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美術部

久城と美術室に入ったら部員は7人しかいなかった。

男子は3人で女子が4人だ。

まだ男子がいるだけまじだと思ってた。


久城と俺は軽く挨拶をして先生に指定された席に着いた。

部長に挨拶をされたが部長は3年の緒方という人だ。


俺はそれから男子の所に挨拶をしに向かった。


3人とも一つ上の学年らしい。3人に名前を聞こうとしたら2人の先輩の声が小さくて聞こえなかった。しかし聞き返すのもなんか悪いと思い俺は聞こえてるふりをした。


もう一人の先輩は安彦先輩だ。

安彦先輩は優しそうな顔で声も聞き取りやすい音量だった。


俺はそれから女子に挨拶をしに行った。行きたくはなかったが流石に挨拶をしないとダメだと思ったからだ。


しかし久城は男子の先輩に挨拶をしたら席についていた。


久城女子の方に挨拶しないとかメンタル強すぎだろ。あとで何か影で言われるぞ…


俺は席に着くと久城に話しかけられた。久城と俺は前後ろの位置なので話しやすいのである。


しかし隣には河本がいるのでそこはこの席の唯一の悪い所だ。


そして久城に話しかけられたので久城の方を向くと久城の顔色がなにかおかしかった。


「どうしたんだ?」と聞いたら

「この部活に会いたくない人がいたんだよ」

と俺は誰なのかと聞こうとすると

「久城君美術部に入ったんですね!やっぱり私目当てできちゃった?」

と、久城は一人の女子に話しかけられてた。


しかしこの声どこかで聞いたことあるな。どこだっけ

「しかし久城君保健室出た後どこにいたの?私探してたのに」

「あの後すぐに帰ったよ。体調悪かったからね」

あ、保健室で久城に話しかけてた子か。

確か名前は……やっぱわからないな。


俺は久城に話しかけようとすると

「たしか黒田君?でしたっけ。久城君になにか用ですか?」


なんかこの子久城に馴れ馴れしいな。

直感で悪がこの女子もそうとうやばいやつだな


「黒田は俺の友達だ。それにお前に馴れ馴れしくされる覚えはない」

と久城は不機嫌そうな顔をしていた。結構久しぶりに見たなこの顔。

「そうなのか。じゃあこれからよろしくね黒田君。くれぐれも久城君には手出したらダメだよ。じゃあまたあとでねー」

といって席に戻った。


「久城。あの女子なんなんだ?なんか嫌な雰囲気がするんだけど」

「あいつは同級生の上田真紀だよ。俺もあいつがしつこすぎて困ってるんだ。ところで黒田?」

「なんだ?」

「俺に手を出してきてもいいんだよ?」

「うわキモ」

と、くだらない会話で笑っていたら緒方先輩に怒られた。


部活初っ端から怒られるとは…

そして俺と久城は部活が終わったあと安彦先輩と話してみることにした。


部活はシャーペンで絵を描くと言うシンプルなものだった。

他には水墨画や絵の具を使ったりするらしい。

俺はとても楽しみだった。



そして部活は5時くらいに終わり安彦先輩に俺と久城が話しかけよとすると

「安彦ー。一緒に帰ろー」

「わかった」

と、安彦先輩ともう一人の女の先輩で帰ろうとしていた。


すると突然陽毬がよってきて

「あの2人付き合ってるんだよ。お似合いだよねぇ。私も誰かと付き合ってみたいなー」

とこっちをちらちら見てくるので見ないようにした。


しかし安彦先輩が付き合ってるのは想定外だ。

そうなると3人の男子の先輩には話しかけずらいので、話せる男子は久城のみだが、久城には上田というやばい奴がとりついている。


そうなると俺と久城は全然話せなくなってしまう。それに俺と久城が話してる時あの性格なら割り込んでくる可能性もある。それなら一人でやっててもいいがそうなると一人でやってる時河本に話しかけられる可能性がある。


しかし部活を辞めるということは出来ない。

自分の行く場所は地獄ばかりすぎだろぉぉぉー


俺と久城は色んな事に疲れたのですぐ帰ろとしたら呼び止められたが声が河本っぽかったので無視してドアを出ようとすると手を引っ張られたのである

「なんで久城君帰ろうとしてるの。一緒に帰るんだよ?」

「黒田君なんで無視するの!一緒に帰ろ?」


俺と久城は断ろうとしたが美術部の部員のほとんどがこっちを見ていたので断りずらかったのである。


久城もそれに気づいたのか渋々承認していた。



今日から3週間ぐらいはこのくらいの短さになってしまいます(多分


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