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2-6 ステータス

 ホフゴブリンを倒したあと、ルナは再びステータスを確認した。


---------------------

名前: 猫神ルナ


レベル: 10


登録者数: 15,000

同接: 305


Vスキル: 配信(Active)

     アナリティクス


攻撃力: 100 (+305)

防御力: 148 (+305)

素早さ: 148 (+305)


スキル: ネコ発勁(はっけい)、にゃんこ百烈掌

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「レベル10になりましたにゃ!攻撃力や防御力も、ものすごく上がってる気がしますにゃ!」


 木漏れ日の下、ルナは魔石(大)を手に微笑む。

 ゴブリン、ホフゴブリンとの死闘を乗り越えた今、その成長は明らかだ。


にゃん民: おめでとうルナちゃん!

にゃん民: ネコ発勁に続いてにゃんこ百烈掌も使えるとか胸熱

にゃん民: さっきの戦闘、マジでリアルだったな…鳥肌立ったわ


「みにゃさんも、初めて来てくれた人たちも、本当にありがとうございますにゃ!

 みんなが見てくれるおかげで、私、こんなに強くなれましたにゃ!」


 ルナは両手を胸の前で合わせ、感謝を込めて微笑む。


にゃん民: 頑張ったよルナちゃん!こちらこそ面白いもん見せてもらった

にゃん民: やっぱり同接で強くなるとか異世界チート過ぎw

にゃん民: 俺も途中から来たけど、想像以上にガチで戦ってて感動したわ


 新規で来た視聴者からも、「いやー、噂どおり面白い」「次も見ようかな」という声がちらほら上がる。


「本当に、みにゃさんたちのおかげですにゃ。

 同接が増えれば増えるほど、私が強くなれるなんて最初は半信半疑だったけど、こうして証明されましたにゃ!」


 ルナは少し誇らしげに胸を張る。

 痛みはまだ残るが、勝利とにゃん民たちの存在が心を温めてくれる。


「これからも、私は異世界で頑張りますにゃ。

 みんなが見てくれるから、私は負けないにゃ!」


 コメント欄は「おつルナ!」「次も見るぞ!」などの声で賑わっている。


 その時、後ろで静かにしていた少女が、恐る恐る声をかけてきた。


「あ、あの……すみません。」


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