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キミを愛する存在

 毎度のことながら、時間帯的にはこんばんはですが、ここはいつもどおりの挨拶を。こんにちは、葵枝燕でございます。

 連載詩『〈自己嫌悪の裏側〉』、第六回です。前回から書いていることではありますが、この連載詩のテーマは——自己嫌悪と自己愛、です、多分。自己愛が自己嫌悪へだったり、自己嫌悪が自己愛へだったり、私の持論的なモノも多少入ってたりする、そんな詩の集合体です。

 テーマがテーマですから、気に入らなかったり、不快に思われたりする方も、いらっしゃるかと思います。そんな方は、ページを閉じたり戻ったりするなり、自己判断で回避していただけたら幸いです。勝手な言い分にはなりますが、私は多分、そこまで強い心の持ち主ではありませんので、批判だけはやめていただけたらと思います。

 長くなりましたが。

 連載『〈自己嫌悪の裏側〉』、第六回の開始です。

ね?

言ったとおりでしょ


キミは

キミ自身が思っているより

キミ自身がすきなんだよ


耳を塞いでも無駄

目を閉じても無駄


だって

本当は気付いているはずなんだから


キミの傍らに

ずっと寄り添ってきた

そんな存在が

これだけ言っているのに


それでも

認めてくれないんだね


それならばいい

そうしていればいい


それが無駄だと

キミがわかるまで教えてあげる


キミが拒もうと

そんなの どうでもいい


キミから生まれた

そんな存在が

キミにできることはひとつだ


キミの手を握って

何度だって伝えるから


キミは孤独じゃない


キミの傍ら

寄り添い続ける存在が

すぐ近くにいるから


だから


そんな存在から

手を離さないで

目を逸らさないで

耳を塞がないで


そんな存在を

棄て去ってしまわないで


ねえ お願いだから


自分を愛することを

どうか忘れないで


自分を愛することを

どうかこわがらないで


自分を愛することに

どうか誇りを持って


キミがそれに気付くまで

何度だって教えてあげるから


キミの傍ら

寄り添い続ける存在が

キミを愛する存在が

すぐ近くにいることを

 『〈自己嫌悪の裏側〉』第六回のご高覧、ありがとうございます。

 この詩、というか、詩の集合体を書き始めたきっかけは、第一回の後書きで書いたので、そちらをご覧いただけたらと思います。

 今回の詩は、二〇一九年五月八日に書いたものとなっています。自己愛から自己嫌悪に向けて、手厳しいようで縋りつこうとするような、そんな言葉になっているでしょうか。

 こちらも前回同様書いたのがだいぶ前なので、当時の気持ちを思い出せないのが悔やまれますが、これも私の大事な言葉に変わりはありません。

 臆病な性格がわざわいしてか、なかなか投稿に踏み切れないのが現状です。今回の更新も、本当は二〇二二年三月中にはするつもりでいたのですが、新年度から職場内配置換えが決まり、その引継やら引越し(という名の席替え)やらで、バタバタしているところでして……正直、まだ慣れません。とりあえず、第七回以降も、早めにお披露目できたらいいなと思いつつ。

 お付き合い、ありがとうございました。またお会いできたら嬉しいです。

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