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リファイン ─ 誰でもない男の、意外な選択と、その幸福 ─ そして世界は変わる  作者: かおる。
第一章

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2025年5月2日(金)魔法使い誕生……俺じゃないけど

 俺たちは、ゴブリン討伐を続けるため、再び通路の奥へと進んでいった。

 自分から続きをやろうと声を掛けたくせに、長井さんのあとに攻撃役をやるということに、いまいち乗り気になれなかった。


 瞼の裏に、長井さんの王子様ポーズが焼き付いている。


 あれを超える技は……



 出るわけない。



 だったら、エアギターみたいに、決めポーズだけならいけるんじゃないか? 

 格好だけ。なんかこう……ハンマーを振ってビシっと決める感じ。


 ──みたいなことを考えていたら。



「じゃあ、今度はアタシが攻撃役をやるね」



 吉野さんが俺の横を軽やかにすり抜けていった。

 そして、その勢いのまま、飛び出してきたゴブリンの頭にハンマーを叩き込んだ。


 ゴブリンは声を上げる間もなく倒れ、そのまま灰になった。



「なんだ。落ち着いてやれば、なんてことないじゃん」


 吉野さんは、ハンマーを──アレって、なんて言うんだっけ? ジャグリングで使う、ボウリングのピンみたいな棒。上に放って背中でキャッチするような──あんな感じでくるっと回して、肩に担いだ。



「美玲も、細っそい体してるのに、意外と力があるわね。瞬殺だったし」

「小柄な女性でも、助走をつければ、慣性の力で相手を吹っ飛ばせるってわけか。魔法がなくても、物理学の法則をうまく使えば、格上撃破もいけるかもしれないですね」


「でも、縁ちゃんほどのワザのキレはないなー」

 吉野さんは、ハンマーを持ってゴルフのスイングみたいに、大きく素振りをした。



 どっかの社長かよ。

 かわいい顔してサイコパスだな。



 俺と違って、ゴブリンを撲殺することに、彼女はまったく抵抗がないらしい。


 長井さんと濃厚な(?)ハイタッチをしたあと、吉野さんは倒したゴブリンの灰をハンマーの先でかき混ぜて、魔石を探し始めた。



「今度は、山村さんだよ。かる~く、ぶっ飛ばしてきて~」

 魔石についた灰をふーっと吹き飛ばしながら、吉野さんはにっこり笑った。



「頑張って」

「山村さんなら出来ますよ」

 長井さんと奥田くんも応援してくれた。


「ハハハ……かる~く、ね」



 期待が重いんだが。


 全員ゴブリンを倒さないと帰れないわけだし、やるしかない。

 俺はハンマーを握り直し、一歩前に踏み出した。



「では、い、行きます……!」



 だが、俺が行動に移る前に、通路の影からゴブリンが吉野さん目掛けて飛びかかってきた。


「ヤバっ──」

「きゃあ!」


 吉野さんが両手を前に出してゴブリンを押し返そうとした瞬間、吉野さんの体が一瞬光り、凄い音がしてゴブリンが吹っ飛んでいった。


「あれ? 手から何か出た」

 吉野さんは、不思議そうな顔で自分の手を見つめた。


 ぼんやりしている吉野さんを押しのけて、俺はひっくり返っているゴブリンの腹にハンマーを叩き込んだ。


 一度殴りかかったら、今度は止まらない。

 ゴブリンに馬乗りになると、息をするヒマもなく、俺はハンマーを振るい続けた。



「どうだ、くたばりやがれ! こんちくしょうが」


 ゴブリンが灰になるのを見届けると、俺は息も絶え絶えにその場にへたり込んだ。



「はあはあ……、Gより怖かった」


 自分の鼓動が、まだ耳の奥でドクドクと鳴っている。

 手の震えが止まらない──だけど。



 出来た。


 俺はやったんだ。ゴブリンを自力で倒した!



