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第四話 暴露と沈黙

週明けの朝、透のSNSには、異常な数の通知が受信されていた。


匿名アカウントが透の台本メモや、未送信の音声データを公開したのだ。

 「この告白動画は、総て演出されたもの」

その文字列は刃物のようにネット上を駆け抜けていった。


 コメント欄は一夜にして称賛から罵声に塗り替えられた。

・しんじられない・裏切られた・勇気をもらったのに・ビジネスなの?・・・・画面をスクロールするたび、透の手は震えていた。


スポンサーからは「契約解除」の通知。

画面編集を手伝っていた仲間も連絡を絶っていた。スマホには美咲から一通だけメッセージが届いた。

 「何を守ろうとしてたの?」透は返信できず、画面を伏せ、その夜電気を付けずにベットに横になった。


通知音が鳴り続けても、確認する気力はない。世界中の音が、背中をむけているような気がした。


沈黙の花束が透に贈呈された。



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