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最強魔王が異世界で勇者になりました  作者: 湯切りライス
第1章ヤマト王国編
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魔王ギルドに登録する

 ギルド本部にはその後まもなく到着した。

 煉瓦造りで2階建のかなり大きな建物だ。

 1階部分は冒険者ギルドの依頼カウンターと酒場を兼任しており、今日が休息日だからであろう、酒場は昼間であるというのに賑わいを見せていた。

 エミリアを先頭にしてギルド内に足を踏み入れると、その喧騒がぴたりと収まった。

 そして、歓声が爆発した。


「おぉ!エミリア様だ!」


「エミリア様に会えるなんて運がいいぜ!」

 

 それに対しエミリアは特に驚く様子もなくニコリと微笑みながら手をヒラヒラと振っている。


「皆さん、私には気にせずお食事をお楽しみください」


 エミリアの一言を合図に酒場に元の喧騒が戻った。


「大人気だな」


「これでも王女でAランク冒険者だからね」


 ふふん、と自慢げに胸を張るエミリア。

 それでも強調されるほどの胸部装甲が無いのが妙に物悲しい。胸もAランクか。

 そんな事を考えながらエミリアの胸を眺めていたら、エミリアに睨まれた。


「どこ見てるのよ」


「見るほどないだr」


 殴られた。事実を言っただけなんだが。


「失礼しちゃうわね!ちゃんとあるわよ!」


 目を吊り上げながらエミリアは俺たちを置いてさっさとカウンターに向かって歩いて行ってしまった。シスは無言でギロリと俺をひと睨みすると、エミリアに追従した。


「今のは勇者様が悪いと思います」


 リーフィアに溜息混じりに言われた。

 事実を言って何が悪いんだか。


「ディスター殿。女心を勉強するっす」


 ルークは俺の肩にぽんと手を置いてやれやれと首を振ると、エミリア達の後を追った。

 女心か。俺は男だから、理解するのは難しいのではなかろうか。


「ディスター!早く来なさい!」


 殴られた理由を悩んでいると、エミリアに急かされたので俺もカウンターに向かう事にした。

 カウンターの向こうに居たのは兎人族の女性であった。腰まで伸びるピンク色の髪の上にうさ耳がぴょこんと伸びている。

 兎人族は発達した脚力が特徴だ。兎人族の蹴りは魔法による強化無しでも巨岩をも簡単に砕き割る。

 もう一つの特徴は美男美女が多いところであろう。目の前の兎人族の受付嬢もその豊満な胸元を強調した衣装を着ている。


「こんにちは、エミリア様。本日はどのようなご用件でしょうか?」


「こんにちは、リサ。今日は彼の冒険者登録をしにきたのよ」


「ディスアスター・サタンだ。よろしく頼む」


 そう言って紹介状を受付嬢のリサと呼ばれた兎人族に手渡す。

 リサはそれの宛名を見ると、手の空いていた隣の受付嬢を呼び止め紹介状を手渡した。

 隣の受付嬢は宛名を確認して頷くと、カウンターの奥に走っていった。


「ディスアスター・サタン様。当冒険者ギルドをご利用いただきありがとうございます。登録は初めてですか?」


「ああ」


「それではこちらの書類にご記入ください」


 そう言って1枚の書類を手渡された。

 その書類には名前と種族を書く欄があり、その下には注意事項等が書かれている。

 ふむ、種族か。

 俺は隣のエミリアの耳元に顔を寄せた。


「エミリア。種族の項目だが」


「それなら人族で良いわよ。そんなに厳密な物でも無いし、半分人族の血が入っているのは事実でしょ?」


「そうだな。そうする」


 名前を書き、種族の欄には人族と書いてその下に書かれている注意事項に目を通す。

 注意事項は簡素なもので、依頼に失敗すると事前に決められた額の違約金を支払うとか、ギルドカードを紛失すると再発行には銀貨1枚掛かるとかそういった内容だ。

 特に問題は無かったので書類をリサに渡した。

 リサは渡された書類さっと目を通し、ニコリと微笑んだ。


「はい、大丈夫ですね。それではこの内容で登録させていただきます」


 リサはそう言うとカウンターの上にある黒色の台の上に書類と手の平大の銀色のプレートを置くと、黒色の台を俺の方に差し出した。


「こちらの台に魔力を流し込んでいただけますか?」


 言われた通りに台に魔力を流すと、台が青く発光した。少しして光が消えるとリサは銀色のプレートを手に取り、内容を確認するとそのまま俺に手渡した。


「これで登録は完了となります。こちらがギルドカードになります。身分証の代わりにもなりますし、依頼の報酬もこのカードに振り込まれます。お金の引き出しは本人以外には出来ませんが、無くさないように気を付けて下さいね」


