたり、それに対してウォルがただ肩を竦めて笑みを浮かべていたりする様子を見ると、このパーティの仲は、かなり良好なようだ。


「やめてください、袖が伸びるじゃないですか」

「減るもんじゃなし、ホヴィちゃん気にしすぎー」

「減らないけど伸びます」

「増える感じでいいじゃない?」

「馬鹿なの!?」


 リリーは天真爛漫に振舞って、それにホヴィが巻き込まれて行く。周りの大人たちはそれを見守るようにしている。ウォルにせよ、ジッチにせよ、トッチにせよ、厳しい世界に生きる冒険者なのだが、二人を見守っているその誰もが優しい顔をしていた。

 そんな皆を見て、ユウもまた優しい微笑を浮かべた。


「あ、ああ、そうだ。これ……」


 リリーがまたユウに向けてペチャクチャと喋りだして、ホヴィは思い出したようにカバンから一枚の紙切れを取り出すと、リンに差し出した。


「? ……なに? これ」


 リンは差し出された長方形の小さな紙切れをまじまじと覗き込む。


「しおりだよ、知らない?えっと、ほ、本とかを読んだ時にここまで読んだってわかるようにしておく、奴」

「知らない」


 その紙切れには風景のような絵が描かれていて、小さな文字が並んでいる。その下に押し花がしてあって、花畑からみたような風景を思わせる造りをしていた。


「あ、あげるよ。き、君、本詠むんだろ?」


 ホヴィは少しうつむきがちにリンへとそのしおりを突き出す。その顔は真っ赤に紅潮していた。


「いいの?」

「ぼ、ぼくはつかわな、使わないから」


 どことなく声が震えているホヴィ。

 声どころか手も震えていて、その震えがしおりに伝播してしおりもゆらゆらゆれている。

 リンはリンでそのしおりとホヴィに視線を行ったり来たりさせて、最後にユウの顔を見る。ユウはリンの視線の意図を理解して、ニコッと微笑んでうなずいた。


「ありがと。 今度から使う」

「あ、あ、あ、ありがとう」

「? お礼を言うのはこっちだよ?」

「あ、ああああ、え、えっと、も、も、もらってくれてありがとう!」

「変なの。 でも、ありがとう。」


 しおりを受け取ったリンは、もらったのにお礼を言われた事に首をかしげつつも、笑顔でお礼を返した。

 その笑顔に、ホヴィはまた顔を赤くする。


 その様子をウォルがニヤニヤとしてみていた。

 入り口の横でトッチが腕を組んだまま目を閉じて、ジッチは眉間を抑えて首を小さく横に振っている。

 そんな周りの様子に気付かないホヴィは、蒸気がでそうなほど顔が熱を帯びている事に気がついて、ぶんぶんと首を振っていた。


「きょ、今日はあついなぁ」


 パーティの仲は、良好なようだ……?





~トリシャ様、ご来店~


 弾むようなリズムに乗って店にやってきたのはトリシャだ。

 とても上機嫌な様子で、体全体でリズムをとっているから、ポニーテールにしている金髪がゆらゆらと左右に揺れていた。


「随分機嫌がいいね~、何かいいことでもあった?」

「何をおっしゃるユウさん。 ユウさんのおかげじゃないですかー」


 トリシャはニコニコとしてブレンドを注文する。


「ここではブレンド、レッドフォックスではパティのラテ。私は恵まれてますねぇ」

「あらー、贅沢ですことー」

「うふふ、そうですねぇ」


 ユウとトリシャは顔を見合わせて満面の笑みを浮かべる。


「ん、そういえば、ユウさんって怒るんですか?」

「え?」


 出されたコーヒーを一口飲んで、トリシャが思い出したようにユウに問う。

 ユウといえばユウスマイル、勇者笑顔のユウだ。戦闘などで真剣になる事はあったであろうが、それは怒るのとはまた別だし、トリシャとしては毎日ではないにせよここに通うようになってから、リンに対して怒っているような場面に出くわした事がなかった。

 興味本位ではあるが、ユウは勇者とはいえ一人の人間、喜怒哀楽はあるはずだ。けれど、リンに対して軽く注意する場面はあれど、イライラしていたり、怒っていたり、キレている場面を見た事がない。

 記憶をどうたどっても笑顔か、あるいは困惑笑顔か、とにかく笑顔しか出てこない。


「怒るかぁ、そりゃ、人間ですから、怒るときもあるよ」

「本当に? 全然想像付かないんですけど?」


 難しい顔で小首をかしげるトリシャに、ユウはまたニコッと微笑む。


「でもね、人に何か言えるほど立派な人間でもないし、怒るとか叱るとか、そういうのは最近はなくなったかなぁ。というかね、何でもそうだけど、ダメだ、ダメだって言ってると、何が出来て何が出来ないかわからなくなると思うんだ」


 カウンターの奥で手を組んだその上に顎を乗せて、ユウは微笑みながら言葉を続ける。


「その上怒ってしまえば、相手は萎縮して、その価値観に縛られてしまう。もしかしたら強い言葉に反発するかもしれない。勿論いけない事はこれはいけない事だよって言わなきゃいけないけれど。でも、その方法はダメだ、それはダメだ、お前はダメな奴だ、っていうのは、可能性を潰す事につながりかねないよ。だから私は怒るより、こうすればどうかな?これはどうだろう、って一緒に考えて、一緒に悩んでってそういう人になりたいんだ。なかなか出来ないんだけどねー」


