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Grim Reaper Blood  作者: んご
20/62

20話 夕食と明日の献立と

今回短めです。

2,3日中にもう1話投稿する予定です

起き上がって部屋の照明を点ける。

時刻は午後6時前、もうすぐ夕飯だが汗でべたついて少々気持ち悪いので先に風呂に入ることにした。


既にお湯が張られていたので姉さんが先に入ったのだろう、夜に親が入るとしたらお湯を入れなおすので浴槽を洗ってから風呂場を出た。

服を着てタオルで頭を拭きながらダイニングルームへ行くと夕飯の匂いが漂ってきて食欲を刺激され今日は洋食か、なんて考えていると即席のマッシュポテトにお湯を入れて練っていた姉の(つばめ)が声をかけてきた。

「ひなちゃんもうお風呂入ったの?」

「うん、ついでに浴槽も洗っておいたよ」

「そっか、ありがと」

そう言って作業に戻った姉から視線を外してテーブルを見ると用意されている食事は2人分、と言うことは親は今日も帰りが遅くなるのだろう。

そんなことを考えている間に姉さんはマッシュポテトを練り終えて小鉢に盛ってテーブルに並べていた。

家の夕飯は当番制なので明日は僕が夕飯を作ることになるので献立を考えておかなければ……。

「「いただきます」」

姉さんと席に着いて食事を始める。

テーブルに並んだ献立はみじん切りにした野菜とベーコンを包んだオムレツにロールキャベツの入ったコンソメスープとサラダ、それにマッシュポテト、マッシュポテトの上にはグレイビーソースがかかっている。

今日は洋食なので明日は和食がいいかな、なんて考えていると姉さんから声をかけられる。

「春休みは何か予定はあるの?」

「いや、特に無いよ、大抵蓮華に誘われたオンラインゲームやってると思う」

「ふーん、受験生何だから勉強もちゃんとしなくちゃダメよ?」

「わかってるよ」

「ならよろしい」

いつもの注意にいつもの受け答え、それに対してまたいつも通りの笑顔で返してくれる姉さん。

といっても僕も姉さんも食事中にあまり話す方ではないのでこれ以降会話と言ったものは特になく、二人で黙々と食べ進めて食事は終わった。


姉さんと二人で食器を洗った後は特にすることもないのでそれぞれの部屋へ、部屋に入ってすぐに時計を見ると時間は思ったほどたっていなかったようで時刻は午後6時30分前と言ったところ。

この調子ならゲーム内時間もログアウトした翌日の昼頃だ、ソフィアさんとも訓練できたな…なんて思ったがソフィアさんももう別に予定を立てているかもしれないし、ロータスとの再ログインの約束も7時からなので別段慌ててログインすることもないだろう。

7時まで明日の夕飯の献立でも考えておこう。

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