表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

69/88

第六十九話 後夜祭イベント~ライディース

(思わずゴックンまでしてしまった…だけど…何のフラグですか!私のハーレムは男だけですか!!そう言えば最近は女子より男子に色目を使われていたけど…何故、ジュドーまで?それに男相手だったら何も彼女と別れる必要ないじゃないか!!まあ…勝てませんと言うモブ令嬢の気持ちは解るわ。私も前世で彼氏に「こいつと付き合うから別れてくれ」と言われて男を紹介されたら勝てる気がしないから…。しかし解せぬ!)


そう心の中で叫びながらも頬は赤らめている。


「僕はレナンジェス一筋だ」


ジュドーの言葉がリピートする。


「令嬢達とよりを戻してください…」


レナンジェスはそう言ってトイレから逃げたが説得力に欠ける。


「レナンジェス、我と踊らないか?」


不意にライディースが手を差し伸べてくる。


「…はい」


レナンジェスは拒むことが出来ずライディースの手を取る。そして再び踊る。


「レナンジェス、何処に行っていた?」


「ジュドー様と少し話を」


「それにしてはジュドーの香水の香りがするのだが…」


「踊った後ですから」


「本当に踊っただけか?」


「…はい」


レナンジェスは呟くように言う。先程のジュドーの事を思い出してしまったのだ。


「レナンジェス?」


「何でしょうか」


「何処で話していたんだ?」


「それは…人気が無い場所で…」


「話しただけか?」


「…」


「何故、無言になる?」


ライディースは野獣の様な眼差しでレナンジェスを見つめる。


「恋の話でしたので…」


「それは…ジュドーが恋人と別れた話が関係するのか?」


「そうですね」


「しかし仲直りしていたぞ?」


ライディースは意地の悪い笑みを浮かべる。


(ジュドーよ、お前はケダモノだ!!私にゴックンさせておきながらもう寄りを戻しただと!!!流されてゴックンした私がただのビッチではないか!!!!)


「何故、怒る?」


「別に怒ってはいませんよ。仲直りしたなら良い事ですよ」


「そうか?レナンジェスの瞳はジェラシーに塗れているが…」


「気のせいでしょう」


「本当にか?」


そう言いながらレナンジェスの口元を見つめるライディース。


「あの…」


「何でもない」


ライディースはそう呟きながらレナンジェスのお尻を撫でまわす。


「何をするんですか!」


レナンジェスは小声で抗議する。


「確かめたのだ。レナンジェスが純潔かどうか」


「何を言って…」


「栗の花の香りが微かにするから」


「え?」


「レナンジェスよ、ジュドーにゴックンしたな?」


「何故そんな事を言うのですか?」


「質問に質問で返すな!我は興奮しているのだ」


「え?」


「ジュドーにまで其方を寝取られたのだ。この興奮は解るまい」


「…解りたくないです」


「そうか」


ライディースの言葉と共にダンスは終わる。するとライディースはレナンジェスの手を取りその場を後にする。レナンジェスはどうすることも出来なかった。




「これがジュドーの味なのだな」


トイレでレナンジェスに唇を重ねたライディースは妖淫な笑みを浮かべる。


「お戯れを…」


「そう思うか?我は其方の味も覚えているのだ」


そう言うとレナンジェスのスカートを捲り上げるライディース。そのままパンツを降ろすと…自らゴックンした。


「何時もより濃厚な味わいだったよ」


ライディースは淫らな笑みを浮かべながら言う。


「戯れが過ぎます」


「そうだな。だがこれで終わらせない」


そう呟くと懐から首輪と鎖を取り出すライディース。


「少し散歩させてくれないか?」


ライディースは瞳を潤ませながら言う。


「こんな所でダメですよ」


「頼む…」


「お預けです」


「…え?」


「悪い犬にはお仕置きですよ」


そう言いながらその場を後にするレナンジェス。


「放置されるなんて…」


ライディースは嬉しそうに呟いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