 渡されたギルドカードには名前と種族とギルドランクが書かれていた。

 このギルドカードは身分証の他にお金の管理も出来る。

 依頼を達成すると、報酬がこのカードに記録されるのだ。記録されたお金はギルドで自由に取り出す事ができる。

 便利な機能があるものだと思っていたら、案の定ヤマトが開発した魔道具らしい。

 奴は一体どこまで手を広げているのか。


「ギルドのランク制度についての説明はお聞きになりますか?」


「いや、結構だ」


 それについてはエミリアから既に聞いている。

 ギルドのランク制度は依頼と冒険者の実力とのミスマッチを防ぐために設けられた制度だ。

 依頼内容を冒険者ギルドが吟味し、ランクを設定する。ランクはFから始まり、E・D・C・B・Aと順に難易度が上がっていく。

 冒険者にも同じようにランクが設定され、自分のランクよりも1つ上のランクの依頼までは受注することが出来るが、依頼に失敗すると違約金を支払わなければならないので、大抵は自分のランクと同じランクの依頼を中心に受けるのが普通だそうだ。

 Aランクの上にSランクというランクも存在するが、これは国家公認の特級魔法師に与えられるので、冒険者ギルドと国家の二つの組織が認定する事で始めてSランクになることができる。

 Sランクの魔法師はそれだけで騎士爵相当の地位と報奨金を得るが、代わりに国家に危機が訪れた時に国家から召集されたら必ず受ける義務が発生する。そういう意味でも特別なランクと言えるだろう。

 冒険者のランクは冒険者ギルドが取り決めた条件を冒険者が達成する事で上げることができる。

 ちなみに俺のランクは登録したばかりなのでFだ。

 通常ならばこのまま依頼を受けてランクをコツコツ上げていくのだが。


「お前がディスアスター・サタンか」


 カウンターの奥からスキンヘッドの大男がのそりと出てきた。身長は2m近くあるだろう。顔中傷だらけで、彼の左腕のあるはずの場所には中身のない袖がぱたぱたと揺らめいていた。


「俺がギルド本部長のマチスだ。悪いが奥の部屋に来てもらおうか」


 わざわざ奥の部屋に呼ぶという事は推薦状関係の事であろう。

 エミリアに目配せをするとエミリアは1つ頷き返した。


「私も行くわ。リーフィアはそこの酒場で軽食でも摘みながら待っていて。シス、ルークはリーフィアをお願い」


「かしこまりました」


「任せるっす」


 シスがリーフィアの手を引いて酒場へと向かっていき、その後をルークが追従した。


「ではいきましょう」


 ギルド本部長のマチスに案内された部屋は彼の執務室であった。

 部屋の手前には二人掛けの黒革貼りのソファが2台、透明なガラスのテーブルを挟んで向かい合って置かれており、その奥には書類の山積みになったデスクと豪華な黒革貼りの椅子があった。

 マチスは手前のソファに俺とエミリアを座るように促すと、奥のデスクの横にある戸棚から急須を取り出した。


「緑茶は飲めるか?」


「私は好きよ」


「俺も問題ない」


「そうか」


 マチスが右手の指先を振るうと、戸棚の中から緑茶の茶葉の入った巾着がふわりと浮き上がり、急須の中に茶葉をさらさらと流し入れていく。

 その後巾着はふわふわと戸棚の中へと戻っていった。

 今度はマチスが手を開くと熱湯がマチスの手から急須に注がれていった。

 急須に右手で蓋をし、湯呑みが3個ふわふわと浮かびながら置かれた木の盆の上に着地すると急須もまたふわりと浮き上がり湯呑みに緑茶を注いでいった。

 全ての湯呑みに緑茶を注ぎ終えると右手で盆を持ちガラステーブルに盆を置き、1つずつ俺たちの前に湯呑みを置いていき、最後に俺たちが座っているのと反対側に自分の分の湯呑みを置いた。

 彼は何気なくやっていたが、これはかなり繊細な魔法操作技術であろう。

 茶葉や急須や湯呑みを浮かしていたのは生活魔法の"レビテーション"であろう。

 対象の重力を無くして浮遊させる魔法であるが、あのように使うには相当の修練が必要だ。

 熱湯に関しても緑茶を淹れるのにちょうどいい温度を水魔法で出すのも難易度が高い。

 この男の魔法技術の高さが一連の行動から伺えた。


「さて、ルーガートからの推薦状は読ませてもらった」


 マチスはソファに座り緑茶を一口啜ると、話を切り出した。


「ディスアスター・サタン。1週間前に召喚された勇者だそうだな」


「ああ、そうだ」


 俺も緑茶を飲みながら答えた。

 ぬるくもなく熱過ぎる事もない絶妙な温度だ。


「そして、異世界の魔王だったともここには書かれていた」


 右手に持った推薦状をヒラヒラと仰ぎながらマチスは言った。


「事実だ」


「魔王。つまりは、魔族の王だ」


 そう言ってマチスは俺に試すような視線を向けてきた。


「その異世界がどんな世界なのかは知らんが。この世界において魔族は敵だ。魔王なんてその中でも最上級と言ってもいい。そんなお前は俺たち人族に対して何も思うところはないのか?」