「やったぞーーー!! やったー……って、あら?」


 両手を突き上げてガッツポーズを決めた俺をよそに、みんなは吉野さんのほうに集まった。



「美玲、大丈夫だった? 今の何?」

「もしかして、スキルが出たんですか?」

「たぶん……」


 吉野さんは、本当に自分がスキル取得したのか、まだ実感がないようだった。



 他のパーティーにもスキルが出た人がいたらしく、通路の奥のほうから「やった!」「今の見た?」という声が響いてきた。

 どこかで祭りのように魔法をぶっ放している音が、ダンジョン中にこだました。



「あのー……、俺も……ゴブリン倒しましたよ。えっと──」


 それとなく周囲に声を掛けてみたんだけど、みんなの注目を集めるには至らなかった。


 まるで、野球の試合を見に行って、俺がトイレに行っている間に贔屓のチームが逆転満塁ホームランを打った、みたいな。

 客席は総立ちで大歓声なのに、俺だけみんなの輪に入れない疎外感。



 クッソ、なんで、このタイミングなんだよ。

 いいんだけど、別に。



 吉野さんは、自分の手のひらをじっと見ながら手を動かし、俺にはわからない何かを確認しているようだった。


 ひと呼吸つくと──


「やったー! あたし魔法使いじゃん!!」と叫びながら飛び跳ねた。


 そのまま通路の先へと駆けていき、ゴブリンを見つけるなり、魔法をぶち込み始めた。


「美玲、団体行動!」

 長井さんが声を掛けると、吉野さんは大人しく戻ってきた。


「ゴメン~、つい嬉しくて」



 いや、可愛らしくテヘっとか笑っても、やってることはメチャクチャ物騒だから。



 攻撃魔法には、火水風土みたいな属性がある。吉野さんは、どうやら“風”魔法が使えるようになったようだ。

 吉野さんがゴブリンに向かって手をかざすと、白っぽい光が飛び出し、空気銃で撃たれたような衝撃音とともに、ゴブリンの体に500円玉サイズの穴が空いた。



 人間の体から、魔法が飛び出す様子を間近で見るのは初めてだが、何とも不思議な現象だ。

 ファンタジー映画で見るような、長い杖を振りかざして呪文を唱える偉そうな魔法使いの姿とは、あまりに違い過ぎる。


 っていうか、魔法ってもっとこう……呪文を唱えるとか、魔法陣を描くとか、なんか“それっぽい”儀式があったほうが自然じゃない?

 女子大生が、ピッて指を差しただけで生き物に穴が空くって、どんなホラーだよ。


 悪意がなくても、くしゃみをしたら、誤爆して近くの人間が吹き飛んだ、とか。

「つい、うっかり☆」みたいなノリで事故られたら、たまったもんじゃない。

 だいたい、こんな殺傷力のある能力が、ただ“考えるだけ”で発動って、どう考えてもおかしいだろ。



 いや、魔法なんだから、おかしくはない……のか?


 そもそも、体のどこにそんなパワーが詰まってるんだ。腹か? 胸か? それとも頭ん中? 魔法使いって、体に核でも積んでんのかよ。科学の子なの?



 ……正直、羨ましいけど。


 だって、触りもしないで敵を吹っ飛ばせるんだぞ? ついさっきまで、フツーーーの女子大生だった子が。


 何もない空間から、いきなりエネルギーの塊が飛び出してくるとか……、目の前で見ても、やっぱり信じられない。



「一体、何なんだよ、スキルって……」



 吐き出すように呟いた俺の疑問に、奥田くんが答えてくれた。


「スキルは、ダンジョンの謎のひとつですね。そもそも、“ダンジョン”が何なのかすらわかっていませんし。彗星の落とし子なのか、はたまた異世界への扉なのか……。まあ、ボクは“彗星の落とし子”派ですけどね。異世界とか、ファンタジー派とは思想が合わなくて」

 奥田くんはそう言いながら首を振った。


「……は? “ファンタジー派”ってナニ?」

「大学に、そういう派閥があるんですよ、実証主義VS神秘主義みたいな感じで。カントとか、ニーチェまで持ち出して」

「はあ」

「つまり、“よくわからないけど、難しくてありがたそうな話をしたがる人たちの集まり”です。面倒くさいんですよ、あの人たちに関わると。やたらと議論を吹っ掛けてきて」



 面倒くさそうな団体なのはわかった。

 俺の学生時代にあった、カルト宗教とマルチ商法の勧誘みたいなもんだな。

 とにかく、しつこい。



「スキルを使うには、ダンジョン内に漂う魔力を自分のものにする必要がある、ということはわかっています。ダンジョンに滞在していると、自然と体に魔力は溜まってくるんですよ」

「へー、そうなんだ。その理屈でいくと、俺みたいに、スキルが生えてない人間の体にも魔力は溜まってるってことだよね」

「もちろんそうですよ。ボクにも山村さんの体にも魔力は溜まっています。その証拠に、ダンジョンの中がやけに明るく感じませんか?」

 奥田くんが、司会者みたいに手を広げながら、ダンジョン内を見回した。


「そういえば──入口にいたときは薄暗かったのに、今は……ずいぶん明るいな」


 奥田くんが言うように、周囲を見渡すと、すでにダンジョンの外と変わらないくらいの明るさになっていた。


「あっ、説明会で言ってた『ダンジョン内の明るさに注目』って、このことか」

 俺は両手を合わせて、ぽんっと叩いた。


「そうです。これって不思議な現象ですよね。魔力はダンジョンの中にしかありません。地上に戻るとスキルが弱まるのは、体内に入っていた魔力が徐々に抜けてくるからだと言われています」

