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何よりも大切なモノ

 毎度のことながら、時間帯的にはこんばんはですが、ここはいつもどおりの挨拶を。こんにちは、葵枝燕でございます。

 久々の連載詩を始めます。テーマは——自己嫌悪と自己愛、でしょうか。自己愛が自己嫌悪へだったり、自己嫌悪が自己愛へだったり、私の持論的なモノも多少入ってたりする、そんな詩の集合体です。

 ちなみに、初めてこの手のものを書いたのが、二〇一七年八月なので、今より色々稚拙というかなんというかな部分があるかもしれません。ですが、書いた当時を大事にしたいと感じるので、誤字や脱字は直すでしょうが、それ以上の大幅な改稿はおそらくしないと思います。ちなみに、書き始めた年月日が古い順に投稿していく予定です。

 テーマがテーマですから、気に入らなかったり、不快に思われたりする方も、いらっしゃるかと思います。そんな方は、ページを閉じたり戻ったりするなり、自己判断で回避していただけたら幸いです。勝手な言い分にはなりますが、私は多分、そこまで強い心の持ち主ではありませんので、批判だけはやめていただけたらと思います。

 長くなりましたが。

 私にとって大きな節目となる百作品目、新連載『〈自己嫌悪の裏側〉』、開始です。

消えたい

なんて どの口が言っている?


ほんとは

こんなどうしようもなく

こんな駄目な

こんな こんな

存在価値さえないような


そんな自分が

何よりも誰よりも

大好きなんだろう?


自分が嫌いだと

自分なんてと

自分を卑下して(おとし)めて


それでもなお

自分のことが大切なんだろう?


自分を信じられなくても

消えることを願っても


結局は どんなモノよりも

自分だけがかわいい

自分だけが愛おしい


大好きなのは?

大切なのは?

かわいいのは?

愛おしいのは?


それはきっと

他人ではなく

一番身近なここにいる“自分自身”だ

 『〈自己嫌悪の裏側〉』第一回のご高覧、ありがとうございます。

 ここから始まる『〈自己嫌悪の裏側〉』ですが、これからにあたって、この詩の集合体に大きくかかわっているであろう、私の持論を書いておきたいと思います。それが——「人間、誰しも自分が一番すき」というものです。消えたいだの、死にたいだの、誰だって一度は願うことではないでしょうか? 私は、何度もあります。抜けきれないこどもっぽさ、人見知りなくせにかまってちゃん、人の話を聞かない——などなど、自分のどうしようもないところを見るにつけ、そんな自分がいやになることは、よくあります。でも、それでも、そんな自分がすきだと思います。うまく言葉にできませんが、他の誰よりも、結局のところ、こんな自分がかわいいんです。それに、自分が自分を嫌ってしまっては、それこそ自分がかわいそうではありませんか。自分を一番愛せるのは自分だけ——と、まぁ、そんなことを思い口にし出したのも、ここ数年のことなのですが。

 今回の詩は、二〇一七年八月十四日に書いたものとなっています。書いた日付を忘れないよう文頭に入力していた日付と、更新日が、共に同じ日であるところを見ると、おそらく文章をあまりいじっていないと思われます。自己愛から自己嫌悪に向けて、少し意地悪とも思える、そんな言葉になっているでしょうか。

 書いたのがだいぶ前なので、当時の気持ちを思い出せないのが悔やまれますが、これも私の大事な言葉に変わりはありません。

 第二回以降も、早めにお披露目できたらいいなと思いつつ。

 お付き合い、ありがとうございました。またお会いできたら嬉しいです。

――――――――――

改稿情報

 二〇二一年三月三日、前書きと後書きを入れました。お待たせいたしました。

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