「ちょっとマチス!ディスターはそんな」


「悪いがエミリア。俺はこいつに質問してるんだ。少し黙っててくれ」


 マチスに釘をさされ、エミリアは引き下がった。

 この国の王女に対して随分な物言いだがギルドは国家とは独立した組織である。

 国家からしても冒険者ギルドの力は必要だし、冒険者ギルドからしても国家の力は不可欠だ。

 そのため、国家とギルドは対等な関係を築いているのだ。


「・・その推薦状には俺について何と書かれていたんだ?」


 マチスは訝しげな表情を浮かべて、推薦状を読み上げた。


「ディスアスター・サタン。異世界から召喚された勇者。また、異世界において魔王であった。ルーガート・ヤマトの名においてギルドランクBの冒険者として推薦する。後はその目で確かめられたし。だそうだ」


 なるほど。本当に概要だけざっくりと書かれている。そして一番大事な部分が書かれていない。


「俺の世界でも確かに人族と魔族は争っていた。だが、戦争はすでに終わり、人族とも和解している。俺が人族に対し思うところはないと言っておく」


「・・そうか」


 マチスは大きく溜息を吐くと、ぐいっと緑茶を一息に飲み干してがんっと湯呑みをテーブルに置いた。


「いやぁ!それは何よりだ!お前みたいな化け物じみた魔力した奴と敵対するなんて悪夢みたいなもんだからな!」


 そう言ってマチスはカラカラと笑った。

 化け物じみた魔力。マチスはそう言った。

 普通の人間では他人の中に内蔵された魔力を感じ取る事が出来ない。

 優秀な魔法師は他の優秀な魔法師の存在に敏感である。という言葉がある。

 この男は俺の魔力量を感じ取る事が出来るのだろう。

 内心でこのマチスという男に対する評価をまた一段上げた。


「そもそもエミリア様がここまで懐いてる相手だ。そんなに心配はしてなかったがな!」


「ちょっと。懐いてるって何よ。それじゃあ私がまるでペットか何かみたいじゃない!」


 そう言って口を尖らせるエミリア。

 マチスはひとしきり笑った後、また真剣な表情になった。


「ただ、いくら王国からの推薦があるとはいえ、実力も見ずにランクを上げるわけにはいかない。そこで、試験をさせて貰いたい」


「構わないが。内容は?」


「そうだな、俺との模擬戦なんてどうだ?」


「闘えるのか?」


 彼の左腕のひらひらと揺れる服の袖を見ながら言う。これほどの魔法制御能力を持つ魔法師のことだ。魔力量から言ってもまともに戦えるならまだギルドの本部長になどならずまだ現役だったのではないだろうか。


「お前相手に実戦形式は厳しいだろうな。だからルールを1つ付けさせてもらおうか」


「なんだ?」


「おれが魔法を一つ放つ。それを防げたら、Bランクへの昇格を認めよう」


 そう言ってマチスは歯を剥いて笑った。


 ◇


 ギルドの訓練場は建物の裏側にあった。

 さすがに王城の訓練場ほどの広さはないが、それでもかなりの広さがあった。

 ギルドの本部長自らが新人冒険者の試験を行うという情報は瞬く間に広がり、酒場にいた冒険者達は軒並み訓練場に駆けつけていた。

 それは酒場にいたリーフィア達も例外ではない。


「勇者様、本当に大丈夫ですか?あのマチス様の魔法を受けるだなんて・・」


 リーフィアが心配そうに俺を見ながら言った。


「あのマチスって男はそんなに有名なのか?」


「有名も有名ですよ!15年前の帝国との戦争においてお父様と共に最前線で活躍した元Sランク冒険者なんですから!"水龍のマチス"と言えばこの国では知らない人がいないほどです!」


