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親友からのお誘い

間違って投稿してしまったので再投稿しました。


このまま破滅ルートを回避し続けるぞ!


と改めて決意したあの日から数日が経った。


あのパーティーを終えてから、つくづく私は思ったことがあった。


それは、私の足が恐ろしいほど遅いということだ。


あのパーティーで王太子様から逃げている時は、必死で全く分からなかったのだが、今振り返ってみると全く前に進んでいなかったような。


そーいえば、隣で並走していたメガネくんは全然息が切れてなかったもの。


私、多分相当運動が出来ないのだわ。


でも、そんなこと言ってられない!


この前のティーパーティーみたいに、時にいざとなった時に少しでも早く走れるようにしとかなきゃ。


と思い、運動をすることを決意する。


やっぱり、もしもの時のために逃げ足を早くしとかなきゃよねー


それなら、ランニングかしら?


などと思いながらまず、とりあえずアンナを呼ぶ。


「アンナー」


そうアンナを呼ぶと、


扉の前で待機してたのかすぐに部屋へ入ってくる。


「お嬢様、どうされたのですか? 」


何かあったのかと急いで部屋に入ってきたアンナに、体力をつけたいので朝は毎朝ランニングをしたいと話をする。


すると、アンナは承知しました。と言い明日からランニングをすることになった。


だが、私は甘く見ていたのだった。


自分の運動の出来なさ加減を。


初めはまず屋敷の庭園を走ったのだが、半分も行かないくらいでダウンしてしまった。


なので、次の日からは庭園を歩くということになった。


いやー大丈夫かしら?


ただ歩いているだけでもしもの事があった時にきちんと逃げれるかしらー?


でも、やらないよりはマシよね?


よし、頑張りましょう!





まぁ、そんな感じで過ごすこと1ヶ月が過ぎた辺りに我が家にある一通の手紙が届いた。


それは朝食を食べ終わった後、お父様から渡されたのだった。


「リーリアお前宛にライナー家から手紙が届いている。」


と言ってお父様から手紙を渡される。


はて?


ライナー家の方なんて私知りませんけど、、、


頭の中がはてなマークでいっぱいになっていると


「なんだ知らないのか?手紙にはお前の親友と書かれていたが」


あ、メガネくんか!


メガネくん、そーいえばそんな名前だったわ。


「あ、はいそうでした。親友ですわ。」


と言うと、お父様が


「そうか、ではその親友からライナー家へぜひ遊びに来て欲しいと手紙が来ているのだが、リーリアはどうしたい? 」


そう聞かれたので、せっかくの初めて出来た親友のお誘いなので行こうと思い返事をする。


「はい、あちらのご迷惑にならないなら是非とも行ってみたいです! 」


と返事をすると、お父様は分かった、と言い仕事へ向かわれてしまった。


そして、その数日後改めて細かい日程が送られてきた。


メガネくんの家へお邪魔するのは1週間後だ。


よし、いざメガネくんの家へ行きましょう!


あ、そーいえばお父様、私の手紙また勝手に読みましたね。


もー全く困ったお父様ねー



最後まで読んでくださってありがとうございます!

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