表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不実の夢  作者: 神崎真紅
2/11

「伊藤、。」


不意に主任に呼ばれた。


「はい?何ですか?」


「コーヒー・・・淹れてくれ。」


「は・・・。判りました。」


何故?あたしに・・・??


「どうぞ。」


「さんきゅ。伊藤の淹れたコーヒーが一番美味いんだ。」


あぁ・・・。


そういう事でしたか。


・・・多分あたしの顔、真っ赤に染まってる。


雛が怪訝そうにこっち見てるもん。




------昼休み。


「ねぇ?華恋。主任と何か、あったの?」


ほら、ね。


やっぱり来たか・・・。


「何もないよ?」


「そう?華恋さっき顔真っ赤だったよ。怒られてもないのにさぁ。」


・・・気づきましたか。


「あんたには、隠しても無駄だね。あたしさ・・・。」


言葉に詰まる。


このまま話していいのか・・・?


「何?何なの?」


「あたし、主任の事好きなんだわ。」


「へっ・・・??変わってるね、華恋。」


・・・絶対勘違いしてるよ、こいつは。


「多分・・・陸より好きかも知れないな。」


「何それ?華恋の言ってる事って恋愛じゃないの?」


「・・・だからそうだって。」


頼むから、何度も言わせないでよ〜・・・。


恥ずかしいんだからさぁ。


「華恋がそれでいいんなら、いいんじゃない?」


あれ・・・??


案外簡単に受け止めたな。


「そう?じゃ応援してよ?」


「それは嫌だよ。あたし主任苦手だもん。」


ま、そりゃそうだわな。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