「でも、地上でも一応スキルは使えるよな?」

「はい、弱いながらも使えるってことは、完全に魔力がゼロにはなってないんでしょうね」

「ずっとダンジョンに入らなかったら、スキルって消えたりするのかな」

「うーん……一度生えたスキルが消えたって話は、聞いたことがありません。でも、ダンジョンが出来て、まだ5年ですから。長期的に見ないとなんとも……」

「奥田くんって、やけに詳しいね。ダンジョンのこと」

「いやあ、これくらい普通ですよ。一般常識とまではいきませんけど」



 あ、ゴメン。今までダンジョンに興味なかったから、まったく知らなかったわ。



「はあー、不思議なもんだな、ダンジョンって」

 俺は、ダンジョンに漂う魔力の元を見るかのように、ぼんやりと天井を見上げた。



「そういえば、魔法ってもっと派手なのかと思ったけど、そうでもないのね」

 長井さんがそう言うと、今度は吉野さんが説明してくれた。



「えー、違うよー。スキルが生えた瞬間からね、魔力が目に見えるようになるの。別次元にいるみたい。まわりがキラッキラして、すっごい派手だよ」



 どうやら魔法使いになった吉野さんにだけ、派手なエフェクトのようなものが見えているらしい。

 スキルを取得すると、ダンジョン内に漂う魔力とその影響を、より強く感じ取れるようになるんだとか。攻撃魔法の強さは、魔力の量に左右される。


 吉野さんがフォローしている“現代の魔法使いの、魔法使いによる、魔法使いのためのSNS(日本語版)”によれば、魔力の流れを視ることは非常に重要で、魔法を放つべきタイミングを見極める助けになるのだという。


「エネルギー充填、何パーセント……、発射! みたいな感じか」

 俺は、感心したように呟いた。


「なるほど。つまり魔法は、取り込む魔力の量で威力を調整できるってことですね。これは新発見だ」

 奥田くんも未確認な情報だったらしく、首を縦にぶんぶん振って納得していた。


 それに、魔力の流れが見えると、敵が魔法を使うのを察知して、先手を打つことも出来るんだとか。


「へー、それは便利だな」


 ……っていうか、よく考えたら、敵の魔法使いと戦うって怖すぎだろ!

 もし自分のパーティーに魔法を使えるやつが一人もいなかったら、知らない間に全滅するパターンがあるってことじゃん。



「そのときは、向こうが魔法を使う前に、こっちが魔法を使えばいいでしょ」

 吉野さんは、こともなげに言うが。



 まるで西部劇みたいに、お互いに睨み合って早打ち合戦が始まる感じって──



 もし魔法が使えるようになったら、絶対早打ちの練習をしよう。

 俺は心にそう誓った。



 ***



 風魔法が打ち出されると、空気を切り裂く音がダンジョン内にこだました。


 初歩の魔法でこの音なら、威力の高い魔法を打てるようになったら耳栓がいるかもしれない。ダンジョン内で火炎魔法を使うと酸欠の問題があるが、風魔法は反響音が問題になりそうだ。


 刑事モノのドラマに出てくるアレだよ、アレ。射撃の練習をしているときに付けるヘッドフォンみたいなやつ。あんなのがあるといいんじゃないかな。



 目の前でスキルを使う人が現れたら、みんなもやる気が出てきた。

 俺だって、と意気込んでゴブリンを倒してみるものの、一向にスキルが現れる気配はない。


 説明会じゃ確か……、生命の危機とか、火事場のクソ力を発揮するような場面で、スキルが発現しやすいと言ってた気がする。


 そういえばさっき、吉野さんは、ゴブリンと戦う前にスキルが出たよな……。

 もしかして、スキルの発現に、攻撃の有無は関係ないのかな。



 受付で聞いた味覚スキル。アレだって、ダンジョンの中を歩き食いしてて、おやつのバナナを喉につまらせて死にかけたとか、意外とくだらないキッカケで生えたのかもしれない。



「吉野さん、さっきスキルを覚えたとき、どんな感じだった?」

「うーん、ゴブリンが急に来てビックリして。あっち行けーって、突き飛ばすイメージかな」



 ……ずいぶん軽いイメージだな。

 別に死にかけたとか、そんな深刻な状況じゃなくても、スキルは取得出来るのか。



 突き飛ばす……突き飛ばす……うーん。

 勢いがいるとか? 魔法が出やすい姿勢ってあるのかな。

 こんなのとか? これとかどうよ?