「そうなのか。まぁ、大丈夫さ」


 ぽんとリーフィアの頭に手を乗せ、がしがしと撫でてやる。


「そうよリーフィア。例えマチスが相手でもディスターなら大丈夫。まぁ安心して見てなさい」


 エミリアが何故か自分の事のように自慢げに言ってのけた。

 何故俺の実力に対してエミリアが自慢げにするのかはまったくもって謎だが、特に否定する点はないのでそのままにしておく。


「さて、準備はいいか新人君」


 にやりと笑いながらマチスが言った。


「ルールの再確認だ。俺が魔法を一つ放つ。それを見事防ぐことが出来れば、Bランク昇格を認めよう」


 マチスの言葉に周囲の冒険者達がざわつく。

 Bランク冒険者とはつまり一流の冒険者の証である。それをいきなり今日登録したばかりの新人に与えようと言うのだ。ざわつくのも無理はない。

 また、Bランクとは本部長の権限で飛び級で与えられるランクの上限でもある。

 Aランクに上がりたければ依頼をこなす他ない。


「ああ。その条件で構わない」


「その意気や良し。この魔法を防いでみろ!」


 そう言ってマチスが右手を前に掲げると、膨大な魔力が集っていく。

 それはやがて8体の巨大な水の龍を形取った。

 その水龍1体1体に途方も無い魔力が込められている事が肌で感じられた。


「"八岐大蛇"」


 マチスが右腕を振り下ろすと同時に8体の龍が襲い掛かってきた。

 俺は瞬時に身体強化魔法を掛けると、思い切り後ろへ跳びすがった。

 先程まで俺がいた場所に水龍達の頭が殺到する。

 ドパンッ、という強烈な破裂音と共に水龍達の頭が多量の水と共に弾け飛ぶが、やがてすぐに再び水龍の頭を形取った。

 なるほど、獲物を食い破るまで追い続ける類の魔法らしい。

 ならば、と右腕の拳を握り締めると、その右拳に黒い極光が集まり始めた。

 この物量だ、小砲では足りないだろう。

 右拳に集まっていた極光が更に勢いを強め、それはやがて俺の身長の2倍ほどにまで成長した。

 そして、再び襲いかかってきた水龍達に向けて拳を突き出した。


「"黒灼大砲"」


 拳から放たれた黒い極光は8体の水龍と凄まじい音と衝撃を放ちながら激突し、少しずつ水龍を食い破り始めた。

 こんなに濃い魔力を"喰った"のは久方ぶりだ。

 極光はまるで喜びに打ち震えるかのように勢いを増しながら水龍を頭から食い尽くしていく。

 やがて水龍を根元まで食い散らしたところで腕を振るうと、黒い極光は俺の身体へズルズルと戻っていき、やがて消えた。


「なんだ・・今の魔法は・・」


 目を見開いてこちらを見るマチス。

 周囲を見ると見物していた冒険者達はマチスと同じ感情に支配されていた。

 それはすなわち恐怖。

 自分とは違う得体の知れない力に対するその感情は俺にとってはもう慣れたもの。

 俺の今までの人生で関わり合った者達は皆が一様に恐怖と隣り合わせだった。


「それで?試験の結果は?」


「あ、ああ。もちろん合格だ」


「そうか」


 肩を竦めながらエミリア達のもとへ一つ歩みを進める。

 それに合わせて見物の冒険者達がじり、と一歩下がる。

 この世界に来てからこの感情を向けられた事は無かったが、やはり世界が変わっても同様らしい。

 そう言えばここまで大規模な力を使ったのもこの世界に来て初めての事であった。

 今までは気軽に接してきていたエミリア達もこれを見たら態度を変えるだろう。

 周囲の冒険者達の視線を感じながらエミリア達のもとへ戻った。


「お疲れ様」


 声をかけて来たのはエミリアだった。

 視線が下向きに固定されているからエミリアの表情は見えない。

 彼女はどんな表情をしてるだろうか。

 恐怖だろうか、あるいは驚愕か。

 どちらにせよいい表情ではないだろう。


「どうして合格したのに下を向いているの?胸を張りなさいよ!あのマチスの魔法を完封したんだから!」


 言われてエミリアの顔を見る。

 エミリアは興奮していた。

 頰を紅潮させて、口元を吊り上げて俺を見ていた。


「さすがはディスターよね!今の魔法も凄かったわ!でも、いつか必ず貴方の魔法も防げるような結界を張れるようになってみせるわ!」


 エミリアは恐怖するでもなく。

 まるで自分の事のように自慢そうに語った後、更に俺に張り合ってみせた。


 俺の力を見て。

 張り合ってみせたのはこれで3人目だ。

 龍神と、ヤマトと、そしてエミリア。

 エミリアの力は前者2人にはまだまだ及ばないけれど。

 それでも貴重な3人目だ。

 気付けば俺は笑っていた。


「その頃には俺は歳を取り過ぎてじじいになってるんじゃないか?」


「失礼ね!すぐよすぐ!城に帰ったらまた訓練付き合ってよね!」


「ああ、わかった」


 恐怖に囚われる周囲の反応を置き去りにして、俺とエミリアは笑っていた。

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