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憧れたのは キミだった

 毎度のことながら、時間帯的にはこんばんはですが、ここはいつもどおりの挨拶を。こんにちは、葵枝燕でございます。

 連載詩『〈自己嫌悪の裏側〉』、第七回です。前回から書いていることではありますが、この連載詩のテーマは——自己嫌悪と自己愛、です、多分。自己愛が自己嫌悪へだったり、自己嫌悪が自己愛へだったり、私の持論的なモノも多少入ってたりする、そんな詩の集合体です。

 テーマがテーマですから、気に入らなかったり、不快に思われたりする方も、いらっしゃるかと思います。そんな方は、ページを閉じたり戻ったりするなり、自己判断で回避していただけたら幸いです。勝手な言い分にはなりますが、私は多分、そこまで強い心の持ち主ではありませんので、批判だけはやめていただけたらと思います。

 長くなりましたが。

 連載『〈自己嫌悪の裏側〉』、第七回の開始です。

憧れたのは キミだった


キミみたいになりたいと

キミのようになれたらと

そう願った


羨ましかった


それ以上に

妬ましかった


臆面もなく

自身への好意を

口にできるキミが


遠い遠い存在に見えた


ほんとはずっとここにいるのに


キミはずっと

私の傍に立っているのに


キミが呟く愛の言葉は

そのまま私への愛の言葉だ


キミの呟く言葉は

そのまま私に刺さって抜けない


キミという その存在自体が

私の中に染み込んでくるようで


それでも

だからこそ


キミのことが

憧れで

羨ましくて

それ以上に妬ましくて

眩しかった

 『〈自己嫌悪の裏側〉』第七回のご高覧、ありがとうございます。

 この詩、というか、詩の集合体を書き始めたきっかけは、第一回の後書きで書いたので、そちらをご覧いただけたらと思います。

 今回の詩は、二〇一九年十一月二十四日に書いたものとなっています。自己嫌悪から自己愛に向けて、相手を妬みつつも羨む、そんな言葉になっているでしょうか。

 こちらも前回同様書いたのがだいぶ前なので、当時の気持ちを正確に思い出せないのが悔やまれますが、これも私の大事な言葉に変わりはありません。

 ただ、最初はこういうカタチの作品にするつもりはなかったように思います。「憧れたのは キミだった」から「それ以上に/妬ましかった」にかけては、いろんな人をすきになる大嫌いな幼馴染みを思い浮かべた記憶がありますし。不純だなと思いつつも、その好意を口にできることが、羨ましかったのかもしれません。

 臆病な性格がわざわいしてか、未だになかなか投稿に踏み切れないのが現状です。とりあえず、第八回以降も、早めにお披露目できたらいいなと思いつつ。

 お付き合い、ありがとうございました。またお会いできたら嬉しいです。

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