 俺はあれこれポーズを決めながら、魔法をひねり出そうとした。



「山村さん、何してるんですか?」


 百面相でバタバタしている俺に、長井さんがクールに声を掛けた。


「はっ。……い、いや、ちょっと体操ですよ。戦闘の前にストレッチみたいな、ハハハ」


 俺は赤面しながらごまかした。


「変な動きをしてると、腰を痛めますよ」

 長井さんは呆れたようにため息をついた。


「あ、……ハイ」


 うまくごまかせたようだが、逆に変なおじさん認定されたかもしれない。

 まあいい。どうせおじさんだし。




 遠くのほうで誰かが火の魔法を使ったのか、肉の焼けるニオイが漂ってきた。


 クッソ、余計に腹が減るだろうが。


 焼けてるのはゴブリンなんだろうけど。



 あー、いいかげん、ゴブリンと戦い続けるのも、うんざりしてきた。

 やっぱり、ちょっと……、グロいんだよなぁ。戦闘って。


 倒したモンスターの死体は目の前から消えるけれど、ハンマーから伝わる衝撃や、痛みを訴えるゴブリンの叫び声は、しばらく忘れられそうにない。もう確実に夢に出るレベル。


 やっぱ、手を触れることなく、魔法や弓でサックリ倒すのが、一番精神的ストレスがない。ナタとかハンマーって最悪。




 その後、ゴブリンを何体も倒してコツは掴めてきたけれど……、スキルは出ない。

 まったく──出る気配がない。


 そして、腹が減って、集中力もどんどん落ちてきた。

 視界がぼんやりしてきた気がする。


 もうマジで帰りたい。




 ……ふみかの作ってくれたメシが食べたいなあ。


 朝食は、ふみかはパン、俺はコメ、娘は両方を平らげていた。

 和洋ごちゃまぜの食卓は、毎朝ちょっとした戦場だった。


 今思えば、あの食卓も、匂いも、全部──遠い夢みたいだ。



 ……なんか、マッチ売りの少女が売り物のマッチを擦って、幻を見るシーンみたいだな。

 あの主人公って、最後に死ぬんだっけ?



 そういえば、子どもの頃、俺は「マッチ売りの少女」が世界の名作として扱われているのが、どうにも不思議だった。

 嗚呼、なんと哀れな少女なり、とかのんびり語ってないで助けろよ、と思ったものだ。


 俺は、名作と言われるお話には、後世に残すべき教訓が込められていると思う。


 だが、マッチ売りの少女に込められた、普遍的なメッセージとは一体何だ。

 寒いと死ぬ、以外に何かあるのか?



 ふみかが家を出て行ってから、ろくなものを食べていない。

 炊飯器で米を炊いて、納豆を乗せるだけの簡単レシピなら出来る。


 だが、三食それだと、さすがにわびしい。栄養学上問題がなくても、メンタルにくる。

 スマホでレシピを見ながら料理をしてみたこともあるのだが、作る以上に洗い物が多くて面倒くさい。

 しかも、いちいち食器を拭いて乾かして、食器棚にしまわなくてはいけない。


 だったら、パックご飯に納豆ドーン。鍋に材料全部入れて煮て、そのままドーン。

 ザ・鍋 de 直食い、みたいなスタイルになるわけだけど──


 そのうち、その鍋すら洗うのが面倒になって、コンビニで適当に買ったもので済ませることが多くなった。


 すると、ゴミが増える。ゴミの日を一度逃すと、部屋にニオイが溜まってくる。


 俺は、多少の汚れは気にならないが、ニオイだけは耐えられない。

 ゴミを出しにいくと、今度は分別していないと怒られる。


 そのうち、何もかも面倒くさくなって、家は荒れ放題になった。


 最後に布団を干して、シーツを洗ったのは、……いつだったか。

 そろそろ、布団に何か生えてるかもしれない。


 そういえば、最近やたら咳き込むことが増えた気がする。

 アレルギーって、大人になってから突然発症するらしいけど、あれって“臨界点”みたいなもんがあるのかもしれない。

 ここまではギリ吸い込んでも平気、でもあと一呼吸したらアウト──みたいな。



 ……はあ。


 管理が出来ないなら、いっそ家なんか売り払って、アパートでも借りようか。

 どうせ一人なんだし。


 あるいは、家は、ふみかに渡してしまってもいいかもしれない。

 心菜の保育園や、これから通う予定の小学校にも近いからと選んだ立地だ。

 俺が一軒家に住み続ける意味なんて、残っていない。



 ……それとも、他の誰かと暮らすか?



 ないな。絶対にない。

 俺には、そんな甲斐性なんてない。

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