 少し首を傾けて目の前のトリシャを見つめるユウ。

 その顔に優しさとか、慈愛みたいなものを感じて、ユウの言葉とあいまってトリシャも優しい気持ちに包まれるような感覚を覚えた。


 些細な事で妹分のパティと喧嘩をした自分が少し恥ずかしく思えてくる。


 持論を語る目の前の女性は、女神のような笑顔をたたえて、その笑顔に恥じない言葉をつむいで行く。

 何よりそれが口だけではない事が彼女の笑顔や、リンの様子をみるとよくわかるし、こんな優しい気持ちにさせてくれる笑顔を見せる人が、烈火の如く怒るところなんか想像できない。これは彼女の性格がなせる業なのか、それともそんな心境に達するような出来事を経験してきたのか。


 それはわからないけれど、目の前の、吸い込まれそうなほど素敵な笑顔が、また微笑んだ。


「なんだか、悟ってますね。パティと喧嘩してた自分が、凄く小さく思えてくるっていうか……」

「喧嘩、いいじゃない。 一杯喧嘩して、一杯仲直りして、そうやって心の栄養が増えていくんだと思うよ。 それに、私はトリシャちゃんとパティちゃんの事、羨ましく思うよ? 本気でぶつかりあえる人がいるって、とっても羨ましい」

「ほへ……」


 ユウはニッコリと極上の笑顔を浮かべた。

 笑顔を見ているだけなのに、トリシャは何故だか頬が熱くなっていくのがわかった。


「怒って、泣いて、驚いて、笑って、悲しい時は悲しんで、楽しい時は楽しんで、何も難しい事じゃなくて、素直に生きればいいんだよ。私は、リンには素直に生きて欲しい。叱らなきゃいけないときもあるし、でも、頭ごなしじゃなくて同じ目線に立って、一緒に考えて一緒に悩んで、一緒に成長していきたいって思うんだ」


 ふっとリンのいる方へ視線を移すユウ。

 その顔には、トリシャには形容しがたい程の愛があふれているように思えた。

 ユウの一言一句がトリシャの中にするすると入ってきて、じんわりと胸に暖かいものが広がっていく感じがする。


「凄い、ですね」

「何も凄い事なんかないよー。私は、そうしたいって思うけれど、多分そうできてないと思うし、悩むばっかりで、自分に彼女を預かっている資格があるのかな? って葛藤の毎日だよー」

「……」


 トリシャは何もいえなくなってしまう。

 ユウの一言一言には、何か魔力がこもっているのだろうか。そのとびきりの笑顔のように。

 トリシャからみると、ユウが自分で言うように悩んでいるようには見えないし、けれどユウの言葉に嘘があるようにも思えない。

 ユウの言葉はトリシャの奥深くまでゆっくりと沈んでいって、淡く暖かく光るように広がっていく。

 それを流行りの言葉で形容するなら、「深い」とかそういう言葉になるのだろうけれど、トリシャが今感じているこの感覚は、とても言葉で形容出来ない、どんな言葉でも形容しようものなら途端に重さを失ってしまうような、心から消えてしまうような、そんな畏れさえ覚える。


 自分に向けられたものではないけれど、目の前の笑顔が素敵な女性がくれる暖かな何かを失いたくないと、ユウの笑顔を見ながら、トリシャはそう思うのだった。





~閉店後~


「ん~っ、今日は何だか疲れたなぁ」


 ユウがぐっと伸びをして呟く。


「何もしてないのに?」

「いやぁ、ちゃんと営業完遂しまたよー?」

「今日はトリシャだけだった」

「余計な事は言わなくてよろしい」


 何かが篭った笑顔をリンに向けるユウ。リンは慣れたもので、やれやれといった顔をする。


「パティちゃんもトリシャちゃんもうまく仲直りしたみたいだし、よかったなぁ。また二人で来るってー」

「うん、よかった。ユウは何もしてないけど。」


 ふふん、とリンが笑う。


「あー、もう、なんだよーう」


 そういうユウはなんだか楽しそうだ。勿論リンも。


「あ、それ使ってるんだ?」


 リンとじゃれあうなかで、ユウはリンの本にはさんである紙切れを見つけた。


「しおり? うん、便利だよ?」

「ふ~ん、男の子からのプレゼントだよねぇ、このモテモテ姫~」

「?」


 囃し立てるユウに、意味がわからず首をかしげるリン。その仕草が可愛いやらおかしいやらでユウは思わず噴き出してしまう。


 お店の入り口の看板札は既に準備中に掛けなおしてあるけれど、玄関の小窓から中をのぞけば、ユウとリンがじゃれあってるのを見る事ができるだろう。

 追いかけたり、追いかけられたり、笑いあって、やがて疲れてリンはカウンターにもたれかかって寝息を立て始める。

 そうするとユウがそっとリンを抱いて寝床へと運んでいく。


 そうやって夜は更けていく。


 時折暗くなった店内で、夜空を見上げるユウの姿がある。

 優しい微笑を湛えたままで。



  ここは喫茶店『小道』


  お客は滅多に来ないけれど、一度訪れればもう一度来たくなる喫茶店。


  おすすめはコーヒー。それには、心の奥底からじわりと暖めてくれる優しさが籠められている。

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